・February 23, 2017Magical Furniture

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Magical Furniture
Jupiter Clock ¥15000+TAX
Coffee Drip Stand ¥5000+TAX
Curved Wood Shelf ¥10000+TAX

このところ当店では30代の若手ウッドワーカー達
が何だか元気な感じ。
simple wood product、Bespoke wood worksに続いて、
神戸王子公園近くに工房兼ショップを構える
Magical Furnitureのオリジナルアイテムをお取り扱い開始。

主宰する小寺さんと当店はオープンから関わりがある。
什器で使用しているテーブルの脚や入口ドアの改修工事
をして頂いた。寡黙な家具職人って感じなのだけれど、
内に秘めた想いは熱くて強い。仕事も色々な人と関わり
があってそれは職人としての腕は勿論のこと、人柄あって
こそだと思う。

先月頃だったか、大雪が降った数日後の寒い夕方に小寺さん
は営業に来られた。まだどこにも案内してないんですがと
資料を見せて下さった。以前からホームページで拝見させて
頂いていたので、なんだか馴染みがある感じだった。
気になるアイテムをその場でお伝えしたらまたお持ちします
との事だった。その時の小寺さんは以前により眼に力があって、
とても頼もしい感じだった。

色々とリリースされているオリジナルアイテムの中から当店では、
木工旋盤で削りだされた壁掛け時計と、好きなドリッパー
と好きなマグやポットでドリップコーヒーを楽しむ
ドリップスタンド、それから真鍮のワイヤーと曲げ板を
組み合わせた吊棚をセレクトさせて頂いた。
どれも彼の繊細かつモダンな感性がそのままモノに表れたようで、
洗練された存在感、空気感を放っている。自然体で今の風を感じ
ながらモノ作りをされたような気配を感じて素敵。

まったく関係無いのだが、うちの娘は保育園でマジカルか
ミラクルのどちらかのアダ名で呼ばれている。
なので、小寺さんのことも愛を込めて「マジカル」と
心の中で呼んでいる。
小寺さん、ありがとうございました!


・February 22, 2017wednesday

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月曜、火曜と夕方は子供達の歯医者だった。
付き添うのは2回目、3回目。
まず月曜は陽ちゃん。マノちゃんを迎えに行ってから一緒に。
慣れたもので治療の最中、合間に先生&歯科助手さんと普通
に喋っていて可愛らしかった。
そして火曜はマノちゃんだった。歯医者は予約した時間から
30分から1時間位ずれて診察開始なのでいつも待ち疲れ
してしまう。両日とも結構待ってからの診察でやっぱり
草臥れてしまった。
マノちゃんの日、彼女はまだ独りで診察椅子に座る事が
出来ないので、ぼくがその椅子に座りその上にマノちゃんが
というパパ椅子方式だった。先生に覗き込まれて、
ライトを当てられると自分も疑似体験したような感じだった。
治療は上手に受けてくれたが、レントゲンは怖かった
ようで断念。うつむいて顔を横に振りながら小さい声で
嫌だと言い、左目から一粒の涙がぽろりとこぼれ落ちた。
その時、レントゲンの機械をめちゃくちゃに壊して
やろうかと思った。親バカ。

今日は以前から計画しいていた奥さんとの映画デート。
当店には定期的に大阪・十三の第七藝術劇場から映画の
チラシが届いているのだが、気になるものがあったので
初めて行ってみた。三田からは高速を飛ばすと50分程
だった。映画館の近くは飲み屋と風俗が入り乱れていて
猥雑な感じで良かった。昼キャバレーが元気に開店して
いて店の前に女の子が2人寒そうに立っていた。
映画は予想をしていた感じで、美味しそうな場面や
チャーミングな場面、悲しい場面等があって淡々と時間
が過ぎて行った。主役の生活者達は信念を持った美しい
生活をしていたが、映画の時間に切り取られていて、
色々物足りなく感じてしまった。調べてみると20年程
前に映画と同じような内容の夫妻の本が出ていたので、
古本で探してみよう。当時から注目されていたのかな。
昼ご飯は十三周辺を色々探した挙げ句、がんこの本店。
「本店やでぇ」と言ってそこに決め、「本店。本店。」
と言いながら入店した。コスパの高いお値打ちのランチ
メニューが沢山あってびっくり。料理が出るスピード
も王将ばりに早いし、ホールのお姉さんもキビキビと
しているし、レジ横のお土産物も値段が抑えてあって、
ものすごい徹底感が凄かった。目の前は俗武者という
凄いネーミングのお店で、今年一番ガツンときた言葉
だった。後でネットで調べちゃった。

夕方、奥さんと2人でマノちゃんを保育園に迎えに行った。
陽ちゃんは家でじじばばと自由時間を謳歌。早迎えのマノ
ちゃんは数人のクラスメイト達と次々タッチをしながら
教室の外へ出て来た。仲間だな。へへっ。陽ちゃんに内緒で
ジュースでも飲みに行こうよと誘いキビトパンへ。
美味しいリンゴジュースがあるのだ。家用にキビトパンと
あとチョコレートスプレッドを買った。
夕方のリラックスムードが漂う中、はじめて家族でお茶
させてもらって、とても良い感じだった。奥さんチームは
息子話に花が咲いていた。マノちゃんはリンゴジュースと
バナナマフィンを静かに食べていた。
キビトパンには紙の媒体で色々なお店の情報が集まってくる。
大きめの告知フライヤーをどのように壁に貼ろうかと思案する
キヨさんの愛情溢れる姿を眺めながらコーヒーを飲んだ。
うちのセツローさんのハガキも持ってこなければ。忘れて
しまったので、明日持ってきます言い、ついでにフォカッチャ
のお取り置きもお願いした。明日のヒルメシッチャなり。


・February 20, 2017小野セツロー展

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小野セツローさんの作品展を当店にて開催
いたしますのお知らせ。
お店を営んでいてセツローさんとご縁があるとは
思わなかった。

セツローさんの事は金沢Gloiniの森忠師匠に教えて
頂いたようなものだ。師匠が店長をしていた神戸栄町の
vivo,vabookstoreにラトルズの本が色々入荷していた頃。
雑貨業界に入る少し前。
ラトルズはコンピューター書の版元なのだが、当時作家モノ
の本が色々出ていて驚いた事を覚えている。
そういう編集者が居て、そしてそんな時流だったのだと思う。
セツローさんの本も勿論置いてあって、コーナーになって
いたように思う。当時はvivo,vaの近くの器屋さんでは
セツローさんの個展もされていたように思うが、残念ながら
それには足を運ばなかった。当時の僕にはまだ早かった。

当店にセツローさんが来られてから、その方がセツローさん
だと分かるまで3、4回位ご来店頂いたかもしれない。
一番最初は畦地梅太郎を知っていると言われていて、
「ほんまっすか!」と言ってしまった。高知からなんすね、
地元で、だからへぇ〜とお話するだけだった。
なので、2回目、3回目に来られた時は絵の好きなおじいちゃん
が来て下さったという感じだった。いつも来られるとゆっくり
じっくりとお店を回遊されて気になるものを手に取られていた。
お買い物もいつもして下さって、新しい物、古いもの、綺麗な
もの、変わったものと、選ばれるものが幅広くて、雑貨屋の当店
としてはそれがとてもとても嬉しかった。
セツローさんだと分かった時は奥さんとカウンターに居た時で、
「うわーまじっすかー!」と大声を出したのを覚えている。
それまでに買って下さったものだったり、ものを手に取られた
様子等が一気に頭に浮かんで、そうだったのかぁと思った。
洗練された器屋さんとか、骨董屋さんの世界の方という
イメージだったので当店のような雑貨店に正直来られるとは
思わなかったので本当にびっくりした。
それからハサミがお好きと聞いて、ブルガリアの羊毛用のハサミ
をセツローさん用にお探しして、それをご提案したらとても
喜ばれて、なんとそのハサミを絵にしてプレゼントして下さった
事もあった。とてもとても嬉しかった。

今回の作品展ではセツローさんが、当店で出会った物を描いた
新作素描と過去のスケッチ、土物、かんざしが並びます。
フライヤーのデザインはいつもの如くF君にお願いした。
撮影した写真を送って、イメージを伝えたらドンピシャで
仕上げてくれた。文字の選択、行間、バランス等、隙無くビシッ
と緊張感のある洗練されたものになって良かった。頼りになる。
あと、イギリスの壁紙職人が使った古いテーブルを見つけたので
作品展で使用する予定。道具がお好きなセツローさんにぴったり
かもしれない。素敵な展示になるよう当店も頑張ろう。



・February 18, 2017nest Gの植物展

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nest Gの植物展 2/26(日)まで

本日からスタート。
Gさんによるリースとスワッグが沢山並んだ。
店の一角が緑に彩られてとても素敵な風景。
植物からは良い香りもただよってきて、なんだか
少し早く新しい季節がやってきたような気分。

nestというテーマで作られたリース達はとても
存在感のある仕上がり。作品は勿論美しいのだが、
その中には野生を感じるようなナチュラルな強さ
も備えてあって、これまでにない雰囲気でとても
素晴らしい。今回、苦心されたそうなのだが、
自然のモノを相手に色々考えながら手を動かし、
完成を目指して制作するGさんの姿が浮かんだ。

今回は彼女が在店時に作業をしながら常駐する
スペースも設けたので、もしかしたらその場で
リースを作ってもらえるかも。今日と明日は開店
から夕方あたりまで在店予定です。
Gさんの美しい世界をお楽しみください。

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・February 17, 2017TATAMIZE TALL HAT

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・TATAMIZE   TALL HAT
col : BLACK  OLIVE CHAMBRAY WHITE
price : ¥8000+TAX

TATAMIZEから新作ハットが入荷。
これ凄く良い感じ。バケットタイプなのだけれど、
トップスにボリュームをもたせているので、手で形を
色々変えて楽しめるようになっている。

バケットハットのルーツはイギリスの農民、漁師が
かぶっていたウール素材のものだそう。
そこから何百年か経って、タタミゼ八重畑さんの
柔らかな感性で素敵に進化したって感じがする。
2月の後半になった数日前あたりから、おぼろげ
ながらに春の気配のようなもを感じる。
洗いざらしのシャツと軍パン、スニーカーをはいて、
そんでもってこのTALL HATをかぶって出かけたら、
とても良い気分だろうなぁ。

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・February 16, 2017画家のことば

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香月さんのこんな本あったんだねぇ。
久々に出会った良いツラがまえの本。
箱入りも良い。古本。読まずに店出し。

今日は外仕事で大阪経由で京都へ。
色々あって驚いたが、最終的にハナシがまとまって
よかった。春のような暖かさだったので、運転も
気持ちが良かった。モリチュウ師匠から借りっ放し
のコンピレーションを聞いたがとても良かった。
スピナーズの「It's a shame」がたまらんかった。
帰り道の亀岡あたりでは、おばちゃんが運転する
車が体当たり気味で割り込んで来てひやっとした。
クラクションはならさなかった。

セツローさんの作品展用の配布ハガキのデザインが
あがってきた。少し前に作品をお送り頂いたのだが、
その中の新作の絵だけをカメラで撮影して、いつもの
ようにF君にデザインを依頼した。
絵に描かれたものは当店でセツローさんが買って下さった
物たちだった。絵は過去の作品と比べてみると明らかに
今の線というのが分かって、これがとてもとても素敵だった。
ハガキのデザインはシンプルで洗練された方向性でお願い
したが、F君気合いが入っていて良い具合に仕上げてくれた。
そんでもって明後日からはGさんの作品展だ。今日は売場の
スペースをずずずいっとあけた。明日の夕方設営の予定。
グリーンが店に並ぶと、良い香りもして素敵な気分になる
んだよな。どんな風景になるのだろう。Gさん明日は
宜しくお願いします。


・February 15, 2017wednesday

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水曜店休日。
朝から銀行、スーパー、ゆうや、ちょいとドライブ
って感じで動いた。水曜日は奥さんが小学校の支援
ボランティアをしているので14時には家に戻らな
いといけないので、そんなにうろうろできない。
放課後に図書室で子供を見るってやつ。子供達は
いつも宿題をしているそう。

奥さんが小学校へ行っている間は僕とマノちゃん
2人になるので、いつも近くの有馬富士公園へ遊びに
行っている。今日は僕に恐ろしいレベルで睡魔が襲っ
てきていたので、行かない方向性にしたいなと思い
ながら、ホットカーペットの上に寝そべりあと10分
だけねと言いズルズルしていたのだが、意志のカタい
彼女は行くと言ったら行くので、根負けしてエイヤッ!
と起きて公園へ向かった。いつも車で行くが、今日は
歩いて行きたいというので、とぼとぼ歩いて向かった。
彼女はいつの間にかしっかりと歩けるようになっていた。
抱っこしてとも言わないし、途中で後ろ向きに歩いたり、
走ったり。パパちょっと感動。あと会話のやりとりは
女の子らしい感じというか、色々ふくませたり、
本心じゃない事をこちらに合わせたり、かわしたり
して、いやーもうすごいやね。

いつも行く鬼ゾーンでフワフワしたスポンジみたい
なのに乗ったり、大すべり台をしたり、迷路したり、
これ先週もやったぜな動きを全てした。
コンクリートのドーム状のところに鉄筋を叩いて
楽しむやつがあるのだが、音が響き回っておもしろ
かった。そのゾーンは誰もいなかったのでそこで、
アイフォンを取り出し山下達郎のスパークルを流し
てみたら超良い感じだった。
平日のこの時間帯に居るのはマノちゃんよりも
小さい1歳から3歳くらいまでの子が多くて、
そこでもあんなに小さかったマノちゃんがもう
この場にいる子供達のなかでは一番お姉さんだなと
感慨深くなってしまった。
今日はターミネーターの音楽、ダダッスダダンッ!
というのを何度も言いながら子供を抱っこしいる
元気なお父さんが居たり、あとは遊具ゾーンに似つ
かわしく無い不倫カップルみたいなのが、場違い
な空気を端っこのアイスの自販機のベンチあたりで
出していたりした。他、2月の公園はメンテ期なのか
森のゾーンではチェーンソーの音が鳴り響いていて、
池の横にある休憩小屋には足場が組まれ、改修工事
の真っ最中だった。
戻る途中にはターザンロープを5回程した。調子に
乗って勢いをつけて送り出した瞬間、彼女はずり
落ちて、1バウンドして顔から着地したが、ウマい事
受け身をして、怪我無しだった。ちょっと泣いたが
すぐに立ち直っていてエラかった。

家に戻ると陽ちゃんが宿題を終わらせて楽しそうに
ドラえもんを見ていた。しばらくするとカラオケに
行きたいと行ったので、4人で歌いに行った。
先週もカラオケしたんだよね。1時間、子供達が
歌いたいやつを沢山歌った。僕と奥さんは1曲ずつ。
奥さんには僕が選んだユーミンの「ようこそ輝く
時間へ」を歌ってもらって、自分はクレイジーケン
バンドの「7時77分」を上手に歌えて大満足。
イイネ!


・February 14, 2017FANTA

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店の隣の森、いわゆるバーンフォレスの草刈りを
昨日じいちゃんがやった。ここは僕が産まれる
前あたりに牛を放牧していた場所だ。

僕はこの中が意外と広くてひらけていることを知って
はいたが、奥さんとマノちゃんは知らなかったので、
「すごいよぉ。」と感心したように言っていた。
マノちゃんが、「パパ一緒に行こうよ」と言うので彼女
と森に久々に入った。土手を上がって少し行くと急に
広がったような場所がある。今日気付いたのだが、
そこのまわりにある木はなぜだかてっぺんが中心に
向かい、覆い被さるようにはえている。
中心部であぐらでもかいたら何かパワー的な物が
おりてくるかもしれないと、マノちゃんそっちのけで
やってみたが、何のあれも無かった。

戻る時に黄色と緑のキャッチーな色の物体が
枯れ葉に埋まっているのを発見した。
引っ張り出してみるとファンタの空き缶だった。
パインフルーツ。洗練と愛らしさの中間という絶妙
なデザインはもちろん、パインにフルーツを付けて
いたんだなぁ、可愛いなぁとちょっと心が明るくなった。
その場で調べてみると87年に出た銘柄だった。
発売から今年でちょうど30周年。
発売当時、自分は10歳。その時分はこのあたりの
森に秘密基地を作ろうと奮闘していた時があったのだが、
きっとその時に捨てたものだろう。
でも何十年たってもそんなに朽ちることなく、
ファンタの缶がここに在ったのは驚きだ。
ひょっとして何かのパワーがこの森で働いているからかも
なんて。というか、アルミって強いのかしらん。
とりあえず、このファンタの空き缶を綺麗に洗ってやった。
奇跡のファンタとして、しばらく店の裏にでも置いておく
ことにした。ちなみに20年位前?にナッチという女性
アーティストの曲で「FANTA」ってのがあった。
これはグローバーワシントンjr.のJust the two of usを
サンプリングしていた。

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・February 12, 2017YUMING / PEARL PIERCE

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・YUMING /   PEARL PIERCE  (82年)

松任谷由実の13枚目のアルバム。
キャッチコピー
「YUMINGの世界は恋、愛、想、波瀾万丈。刺激的。」
ブックレットイラスト : 安西水丸
アートディレクション : 太田和彦

■参加ミュージシャン
キーボード : 松任谷正隆
ドラム : 林立夫 島村英二
ベース : 高水健司
ギター : 鈴木茂  松原正樹
パーカッション : 斉藤ノブ 浜口茂外也
サックス :  Jake H. Conception

先月雪が積もった時に、これを聴かねばとユーミンの
「PEARL PIERCE」を愛車のデッキに滑り込ませて
保育園までの車内で流した。
1曲目の「ようこそ輝く時間へ」は個人的にユーミンの
曲の中で一番格好良いと思っているやつで、それを
雪景色の中で聴きたかったのだ。

雪景色の中、ユーミンを聴くと僕と奥さんとマノちゃん
の3人はもの凄く気分が上がってしまった。
まず奥さんが真っ先に上がり、
「なんだか車でスキー旅行にいくのも悪くないわよねぇ〜。」
と今まで聞いた事が無いようなフレーズが飛び出した。
僕も気分が良かったので「よっしゃマノちゃん、みんなで
スキーにでもいこかぁ〜。温泉もあるで〜。」と言い、
マノちゃんは「やった〜!!」だった。

保育園の駐車場で、そうだミュージシャンのクレジット
を見てみようとチェックしたら素敵なインナーブックレット
が入っていて、胸がズギューンとなってしまった。
安西水丸。実はそんなに好きじゃないのだけれど、
この発色の良い緑色のカットソーを来た細い線の
女性にうわぁヤバいと心奪われてしまった。
以前に買ったアルバムはミュージシャンのクレジット
が無かったので、このPEARL PIERCEも読むに値しな
いとチェックしていなかったのだ。

あまりにこの水丸さんによるブックレットが素晴らし
かったので、レコードを探してゲットしてしまった。
上の写真はレコードのものだ。
ジャケットのアートディレクションはデザイナー
時代の太田和彦によるもの。当たり前だが居酒屋感は
無いね。外ジャケは80年代感が凄い。
インナーブックレットは全部で10ページ。
レコードサイズは存在感もあって、アートブックと
しても素晴らしい。ちなみに音も最高。林立夫と高水健司
のリズムセクションが格好良い。あまり無い組み合わせか
もしれない。東と西。
僕はこの「PEARL PIERCE」か前作「昨晩お会いしましょう」
がユーミンのアルバムツートップなり。
ちなみにユーミンは「PEARL PIERCE」が一番気に
入っているそうだ。


・February 11, 2017浅草

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東京出張は前回の感じで、絞られたメーカーの展示会に
ライトに寄ってから本丸の巨大展示会を攻めた。
本丸は西から攻めたら、雑貨に関係ないようなブースばかり
でなんだこりゃだった。とりあえず宝石コーナーにあった
プラスチックの緑の手型を景気付けに買ってみたけれど、
何の効果も無かった。東に行くといつもの感じでホッ。
欲しかったメーカーさんのカタログを手に入れ、いくつか
知った顔の方々にお会い出来た。密か?に新三田にある雑貨
メーカーさんも出店されてらっしゃった。

この日の夜は荒物問屋・松野屋の松野さんに浅草をご案内頂く
とても楽しいお約束があったので、松野さんのところのブース
を探しながら歩いていたら、後ろからフレンチワークの
ブルーのジャケットを着た人が僕を追い抜かし、
「リックでわかったよ!」と声が。
松野さんだった。「こんにちは」と言いながらもリュックを
リックと言う江戸弁に感じ入ってしまった。
僕はいつものスウェーデン軍の緑のリュックを背負っていた。
フラップと本体の間にはブラウンズビーチ風のベストを
雑な感じでワイルドに挟んでいたので、なかなか男らしい
後ろ姿だったと思う。自分で言うなよな。
松野さんとお会いした後、色々ブースを回ったが、
もはや気持ちは浅草一色だった。

浅草へは17時頃に到着した。
新橋から浅草線に乗って向かったのだが、宝町、日本橋、
人形町・・・と駅名に風情あって、ああもう最高と独り
悦にいっていた。浅草で降りると、広告関係が和菓子や
祭りのもので、さらに階段の上からは線香のような香りが
ただよってきてそこでもやられてしまった。
泊まったホテルはTHE GATE HOTEL 雷門というところ。
普段泊まるホテルより高かったが、綺麗で洗練されていて
オシャレでものすごく気分が良かった。チェックインした
日は小雨が降っていて、ホテル自慢のテラスからはスカイ
ツリーは見えなかったが、テラスにあるバーで生ビールを
オーダーして、夜景手前の景色を眺めながらビールを呑む
のは最高だった。

そのスカイツリー無しの浅草の景色をインスタグラムに
アップすると、当店ご常連のTさんからすぐにメールがあった。
メールには浅草の眼鏡屋さんとのヒレ酒を呑んだ素敵な想い出
が綴られていて、ぜひ行ってみてくださいとの事だった。
音速で眼鏡屋さんを探しだし、店内に突撃した。なんと
ホテルから3分の所だった。これこれこういうことでやって
きましたエヘヘとお伝えした。店主はびっくりしておられたが、
優しく丁寧に応対して下さった。Tさんが眼鏡業界に興味
があった学生さんだった事、自分は店の4代目である事等を
教えてくださった。同じ商売人として何かを買って帰りたか
ったのだが、買えなかった。すんませんっ!と思いながら
ショップカードを頂いてお店を出た。すぐにTさんに報告し
たら、早っ!とツッコミが帰ってきた。仕事早いんです。

松野さんとは雷門の下で待ち合わせだった。
時間丁度に来られた。小雨が降っていたので、足早に境内を
抜けて、「むつみ」という釜飯屋さんへ案内して下さった。
むつみへ行く途中も漁師の網に引っかかった観音様の事や
すぐ近くに産まれたお父さんの事等色々と教えて下さった。
むつみは浅草の市井の人が通うような気取らない素敵なお店
だった。古めかしい風情情緒が凄い感じではなくて、蛍光灯
と畳の明るい感じで、BGMは無く板前さんとバイトのお姉さん
の軽やかな会話が心地良かった。注文係の方はシャキッとした
お兄さんで、大きな声でハキハキとしていて気持ち良い方だった。
松野さんは慣れた感じで、お造り盛り合わせ、えびしんじょ、
ナマコ酢、釜飯、アラ汁をお兄さんにオーダーして下さった。

雑貨業界の大先輩に改めて僕の世代が知らない80年代頃
の雑貨業界黎明期の事を尋ねてみた。やっぱり70年代中盤に
産声をあげた文化屋雑貨店の太郎さんが起点で、あとは男っぽい
雰囲気のペンギンカフェの事だったり、大手アフタヌーンティー、
フォブコープ、西武などなど。当時の流れやそれぞれの事をお話して
下さり、僕はフムフムを聞くばかりだった。
お話しながらも松野さんの食べ方、箸さばきのキレが良かったり、
甘いさしみ醤油は苦手でいけねぇと言われたり、とにかく江戸感
があって格好良かった。あと他に松野さんからは小林泰彦、信彦、
植草甚一、雑誌の銀花、小池一子、鶴田真由、京都の商人、小商い、
ビーンやフィルソン、REI等のアメリカンアウトドアメーカーの事など
とにかく色々お聞き出来て勉強になった。
松野さんはフィルソンのウールベストを着用されていたのだが、
僕もたまたまフィルソンのセーターだったので、浅草の釜飯屋で
アメリカかぶれしたフィルソンズがいるぜって思うと楽しくて
仕方がなかった。今回、ベンリ師匠も日が会えばご参加下さって
いたのだが、もしこの場に居たら師匠は80年代を知っているので、
また違った角度からの話や意見が出て面白かっただろうなぁ。
お酒が進んで、色々が盛り上がったところで、松野さんが突然
僕に「太郎さんと会わせたいねぇ」とおっしゃった。
次回は僕がベンリ師匠を必ず連れてきますので、松野さんは
太郎さんをお願いしますと言ったら、松野さんの口から渾身の
「良いねぇ!」が出た。松野さんはベンリ師匠と凄く会いた
かったのだ。長いおつきあいだと思うが案外お酒を呑んでい
ないのかもしれない。料理はどれももの凄く美味しかった。
えびしんじょとアラ汁がん〜もうっ!あとお造りの甘エビは
小さなグラスの上に乗っていたが、グラスには電気でピカピカ
光るボールとドライアイスが入っていて、凄い演出だった。

2軒目はアメリカ南部系のジャズパブ「HUB」へ。
むつみからは歩いて10分ほど。
繁華街を抜けながらおすすめの蕎麦屋さん、大衆演劇場、
演芸ホール、閉まってしまった温泉等を素敵に通過、案内
して下さった。ホッピー通りとして今は人気の通りも昔は
あんまり良いイメージじゃなかった事、白塗りのおばあさんの
娼婦の事、キヨシという芸人・芸者の使いっぱしりをしていた
ホームレスの事等もお聞き出来て、浅草という街の歴史に思い
を馳せてしまった。
HUBでは二言三言だけ松野さんと会話しただけで、あとは
ハイボールを片手に1時間半ほどスイングユニット・Fats&Fats
のご機嫌な演奏に酔いしれた。どちらもFatsだが、歌とトラン
ペット担当のFatsは喋りもウマいし、演奏、歌声も最高だった。
ピアノのFatsも鍵盤タッチが力強く、でも時に繊細で表現力が
あって素晴らしかった。ゲストミュージシャンはスーツを着た
普通のサラリーマンのお父さんみたいな方がトランペットを熱く
吹き鳴らし、姫路の池島さんを長髪にしたような優しそうなお兄
さんがバンジョーをこれまた熱く、テクニカルに演奏してもの凄く
格好良かった。店内はサラリーマンチーム、オジさん独り×3、
おじいさん独り、40代カップル、あと30代くらいの綺麗な
お姉さん独り×3といった感じ。ほとんどがタバコをふかし、
酒をのみ、音楽をとても楽しんでいた。普段はタバコの煙は苦手
なのだが、こういう時だけは良い味、良い空気と感じる。
浅草ナイトは11時頃に散会した。松野さんはホテルの前まで
送って下さった。ありがとうございましたと握手をして別れた。

翌朝は6時に起きてシャワーを浴び、モーニングがスタートする
6時半にレストランへ。レストランは13Fなので景色が最高だった。
メインは卵メニュー4種の中から1品選ぶのだが、食べた事がなかった
エッグベネディクトという格好つけた名前のものにした。
中の黄身がとろとろ、外の白身が固まった白い楕円の球体がマフィン
に乗っかっていた。卵をナイフで切ると黄身がとろり。黄身が強くて
味がよく分からなかったが、目の前のスカイツリーを眺めながらの
朝食は鼻の穴がふくらむというか、今日も一日がんばるぞと気持ち
が上がる感じだった。部屋に戻る前に14Fのテラスで昨日見る事が
出来なかったスカイツリーの写真を撮りまくってやった。思っていた
以上に巨大で立派だった。
部屋では奥さんと陽ちゃんとアイフォンのフェイスタイムで
顔を見ながらおはようの会話をした。凄い時代だ。エッグベネディクト
を食べたぜとオシャレに意気揚々と奥さんに報告したら、
「言いたいだけでしょ」とクールに突っ込まれた。
陽ちゃんはどんな料理かわからないままに「パパだけズルイ」
とのたまっていて可愛らしかった。
チェックアウトまでは時間があったので、昨夜連れて行ってもらった所
をなぞってやろうと朝散歩した。小学生達が浅草寺の所にいたのだが、
それぞれちゃんと階段の下で本堂に向かって一礼している姿が印象的
だった。そういう文化なんだ。自分も浅草風吹かしてマネしてやって
みた。釜飯屋のむつみまでたどったあたりで時間切れだった。
朝のHUBの姿を見たかったな。あとお寺を抜けて直線的に戻ったが、
境内には熊本から来た高校生達が記念撮影をして足早に雷門の方へ
移動した。男の先生が引率されていたが引率感が凄かった。
暑苦しい位。そのまま直線的にホテルに戻ってチェックアウトした。
フロントの方が明るく「いってらっしゃい」と言ってくださり、
また気持ちが上がった。最後まで良いホテルだ。

10時に恵比寿でパタンナーのNさんとオリジナルウェアの
打ち合わせをした。ランチをはさんで14時過ぎまでNさんと
時間を共にした。とりあえず秋にパンツ1型とカットソーを
リリースしたい。カットソーはすでに理想的な胸キュンの素敵な
生地サンプルをNさんが持ってきて下さっていたので、その機屋さん
のものを使いたい。秘蔵の生地サンプルだった。良いのかしらん。
パンツはもうそろそろ良い頃合いですよね、ついに軍好きなオレ
いってしまいます的なファティーグパンツを作りたい。
いわゆる基本の軍パン。押忍。オーバーオール等も作ってみたいのだが、
これでひとまずパンツは落ち着くかな。
あとジャケット、コート、シャツのお話もしたが一気に生産するには
お金も無いので、今年はパンツとカットソーで。
でもスポットでベストなんかも少量できれば。これはマタギが着てる
ようなやつ。MATAGI VEST。
Nさんとは洋服の話とそれ以外の事でも楽しく盛り上がった。
特に三田から出て、東京でバリバリ働くNさんの中にある三田への
愛が凄かった。恵比寿で三田の事を盛り上げたい一心で熱く語る
年下のNさんが眩しかった。その三田で店をしている自分はもっと
もっと頑張らねばとキンタマ引き締まった。キーンッと頑張るで。

15時23分発の新幹線で戻った。新三田には7時半頃到着して、
ゆうやでミソつけ麺激辛を食べて東京出張を締めくくった。
家では速攻で太郎さん関係の本、堀切直人の浅草本4種、Fats&Fats
のCDを手配した。浅草最高だった。松野さんありがとうございました。
次回は夏と秋の間に大先輩達と浅草ナイトだ。ベンリ師匠には松野さん
と呑んだ後すぐにその事を伝えたら、「いやん、どきんちょーする」
「文化屋にはめちゃくちゃ影響受けまくったからね」って
返信があった。キンチョーした師匠を撮影してインスタに
アップしよう。

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