Barnshelf バーンシェルフ

Blog
January 27, 2024

saturday

リズムに乗ったね。土曜日更新。ノリタケ画伯から預かり販売。なんと猪熊弦一郎直筆のドローイング。86年のもの。84歳の猪熊さんが描いた馬。軽やかで良い。可愛げのある馬だなぁ。これになんか画伯が線足して無茶してほしいな。上に透明フィルムをのせてそこに書いてもらうとか。勝手にコラボ。飾ってからノリタケさんに写真を送ると「似合うやん」と返答があった。「元牛小屋やもん」と返しておいた。牛柱、壁の白、タタミゼのベージュの帽子、窓の景色、上からぶら下がるスツールとバスケット。全てが絵と額に合っている感じ。売れなければうちが買うかなぁ。

今日はタタミゼのチノパンをはいた。同級生チノと呼んでいる。上はシンプルにイギリスの潜水艦セーター、靴は割れジワがはいったポストマン。物足りない感じがしたのだが、しばらくしたらシンプルでめちゃいいやんかぁと悦にいってしまった。大人てかんじ。明日は潜水艦セーターのネイビーにしよう。このパンツはほんまに良い感じ。絶妙。ラインが綺麗で太さも絶妙。ウエストの感じ、バックポケットの手の入れやすさも。他の色も欲しくなってきたな。黒のリネンデニムはバックポケットは貼付け。チノと違う仕様やね。今年は何か理由をつけて仙台にいきたいなー。八重畑さんは同級生でノリタケ画伯は1個下。今日はこんなところで。

January 26, 2024

friday

寒さ少しゆるみーの金曜。店の水道は凍結しておらず。この先の天気は高温注意となのだそう。来月上旬は暖かいって。やっぱり暖冬っちゃ暖冬やね。
朝の用事は多目。銀行2、信用金庫2、郵便局、コンビニ、スーパー。一気に色々出来て良いっちゃ良いやね。スーパーはマルナカ。我が家のメインスーパー。スイーツのところに紀伊国屋のプリンがあるのだが、これがとても美味しい。まず容れ物がアルミのカップでその時点で最高。プリンは少し堅め。バニラ香って、カラメルも深みがあって良い。少しだけ価格帯が上なのでみかけるとだいたい20%OFFになっている。他に色々あるんだもん。でも値段の分だけ美味しいと思うよ。買おうと思ったけれど、急に減量が浮かんでやめた。体重は一番痩せたところから1.5キロ増量した感じでそこから増やしたり戻したりという感じ。まだ見ぬ景色を見るべくもう一回がんばろうかなとおもいつつ、よるんぽも出来ていない。

春くらいから考えていた熱燗セットをいよいよインスタグラムにライドオン。朝から撮影して、それからアルコールストーブに火をつけてちょっとやってみた。ストーブは風の影響を受けるので風防が必要だった。でもまぁなんとか。実は初めてのアルコールストーブ。味わいがあってとても良かった。火がついてるかよく分からずあっつとなったけど。ゆっくりとその時間を楽しむ感じ。良い感じやわ。店で撮影というのもあったので、ちょっと気持ちがバタバタしてしまったけれど休みでじっくりストーブと向き合ってみたかったなと思ってしまった。
しかしスーパー熱燗セット、赤ブタにちろりがジャストフィットした時のあのグッと感たるや。さらにちろりの中にコップがまたジャスフィットしてね。物が組み合わさって楽しい。店でたまたま出会ったもの達がね。コップはイタリアのワインコップの弟分というやつなのだが、なぜに台湾製とずっとひっかかっていた。先日某所でどこからどうみてもそのグラスにプリントがはいったものを見かけた。台湾のおみやげグラス的なものだそうだった。台湾というフレーズで確定。色々調べたらこれは台湾のビールグラスのようだった。当時貴重だった瓶ビール1本を均等に4杯分けることが出来るサイズとして産まれたそう。イタリアのとまぁ似ているから、弟分として売り出したのだろう。たぶんね。今度、大展示会にメーカーが出ていたら聞いてみよかな。変態雑貨屋やねん。気になるねん。そういうの。音楽でもよく元ネタとかね。分かってへぇーって思う性分だし。
しかし、まぁ良いグラスだ。飾らなくて頼りがいが有って。産まれた背景もすばらしい。台湾の方にグッときたなぁ。同じような立ち位置でインドのチャイグラスもあるが、こちらは手作り感があるので頼もしさが少し弱る。でもそれも良いのよね。安価なグラスが愛しいわ。

昨日、休みだったので荷物多し。5社ほど届いた。てんやわんや。軍物も珍しいパンツが出たので速攻手配した。高かったのだが初めてみたやつだもん。しかも戦車乗りのだし、北欧だし。グレーも格好よかったし。多分売り切れたらもうはいらんのじゃね系。ヨーロッパ方面でもブツが流れたのか調べたけれど見当たらなかった。日本のうちの取引先が独自で見つけたものだろう。すごいやね。パンツを箱から取り出したら、おいおいモールスキンじゃねーかよ。カタログではそんなの書いてなかったやん。鼻息が今日イチで荒くなった。このあれを納めるべくベンリ師匠とKEYさんに写真を送って、モールスキンすよね確認を行ってしまった。ベンリ師匠&KEYさんともにモールスキンだった。北欧のモールスキンては・じ・め・て。明日には出せるかなぁ。

January 25, 2024

山親爺

休みの儀式を初めて木曜に。動画は先週に続いて窓シリーズなり。5年程寝かしていたビーンのゴアテックス上下を着て、フランス軍の木箱を移動させるだけのもの。外の温度計を見たらマイナス5℃だったが太陽が出ていてそこまで寒く無く気持ちが良かった。雪は積もらず。アプリで確認すると青野ダムから北がうっすら積もっているようだった。三田は瀬戸内気候だものね。
9時過ぎに出発。木曜休日の初で行くと決めていたのは友人マー君の蕎麦屋、そば切り山親爺。コロナ以降、水曜が休みになったのでこの数年行くことが出来なかった。マー君夫妻はうちにコンスタントに来てくださりギフトをいつも買ってくださっている。久々に行くことが出来てとても嬉しい。バス停で待っているとドラゴンとばったり。いつもの時間より少し遅い感じ。遅ゴンやないか。メールすると高平はうっすら雪がつもっているそうだった。工場は冷えに冷えていて暖まるまで身体がうごかないすと書いてあった。そういえばいつだったか山親爺でドラゴンとマジカルに出会ったこともあったな。3年位前かしら。
三田駅からは新鉄こと神戸電鉄。この時間の新鉄も初めてでとても嬉しい。六甲の裏側を走る日本で一番乗車料金が高い山岳鉄道だ。改めて思うとなんだか良い感じ。車窓の風景に味があった。大学の時はこれで通学していたがその時は何にも思わなかったな。谷上で電車を乗り換えたのだが、降りた瞬間の冷気が凄かった。山の際の影だもんね。
新神戸では時間があったので、イタリアンなカフェでカプチーノと中にピスタチオクリームがはいった揚げパンみたいあのをを飲んで食べた。イタリア人の朝食がコーヒーと甘いものでライトにすませるみたいなの何かでみたので、完璧なイタリアンスタイルだった。お店もイタリア初のお店で日本には東京数軒と神戸2軒だけだった。

山親爺には開店と同時に入店。開店の儀をする奥さんのケイちゃんにご挨拶。マー君は打ち場で作業をしていたがすぐに出て来られた。新年の挨拶をさせて頂いた。2人ともいつもの感じ良かった。一番奥の席に座らせていただいた。相変わらずの静かな落ち着いた店内。時計の音がビートをきざんでいる。厨房からは2人の会話が時折聞こえてきてそれが良い感じだった。道に面した大きな窓から見える景色、乳白色の壁の色や質感、全て相まって素敵だ。赤星中瓶や日本酒にあてはいたわさ、とりわさ、漬け物、肝煮、スジ大根、あて三種盛りと存分に楽しんだ。どれもこれも美味しかった。民芸の器もお店にぴったりで良いなとなった。そこに当店から旅立ったマツオミユキさんの猫の絵の小皿も混ざってテーブルの上がなんとも良い風景だった。クラフトとプロダクトが自然と繋がるというか。マツオさんの絵の力よ。お酒は兵庫、岡山、山形のものを順番に。すっきり、しっかり、フルーティーという感じでとても美味しかった。どれも美味しかったが最後の山形の大山がたまらなかった。蕎麦の前には鴨碗、とりわさ(おかわり)、そばがきを食べた。そばがきがなめらかで弾力があり、蕎麦の香りもよくて美味しかったなぁ。
そしていよいよお蕎麦。細切りをおろし、太切りをもりと醤油&塩、手挽きを鴨で。細切りはすーっと入ってきて、太切りは食べ応えと香りがよくて、手挽きはすーっとしたのと香りがつよくて美味しかった。どれも良さが有った。満腹押忍。最高に美味しかったな。ごちそう様でした。
マー君たちとは土山人を興した渡辺さんのことも会話出来て良かった。4人全員渡辺さんのことが好きだからね。しゃべっていると目頭がちょっと熱くなった。渡辺さんと僕と奥さんが会ったのは5回もないだろうけれど、嬉しい言葉やためになる言葉を頂いた。お店して数年目の頃。今でも変わらず好きな物と売れる物を並べている。
最後にやりとりがあったのはインスタグラムのコメントでのやりとり。今ポスターはありますか?というものでそれに僕はダイアン・アーヴァス2枚ありますと返答した。また行きますと連絡があったのだが来られることは無かった。そういえば当店にあったセリケイのヌード画的な大型画集が渡辺さんのところに旅立った。いわゆるセリケイ的な世界ではなくてアザーワールドというか。良かったよね。渡辺さんも知らなかったと驚き良いとおっしゃっていた。あれからその本には出会っていないな。久々パラパラしたくなってきたので探してみるかな。みつけたらパラパラした後で山親爺の本棚にこっそり差し込んでおこう。

January 24, 2024

wednesday

昨夜はよるんぽ終わりに店に行き、水道チョロ出しを発動。1分で350mlの量にした。予報では最低でマイナス5になっていたからね。それで今朝ドキドキして来てみたら水が出ていてうれしや。でもここで止めると凍るかもしれないと思い、少しだけ絞って出したままにしておいた。ちなみに朝の8時の時点が最低のマイナス5℃だった。朝は寒いんだなぁ。
水道ワークスをした後はrojiさんで散髪。サタケさんと呪術廻戦、地震、流行病と薬、沖縄、麒麟川島さんのことを喋った。呪術はサタケさんはアニメなので先の話を言わないように気をつけた。最新ではオッコツがいよいよ出陣だけれどどうなるんやろねぇ。あと強いのはハカリとマキだけやもん。でも最終主人公が倒すというのがジャンプの王道か。ワンピースも黄猿がなんか揺れててねぇ。どっちなんだい。

意図的に営業した初のオープンウェンズデー。寒い中だったがお客様が足を運んでくださりとてもうれしや。ありがとうございます。広島のお客様が滋賀県に寄った帰りに足を運んで下さったのだが、なんと当店10年ぶりとのことだった。めちゃくちゃ良いタイミングで水曜営業でよかったす。年末に家族旅行で尾道に行ったので、はっさくソフトクリームが美味しかったことや千光寺のこと、猫のことなどお話させて頂いた。猫については出会えるゾーンや時間帯があるそうだった。また尾道に行きたくなってしまった。土地が呼ぶのってあるよね。何年か前は島根がそうで、行ったあとに島根の写真家の方が来られてというのがあった。
尾道は素泊まり出来る民家があるので、そこにして居酒屋の米徳に行きたい。まぁこれはyoutubeで見たまんまだけれどね。そういえば昨年のオカダの会の時には広島のレモンのジンを持っていったのだった。クラフトジン瀬戸内檸檬という名前の物。檸檬好きのヨウタロウはジャケットがおしゃれやなぁとのんびりした口調で言うていた。檸檬愛よ。そしてこれは鞆の裏のお土産物屋にも置いてあったのでオレはお前の味を知ってるぜとなって、ちょっとニンマリしてしまった。

January 23, 2024

tuesday

寒さに戦々恐々。寒いといえば寒いがさすがに慣れた感じ。外を歩く時の手の冷たさ。これこれという感じ。久々にパラブーツのアヴォリアーズをはいた。最近はダナーづいていたのでオールレザーのクラシカルなのがとても良い感じ。柔らかいジャンヌソールも滑らかナイス。初めてはいた時はびっくりしたね。柔らかなソールで。しかしなんかダナーより寒い気がする。冷たいかんじ。ゴアのライナーを使ったダナーライトの方が保温性が高いのかね。
ダナーは先日はいていたらご常連のHさんに良い味が出てますねと褒めて頂いて嬉しかった。良い時に買って良かったぜ。今はアメリカ製のやつが7万もするんだぜ。びっくりする。それの半額くらいだった気がするけれど。茶と黒と2足買っておいて良かった。ただ、黒のはソールが街履きライトソールなんでだいぶへたってきた。そろそろ変え時かもしれない。軽くて良いのだけれど。冬は山靴が良いやね。山には登らないけれど。
今朝のヨウタロウ朝飯は年始にミムケンさんから頂いた、かかんの麻婆ソースを使った麻婆豆腐。とても美味しかった。味に奥行があった。今度は取り寄せしたいなぁ。ミムケンさんは美味しい物をいっぱい知っている方。撮影もいっぱいしてはるしねぇ。ありがとうございました。

今日は先日納品頂いたドラホルをインスタに。昨日のお香立て続けて友人納品シリーズ。人気のウォールナットは来月作るそうで完成待ちなり。長らく定番で扱わせてもらってうれしや。ドラゴンの奥さんトモコさんの発案(友人ギフト)でスタート。サンプルのそれはペーパー大サイズ専用だったので、穴のサイズを調整して大小両方使えるものを商品化だった。
初登場は2018年の春なのでもう5年と少しか。早いなぁ。しかし三田組みの彼らと新年会したいやね。去年は結局三田呑みしたの1回か2回だけやったなぁ。
寒さはそこまでと思っていたのだが、夕方からなんだか冷えてきた。鼻がつーんと冷たくなった。明日が一番冷えそう。最低がマイナス6で日中の最高が3℃なので水道凍結確定。夜にチョロ出ししにいこう。せっかく意図的に水曜営業デーを作ったのだがお客様少ないかもしれないなぁ。

January 22, 2024

monday

月曜。いつもの銀行ワークスしたらばキビトパンのアッコちゃんとばったり。久々。年始のご挨拶をした。アッコちゃんはいつ出会ってもフラットで明るくて良い感じ。今日は休みだそうで両替に来ていたそうだった。キヨさんはテニスかしらね。久々にパンが食べたくなってしまった。帰りにマルハチに寄る。メインスーパーはマルナカなのだが、マルナカにないものがあるのでの動き。ビーフンでおなじみのケンミンがフォーとパッタイを出している。このフォーにヨウタロウがはまっている。この間の朝は寝床でフォー出来たよというとすーっと起きて、口をゆすぎ、すぐに座って食べていた。起き抜け20秒。さっぱりしたスープにレモンをたっぷり絞って。彼の好きな要素マックスだ。これに別で作った蒸し鶏と刻んだネギをのせて完璧使用なり。パッタイも美味しかった。パッタイの一人分てのなかったよね。いいですすきですケンミン。

土曜日にヤナモンが納品に。お願いしていたお香立て。彼の会社が持つ古材を使ったもの。雑貨業界から材木、内装関係に行ったのだが、これまでの経験が活きている。価格感もぼくらと一緒だ。お香立ての木はジャングルのもの。固くて重くてしっかりしている。これを切るのは大変だそう。もう少し小さいのはできないかと聞いたのだが作業的に危険なのだそう。
カタチと木の色、質感がマッチしてとても素敵。アサイチで来られたご常連のEさんにご紹介するとドライフラワーを飾りますとお選び下さった。カウンターで僕と奥さんは膝を打ったのは言うまでもない。すぐさまインスタの説明に付け加えさせてもらいますとお伝えした。お客様から教わることは色々あって本当にそれは勉強になるというか。嬉しくて楽しくてお店冥利に尽きる。物から世界が広がって生活が素敵になるやね。雑貨屋楽しい。
商品はPTからもトートバッグが届いた。定番ツールトート。昨年お願いしていたもの。ずらりとそろうと頼もしくて良い感じ。ついトートコーナーをつくるのだが、これをすると意外と売れないのだ。セット販売ばりの統一感が出るからだろうか。セットを崩しにくくなる統一感か!?これは本当に不思議なの。ばらしたらねこれが動くのよ。これ今度ベンリ師匠に聞いてみよう。来月はバーンブレッドバッグと新作バッグがリリース。新作は当店が以前にお渡ししたあの生地でも作ってもらう。楽しみなりなり。

今年はよるんぽがまったくできていない。今夜は明日から寒くなるっていうのであったかインナーを買いに行ってしまった。良いインナーを買おうとメリノウールのものをさがしていたのだが、なかなかに高いので手が出ない。上下で15000円くらいするんだもの。メリノウールの価格固定のなんかあるんかなぁ。無印で少し買いやすいものが出ているようだが完売でそれも上だけで5000円くらいする。いつか欲しいぜメリノインナー。ちなみに普通のセーターでメリノを持っているがそんなに暖かくはないのよね。なんなのやろうねぇ。セーターは動物臭い脂があるやつが断然暖かい。いつだったか古着でビーンのバーズアイのものを入手したのだが、洗って伸びてふわふわしていてそれを気に入ったのだが、着るとこれがめちゃくちゃ寒かった。洗って脂抜けたら寒いというのを学んだ。羊もシャンプーしてリンスしてサラサラになったら風邪ひくやろうしな。そしてセーターといえば昨年当店でウェディングフォトを撮影した吉谷くんとリサちゃん夫婦の友人でメイク係もされていたSさんが今日来られた。古着で買った手編みのセーターを着ていたのだが、似合っていてめちゃくちゃ可愛かった。猫の柄なのだが漫画チッだった。今年見たベストセーターかもしれない。

January 17, 2024

wednesday

ブログ、間があいてしまった。体調不良、棚卸しで一気に時間が過ぎて行った。
アサイチで神戸へ。いつもの用事。結果を聞くだけなのでいつもより1時間遅かったら駐車場が激混みだった。仕方が無いので近くの公園の駐車場に停めた。奥さんが行っている間に公園を久々に散歩した。歩いたり走ったりしている人多し。上下ダウンスーツのフル装備の人もいたが、暑くないのだろうか。予想よりも早く奥さんが戻ってきた。ランチはまだどこもやっていない時間だったので、ロイヤルホストに突撃。良いよねロイホ。美味しかったよ。スイーツもイチゴのやつが今日からだそうだったのでいってしまったね。プリンが過去最高に美味しかった。濃厚で固めで。XLサイズのプリンだけ食べたい位。都会のロイホは洗練された人が多い印象。ビールを飲んでいる人もいて良い感じだったな。

取引先でもあるマジカルファニチャーの小寺さんに届け物があったのだが、伝えていた時間にまでまだ間があったので、王子公園の一駅隣の春日野道をブラブラ。銀行用事をして古本屋へ。さーっと見て、旺文社文庫のヒャッケン本4冊と種村季弘の本を購入。種村本は地味にほしかったやつ。パラパラしてあーこれ欲しかったやつだと思い出した時は鼻の穴がふくらんでしまった。本の一番後ろには元の持ち主が購入した年月と場所を書いていた。元町商店街にあった海文堂で買われた本だった。それがまた春日の道の古本屋に流れてね。神戸ループ感。海文堂はとても良い本屋だった。普通の本とこだわった本が絶妙に混ざっていた。絵本コーナーも充実していて、そこで絵本展の図録を見つけた時が一番テンションが上がった。1920年代の童画家達を紹介した素晴らしいやつ。書店のルートにないものだぜ。あと2Fには港町らしい船のコーナーがあって、柳原良平が船を描いたポスターがあって買ったのも良い想い出。あれはどこへ行ったのやろう。

13時過ぎにマジカルに突撃。工場で作業していた小寺さんに挨拶。初めて2Fのショップも拝見させてもらった。選び抜かれた商品と自身の家具、棚、額など丁寧に配置されていた。新しく2号店を作ったので結構物がそちらに行っていますがとのことだったけれど。繊細な空間だ。細かい所まで小寺さんの気配がある。古い地図を額装したものがあったのでそれを買わせてもらった。薄いフレームが良い感じ。向かいの新店present.にも突撃。淡い色のカーテン、アーティストの描いた看板、内装、商品の雰囲気がとても柔らかい。洗練された中に有機的な暖かさがある感じ。アートな気配も散見される。色合いや雰囲気が自分がどんな店をしようかと参考に色々見ていた時のアメリカのあの感じを思い出した。2011年12年あたり。お店を見ていると常連さんがいいですか?とやってこられたので、僕達はすぐに退散。額とあと箱モノ、それから商品の仕入れで時計とフックを持ち帰らせてもらった。マジカルは来月は東京で展示会。同じ時期に東京に行く予定だ。オシャレな場所の小さい展示会は商談がしずらくて苦手なのでごにょごにょ言うておいたけれど、小寺さんの顔だけ見に行こうかしら。昨年はこの場所に寄って駅に戻る横断歩道の真ん中で、数年ぶりに前職の同僚と出会ったな。新木場の奇跡。てかこの時期、そういった場所にみんな行ってみるから出会いがちっちゃ出会いがちかもしれない。そしてその後、新幹線が動かなくて焦った。この時、僕以外にもスーパー営業マンNさん、当店ご常連のYさん、ビボバ西田さんも足止めされたというのを後で知った。

January 01, 2024

happy new year 2024

明けましておめでとうございます。
旧年中は誠にお世話になりました。本年はさらに皆様にお役立て、楽しんで頂けますよう雑貨屋として店作りに精一杯励む所存です。
本年も当店をどうぞ宜しくお願い申し上げます。

元旦はいつものように4人で近所の諏訪神社に初詣。いつも手水が凍っているのだが、今年は凍っていなかった。とても小さい社なのだが、しめ縄が飾ってあって良い感じ。少しワイルドな雰囲気。また小さい分しめ縄が映えるというか。諏訪神社は何の神様が祀られているのか調べると、建御名方神(たけみなかたのかみ)だった。武勇、開拓の神様で全ての厄災を退けるそう。武田信玄も崇敬した武神だそう。一番の近所に武神様がいらっしゃるとは。武神てなんかカッコいいですやん。そうなると急にこの虫尾地区が守られているようで心強い気持ちになってきた。若い頃はそういうの一切無かったけれど。

お参りの後はこれまたいつものように京都の奥さん実家へ。
新名神で向かったが初めて宝塚のサービスエリアから乗る技を発動。なんか不思議な気分。だいぶルート短縮なり。元旦の京都は少し曇っていた。寒く無いだろうと思っていたが寒かったな。都会のコンクリートの冷え込み感。アウターを置いて来て失敗。
お義母さん、お義兄さんともにおかわりないいつもの様子。猫のテッチャンも変わらず。今年は初めて身体に触れることができた。目力のある身体の大きな猫ちゃん。
昼過ぎにいつものように二条のゲームセンターへ。大流行りだった。ヨウタロウはそろそろこういうのに飽きてきたかんじ。熱がねそこまでね。マノちゃんはまだまだ。おぱんつうさぎの人形が欲しいと小耳に挟んだので、おっさんがんばりました。1回200円のやつを7、8回で取れたかも。技というよりあの確率のやつ。アームが締まって取れるか取れないか。勿論ポイントを外すとアームがしまっても取れないのでちゃんとしないとだめだけれど。

帰りは地道で。沓掛の少し手前の信号で停まっていると車が揺れた。だれかが揺らしている感じだったので、聞いてみるとだれもしていなかった。おかしいぞ、車の故障か!?と思ったが急に地震がよぎった。調べると石川で大きな地震があった。そこから車のオーディオをテレビに切り替えて音声でニュースを聞いて帰った。元旦にエラいことが起きた。色々な不安が押し寄せてきた。元旦に。神様よ。

December 30, 2023

尾道

9時前にチェックアウト。受付には宿のマスターがいらっしゃったのだが、美味しい料理を作るオーラに溢れていた。板前さん感というか。雑炊が遅くなってすみませんと何度もおっしゃっていたが、僕らはぜんぜんへっちゃらだった。鯛のあら炊きもしびれるほど美味しかったなぁ。カウンターには、みかど別館オリジナルのチリ酢があったので2本購入した。ヨウタロウが欲しい欲しい2本欲しいと言っていたやつ。夜にテッチリ、朝にはサラダにだった。ヨウタロウはなんか美味しい良いの分かってる感じする。将来料理人になりたいもんなぁ。

旅館の近くには般台寺というパワースポットがあったのでそこにも寄った。びっくりするくらい近かったので、車そのままにすればよかった。しかしここはすごかったね。絶壁に建つ建物からの景色よ。少し向こうの岩場には釣り人が2人居た。鯛でも釣れるのかな。建物は千と千尋感が少し有ったかもしれない。
お寺の後は尾道へ。初めて走る道よ。初めてだぜのあの感じがとても好きだ。30分程で尾道に到着した。事前に調べていた役所近くの駐車場へ停めてぶらぶら。近くのラーメン屋には早くも行列ができていた。10時前だったかな。大きな商店街を通り過ぎ、角にあったロープウェイ前ええもんやで、はっさくのソフトクリームを食べた。さっぱりしてとても美味しかった。こういうの大体そこまでぐっとこないけど、しびれる位美味しかった。瀬戸内の柑橘パワーやね。全員、ひゃーひゃー言いながら食べた。ロープウェイに乗るつもりだったが、マノちゃんが怖いといった。仕方が無いので歩いて山の上を目指した。ロープウェイの脇には神社があってとても見事な樹齢900年のクスノキがあった。見事な姿に感動。広島でもタイボク様に出会えて良かった。神社からすこし上にいくと猫の細道というのがあった。冬なので猫の気配が無かった。すれ違う人たちも猫は居ない居ないと言っていて残念そうだった。そりゃいないかと呟いて進むこと5秒、水を飲む猫とばったりんこ。いるやないか。飼い猫君やね。一度向こうの方に行ったのだが、声をかけると一瞬迷った後にこちらに近寄ってきた。愛想良し。首輪にはダイエット中の札があった。見事なハチワレだった。ベストオブハチワレよ。猫と出会ったあとはちょいと登って千光寺にお参りをして下山。良い運動になった。景色も綺麗だった。尾道の景色と年末のこの感じ。ロープウェイ乗り場の横にはラーメン屋さんがあったので、僕とヨウタロウは突撃。女子チームと別れた。ラーメン屋の奥さんは気さくな方で色々としゃべりかけて下さった。関西から日帰りの方が多いこと、上に登るのは美術館の展示で面白そうなのがあった時だけなど。ラーメンも美味しかった。チャーシュー麺。ごはんも食べたさ。奥さん達はお土産を買おうとぶらぶらしていたがもうひとつ買えなかったよう。合流後はどうしようとあいなった。地図を見ていたらU2というオシャレスポットを発見したのでさらりと見学。賑わっていた。スタッフの方の広島弁が良い感じだった。U2の後はまたどうしようとなった。四国回って帰るか、広島行くか。奥さんが広島焼を食べたいと行ったので広島に行くことにした。

尾道から4、50分ほどで広島に到着。さらに西に行く動きよ。初めての広島は思ってたより超都会。とりあえず中心街あたりに車をとめてぶらぶら。ロフトでマノちゃんは化粧品を購入。ご満悦。ロフトの上の階には広島焼きのお店があったので、そこで最後に食べてグッバイ広島。広島焼きはこれが本場のそうかというかんじ。お好み焼きよりさっぱりしていた。だし巻き玉子は関西の方が味が濃くておいしかな。お店によるのかな。お店のカウンターは2人の方がエネルギッシュに広島焼きを作っていて、一人だったらば断然カウンターが良さそうだった。
帰りの助手席はヨウタロウ。家までにオービスが4つ位あった。ざっくり場所を頭にいれておいて、近づいてきたら彼に調べてもらった。どこどこを過ぎたあたりとか教えてもらったのだが、なんだかゲーム感覚で楽しかった。隣で攻略本を見てもらってゲームしているあのかんじなり。以前使っていた外付けのナビはオービスを教えてくれるのだが、備え付けのナビは教えてくれない。でも今回分かったことがあった。オービスがあるゾーンの手前にくると、「ここからは充分運転にお気をつけ下さい」と注意喚起があることを。これに僕もヨウタロウも同時に気付いて男ふたり盛り上がって楽しかった。帰りの車はだいたい皆寝てお父さんは孤独なのだが、今回ナイスな中学生助手が居て良かった。後ろから爆裂に煽ってきたヤン車2台も良い演出だった。さっとよけたからね。

December 29, 2023

鞆の浦

毎年恒例年末の旅は姫路で焼肉だぜと思っていたのだが、ホテル代と焼肉を足したらばなんとなくコストパフォーマンスが悪く感じてしまい、昨年行った香川はどうだと調べたら年末のお高いプランしかなくてお手上げ。まだどっかにないかなと調べてみたら広島の福山に良い感じのプランのお宿を発見してしまった。近くにはポニョのモデルになった鞆の裏もあるそうだった。尾道も近いやん。広島は高校生以来行ってないからなということで行くことにしたのは12月の真ん中あたり。
8時頃に三田を出発。山陽道は赤穂の通行止めも終了していて順調に西へ走ることができた。
岡山を過ぎたあたりで渋滞発生。ナビでは5分で抜けることができるとなっていたが、渋滞に突入するとそんなレベルではなかった。10キロ少し超えた渋滞はなかなかだった。こういう皆が大移動する時はなんかあるよね。数年前も同じ山陽で渋滞があった。
初めての福山は大きな町という印象。あと陽射しとか植物がなんとなく濃い色をしているというか。瀬戸内の風土かな。見慣れない地元チェーンみたいなお店もあって良い感じだった。いつものごとく大型商業施設に突入。ご当地感ゼロのこの感じ。マノちゃんがクレゲしたいというこの数年の恒例の動き。結局、僕がトムとジェリーのジェリーをゲットするという。ヨウタロウは不発だった。腹減りが限界にきていたので施設で食べるかとなったがご当地感がなかったので、無しにしてご当地寿司チェーンのしまなみという店に行った。ここがとても美味しかった。そりゃそうという値段はするけれど。武庫之荘にもあったよね廻鮮寿司。あの感じ。

食後は鞆の裏へ。市内から2、30分ほど。年末の観光地なので混んでいるかと思っていたがそうでもなくて多からず少なからずで丁度良い感じだった。穏やかな港町の風景が素晴らしかった。趣のある建物、入り組んだ路地、海風。事前に調べていた対潮楼というお寺にも向かった。路地を抜けて階段をあがるあのムーブ。朝鮮通信使が絶賛した有名な風景はとても見事だった。作ったかのような景色というか。仙酔島と弁天島がぽっかり浮かぶ風景よ。ヨウタロウは教科書で見た風景だとちょっと興奮していた。お土産は保命酒という薬膳酒を何本か買った。あと駐車場近くのお土産物屋でも色々。お店の方と地元の方のバスの時間云々のやりとりがとても良い感じだったな。宿はここから車で10分程。海沿いのみかど別館という旅館。女将さんがぱーっと明るくて気さくで元気で素敵だった。食事の時間までお風呂2回、のんびりと出来て最高だった。館内には自販機がなかったので、電話でビールをお願いしたら瓶ビールを持ってきてくださった。これもオールドスタイルというか良い感じだった。3本お願いして冷蔵庫にいれておいたら良かったかな。これは次回からそうしよう。部屋から見える海の景色も穏やかで良かったな。食事は年末特別のふぐプランだった。テッチリ、小鍋、唐揚げと大満足。前菜やお造り盛り合わせも地魚でとてもとても美味しかった。鰆とアコウと鯛。料理旅館だけあって素晴らしかった。追加ではアメリカの大統領も食した牛ステーキをお願いしたのだがこちらも美味しかったし、温泉旅館価格ではなかった。すばらしいやね。有名温泉地なんかの旅館だったらあと5万円はアップしただろうって感じ。いやほんと。また絶対に来たいとなってしまった。次回は別注でお造りをめちゃくちゃいっぱいお願いしたいな。イヤになるくらい食べさせてもらおう。お酒はそないにのまずで瓶ビール2本と日本酒の冷をちょいと。