Barnshelf バーンシェルフ

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March 31, 2012

春の嵐

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3月最後の日。昨夜からとても雨風がつよい。
窓の外に取り付けている、すだれが何度も何度
も窓に当たる。3月は本当におかしな天気が多
かったが、最後にやってくれた。ベタな春の嵐。

午前中、これまでに届いた商品の値付けや、
雑貨のメーカーさんへ新規取引のお願いをする。
商材はまだまだこれから。早くしないと。

昼過ぎに、大阪へ。
アトリエ・ナルセの個展。
洋服を扱わせていただくので、実際に服を見に
行ったのだ。成瀬さんも洋服も素敵だった。
いつ、お話してもドキドキしてしまう。
息子をつれていったが、おとなしくしているはずもなく、
あいさつもそこそこに、子守りで近所をぶらぶらする。
その間に奥さんが色々と成瀬さんと話をした。

写真はBarnshelfオリジナルのシャツに付ける
アンティークのボタン。ブルガリア海軍のものと
アメリカの古いもの。サンプルがもう少ししたら
出来上がるが、とても楽しみ。

March 30, 2012

俊彦窯

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立杭の俊彦窯へ器の買い付けに行く。
家からは車で20分ほど。数多くの窯元がならぶ山間の
村の中の、丁度真ん中あたりに俊彦窯は位置している。

俊彦さんと奥さまにご挨拶。
商談するなかで、窯元に近い場所で器を販売する事の
デメリットについての話になる。
俊彦さんの方でも色々と考えて下さっており、オリジナル
アイテムを作って頂けそう。難しいとおもっていたので、
とても嬉しかった。あまりの嬉しさに一瞬、ぼやっとして
しまった。どのような形のものが、俊彦さんの作風を損な
わずに作れるのか。良いものがオープンまでに形になる
よう、考えなければ。

2時間程かけてプレートやカップを中心に選ぶ。
どれも、とても良い形。シンプルさの中に、暖かさと
強さがあり、本当に良い器だと思う。選んでいる途中、
窯場にある素焼きのとっくりに目が行く。興味深げに
見ていると、ご厚意でいただけることに。
独特の線で描かれた絵画のような存在感。
器として生まれ変わる直前の、エネルギーのような
ものも感じる。お店に飾らせて頂こう。帰りの車内
は嬉しい興奮でいっぱい。
俊彦さん、奥さま、今日はありがとうございました!

夕方、昨日届いた、什器で使用する軍物のフォール
ディングテーブルを磨く。シンプルでカッコいいのだが、
勢いに乗り4つも買ってしまった。

明日は洋服ブランド・アトリエナルセの個展。
大阪ミナミまで。成瀬さん元気かなー?

March 29, 2012

良い天気。

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今日は朝から、店の什器関係の件で色々と動き、
古いものを沢山見て来た。素敵なカウンターを設置
したくて、頭の中はそればかり。良い出会いがあった。

昼からは箕面、伊丹方面へ。
途中、伊丹空港のそばにある飛行機スポットに。
前職の上司に教えて頂いた所。飛行機の発着陸を
8機ほど子供と見る。息子は飛行機に興奮もして
いたが、巨大な望遠レンズで写真を撮っている人や、
顔にタオルを置いて昼寝しているカップルの方も気に
なっていた。それにしても広い景色と、水色のグラデ
ーションが気持ちよかった。

夜は売場のゾーニングや、商材の打ち合わせを奥さんと。
ぼくも奥さんも雑貨業界にいたので、商品だったり、
業界の流れなどの知識が少しはあるが、Barnshelfの
空間で、どのように編集してみせていくかを詰めていく。
が、2人とも昼間の疲れでゆるゆるとなる。あきません。

奥さんの女性目線のモノ選びがとても良いので、
その感覚を自分の男目線のモノ選びとうまく融合したい。
良いバランスになるんじゃないかなぁと思っている。

明日は、丹波立杭の窯元・俊彦窯へ。

March 28, 2012

菜の花

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朝早くから息子の用事で神戸へ。
考えると、この2週間で5回も足を運んでいる。
神戸へは、六甲の有料道路を通って行っていて、
最近、捨て左折ポイントを発見。
早いのかどうかは微妙なところだが、そこで
曲がる方が、行きやすい気がする。

昼過ぎに終了。
まっすぐ三田へと帰る。途中、王将で昼ごはん。
シソチャーハンがびっくりの美味さ。具材が
少ないものに、シソふりかけが入っている感じ。

帰ってからは諸々の雑用。
鉄の回収業者が明日くるので、鉄を集めたり、
ビニールパイプを切断したり。これを捨てられると
牛小屋がかなりすっきりするはず。

画像は菜の花のおひたし。
菜の花は菜の花だが、白菜のもの。
収穫しきれなかった白菜を畑に放っておくと花が
咲く。少し苦味があって、春の味がして美味しい。
器は沖縄北窯のもの。ブルーがとてもきれい。
残念ながら当店では、扱う予定はないのだけれど。

民藝ものの器は1窯扱う予定。

March 27, 2012

じいちゃんと孫の図

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今日は久々の快晴。風は少し冷たいが、陽射しは明らかに
春めいてきていて、心が晴れ晴れとしてくる。

午前中は古物商の申請書類を作成したり、商材の事を諸々。
古物商の申請は警察でするのだけれど、行き慣れていない
ので、ちょっと緊張。申請には費用も結構かかるのです。
いやはや。銭銭の世の中。

商品は、画家・畦地梅太郎さんのミュージアムグッズをお取り
扱いさせて頂くので、それの商品選び。どれも素敵過ぎて、
困ってしまった。あれもこれもと選びきれなかったが、なんとか
選ぶ。店に並ぶ姿を想像すると楽しい。畦地さんの本で、とても
好きなものがあるのだけれど、それはまた製作中の「My Book
100」で紹介したい。もちろん、商品も改めてこのブログで紹介
したい。

写真は息子とぼくの親父。
じいちゃんと孫の図である。牛小屋は全部を店舗にするわけでは
なくて、店舗以外の部分は農機具小屋として使用する。
コンバインやトラクターなど農家に無くてはならないものばかり。
今回のお店計画にあたり、空間を合理的に使用することになった。
それで、棚をDIY。息子はネジどうぞの係。家族全員を巻き込んで
のBarnshelfだ。

子供が居ながらのお店の準備というのは、なかなか大変で、
奥さんと変わりばんこに見たり、時にはおじいちゃん、おばあ
ちゃんにお願いしたり。こうなることは分かっていたので、出来る
時間に頑張るしかない。仕事できませんやんと言いつつも、
子供が可愛すぎて困る。親ばか。

夜は梅田へ出る。
お店を経営している神戸の先輩と会合。
松屋→縄寿司のいつものコース。美味しかった!
いろいろと為になる話が多かった。まだ、経験前のことなので、
わからないことも多い。経営に関して不安もでてきたけれど、
先輩たちと同じ世界に入れることが嬉しい。
お世話になってきたし、恩返しができるように頑張らねば。

明日は息子の用事で、再び神戸。

March 25, 2012

雪道チェーン規制

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金沢行き、チェーン規制のため、福井県を越えられず、
断念。

ノーマルタイヤだったので、彦根で降りてチェーンを
探すも。。。昨日チェックした時は規制が無く、各地の
無人カメラの様子も雪道なんてなかったので、あまり
気にしていなかった。

金沢の先輩たちといろいろとお話したかった。
店舗の写真や平面図も持って行ってたのに。
4月に改めて。海の幸とおでんとお酒な金沢の夜が。
ああ。

彦根と長浜で少し寄り道をして、すぐに帰路に。
滋賀県も昨日の三田のように、ぐずぐずの天気。
降ったり止んだり、ちょっと晴れたり。
雄大な琵琶湖も眺めたかったけれど、風が強くて寒い。
写真は米原の世継という場所。一瞬晴れたので赤信号
のタイミングで撮影。

夜は昨日からのつづき。
写真集その名も「THE Barn」を眺めて納屋濃度を高める。
細かなディテールなどを刷り込む。
ひとつ、服をディスプレイする什器で良いアイディア
がポロリとでてきたので、メモ。

March 24, 2012

店の空間どうしましょ。

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今日もぐずぐずの空模様。
スコールのように降ったり、晴れたり、あと、あられなんかも。
季節の変わり目だからかな?

午前中は明日、明後日と金沢へ行くので、諸々の準備。
懐をあたたかくして、ガソリン入れて、靴を磨いて・・・。
午後は牛小屋を少し片付け。広くなったスペースが気持ちいい。
夕方の打ち合わせに向けて、あれやこれやシュミレーションを
してみる。

夕方、大阪から内装デザインを担当するgrafの奥平さんが来られ、
内装の打ち合わせ。わざわざ足を運んで頂き恐縮です。
ほんとうにありがとうございます。

プラン3つのなかから1つ決める。
予算に一番近くなりそうで、自由度のあるプラン。
牛小屋にあるものもリサイクルします。
畑のほうにせり出している部分がどうなりますやら。

本棚はかなり大きくなる予定。前職の時に本棚を作る
(選書)仕事に携わっていたが、この規模は初。
自由自在な本棚になりそうなので、どこでアクセントを
つけようかと早くもあれこれ考えてしまった。

今日は店というものが一気に現実味を帯びて迫ってきた感じ。
好きな色や形、素材をどう表現しましょうか。
楽しくなってきました!

March 23, 2012

宇仁菅書店

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雨降り金曜日。今日も神戸へ。

お店関係の大事な用事を2件済ませる。
開業させるためのいろいろは、はじめてのことばかりなので、
不慣れで疲れてしまうけれど、でも、ひとつひとつクリアしていく
のは楽しい作業。

午前中、用事を済ませる前に元町商店街のある喫茶店に入った
ら、そこで、偶然、大学時代の後輩とばったり。
そこで働いていました。時間もあまりなかったので、手短に近況
報告をして連絡先の交換。12年振りの出会いにびっくり。
まったく変わっていなくて良かった。

帰りは六甲の古本屋・宇仁菅書店さんへ。
先日、神戸新聞に3月末で閉店する旨が書かれていたので、
これは行かねば!と思っていたところ。
店主の好み、個性が色濃く反映された本の品揃えが大好き
だったので、本棚に並ぶ本1冊1冊を目に放り込む。

最後の記念にと購入したのは、中公文庫「本屋風情」岡茂雄と
インタナル出版社「旅人くん」永島慎二。宇仁菅さんで本を買うと、
包装紙で丁寧に本を包んでもらえて、さらにその上から筆で
「ありがとうございました」と書かれた和紙も貼り付けてくれる。
初めて買った時この細やかな心配りに、とてもとても感動した。

帰り際、帳場に立たれていた奥さんに、これまで本を買わせて頂い
たお礼と、自分がこれから三田で本を扱う店をオープンさせる事、
そして宇仁菅さんのように本を大切にして、お客さんに手渡して
いきたい旨を伝える。好きな本屋さんが無くなるのはさびしい。

今日は本の事について、改めて気持ちを確認。

あ、今日は牛小屋の店舗予定スペースに、どどんと鎮座していた、
乾燥機(もみ殻の)を移動させた。広い空間を見ていると、イメージ
がどんどん膨らんでくる。

明日は内装の打ち合わせ。本棚大きくしようかしらん。

March 22, 2012

おさかなさん

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今日は息子の用事で神戸まで。

午前中でさささっと済んだので、須磨海浜水族園へ。

イルカのショーを見て、クエの大きさに感動して、サメに
触って、カツ飯食べて・・・。息子大興奮・親大満足。
「おさかなさん、おさかなさん」何回叫んだか。。。
本館3Fが一部工事中だったが、工事完了後は版画家
川西英さんの展示をするそう。ちょっと気になる。

帰りは来た道を戻るのもなんとなくおもしろくないので、
2号線を明石方面へ。海沿いの道が気持ち良い。
ここを走るとAORを聴きたい気分に。

明石からは北上、三木市を抜けて、途中、淡河町
の満月堂で、豊助饅頭をお土産に買って帰った。

夜は明日、お店の件で打ち合わせをするので、資料
の確認。実は明日も神戸へ行くのです。
お昼ごはんは、モトコーの淡水軒がいーなー。

March 21, 2012

はじめまして。

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Barnshelf日記のはじめの一歩です。 

Barnshelfはバーンシェルフと読みます。
Barn=納屋、shelf=本棚、それらを合わせました。

現在、5月末のオープンを目指して店作りをしています。
好きなモノを集めて、形にしていきたいと思います。

このブログでは、店作りの様子や日々のことなどを
いろいろと綴っていきます。

全然関係ないのですが、本日は息子の2歳の誕生日です。
ブログスタートと偶然重なったのが、なんとなく嬉しいです。

それでは、これからどうぞ宜しくお願い致します!