Barnshelf バーンシェルフ

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September 15, 2015

Tillmans

bs11111.jpg

今日は大阪でDECHOと
NAPRONの展示会。
行きの高速でヴォルフガング・
ティルマンスの展覧会の事を
思い出したので、展示会後に
中之島の国立国際美術館へ。
さささっと見てきた。
このあたりは普段の感覚の
範疇外なのだが、先日ビート本
でおなじみのトランジスター
プレス・佐藤さんに展覧会
情報を教えて頂いたので、
知る事が出来たのだ。
ティルマンスについては
全く何も語れない。
というか、写真について
は全くダメー。ダメ男ちゃん。
以前に海外の写真家を色々
探していて、彼の写真集に
出会った事があったのだが、
男性の萎えたイチモツが
ばっちり写っていてわーっ
と思った事がある位。
他には外国人のイッたよう
なポートレートや何気ない
風景がアートな気配満載で
切り取られていたが、萎え
たイチモツのパンチ力が
強過ぎてその印象ばかり
が残っている。
だから今回の作品展は
イチモツが何本もある
だろうと思ったが一本
も無かった。ささっと
見たので見逃していた
のかもしれないが、
よく考えると日本では
猥褻な事になっちゃう
ので出来ないのだろう。
ベンリ師匠にティルり
ましたとメールで報告
してみたら、イチモツ
そのもののフレーズで
ライトな返しがあった
のだが、師匠もやっぱり
それの人という認識なの
だともの凄く嬉しくなっ
てしまった。
イチモツのハナシばかり
になってしまったが、
展覧会はとても良かった。
作品の配置等も彼が
手がけたのでまさに
ワールドというか、
日本じゃないみたい
だった。個人的には
美術館の壁にあるスイ
ッチ関係の蓋を含め
た壁全体を作品として
しまったような見せ方
にグッときてしまった。
蓋も作品かと思ってし
まうほど。グラフィカル
な模様の作品や映像の
表現もあって興味深か
ったが、ペーパードロ
ップという作品が息を
のむ程美しくて震えた。
あと、DIYな平台も
さりげなく洒落ていた。
繊細な感性が生々しい
までに対象を表現して
いて、見ているコチラ
側もちょっと疲れて
しまった。
ほんとはもう少し時間
をかけてみたかったが、
時間がなかったので、
彼の写真の世界を眼に
とりあえず放り込んだ
ような感じ。帰りには
太いゴムバンドで留めら
れた洒落た図録を買っ
て帰った。2冊買いは
しなかった。