Barnshelf バーンシェルフ

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May 08, 2024

wednesday

昨日は山親爺のマー君夫妻と夙川のbobo hagoromoへ。boboは僕達に「片付けの商売」や「好きな物と売れるものを上手に置いているなぁ」なんて心に残る言葉を下さったワタナベさんが、最後に作った蕎麦を体験できるスペース&事務所。遺した品々を引き継ぎに行ってきた。年が明けてすぐだったか奥様がお店にいらっしゃった。色々物があるので良かったらもらって下さらないとのことで是非&是非とお伝えしていた。しばらくしたらばマー君からもこの間、奥様とお会いして遺された品々の中でバーンにぴったりなのがあって云々からの一緒に行きましょうとあいなったのだった。
岡場でマー君夫妻をピックして、盤滝トンネルを抜けて夙川へ。あっという間のドライブ。車中はマー君の奥さんケイちゃんのびっくりするようなアクシデント話もあって面白かった。まじっすかと笑った。ケイちゃんは車に乗って15分位で、また遊びましょうねとまるで今日の終わりの時のようなフレーズを繰り出していて、うちの奥さんが即座に突っ込んでいて面白かった。車内はとにかく楽しい雰囲気だった。マー君夫妻とはお店をしている夫婦同士のなんというか繋がった物が在る感じがした。

boboでの時間は30分ほどだったのだが、奥様が用意してくださっていたものを全て車に運んだ。パリで買って発送にして到着したらば違うポスターだったものやお店のグッズ、何かのサンプルでいれたようなもの、置物、時計、ネオン管等本当に色々。どれもワタナベさんを思わせるというか。なかでも鉄で出来た立派な牛の置物があったのだが、それはもう本当に素敵だった。僕らが引き継がなあかんぜとなった。店の守り神がまた増えたぜと思った瞬間だった。ありがとうございます。奥様からはまたワタナベさんの素敵な言葉を教えてもらった。「雑貨魂がないと店なんかでけへんねん」とよくおっしゃっていたそうだった。蕎麦の世界で雑貨魂を持っていらっしゃったと思うと気持ちが熱くなった。
しかし雑貨魂ってなんやろうねぇ。細かい感覚というか。細々世界を構築して素敵に提案するってやつかしら。なんやろう。服屋は服、器屋は器、文具屋は文具みたいにそれぞれ特化しているけど、雑貨屋てすごいよなよく考えたら。服も器も文具もあるんだぜ。本もあるし、新しい物も古い物もあるし。知識、センス、幅広い眼、提案力が必要なんだぜ。だから楽しいよな。ぼくも奥さんも雑貨屋は天職だと思う。

三田に戻ったら16時。まだ16時。今夜は4人で一杯やる予定。早過ぎるよなと思ったが待てよ15時から七福神がやっとるやないかいと思い出した。ずっと早い時間に行ってみたかったの。車はドラゴンパーキングに停めて翌日取りに行く事にした。ワイワイと串カツとビールを4人でやった。美味しかったな。衣が軽やかで。牛串80円だもんな。その後、ハナヨシ、自由、夜と流れていつもの感じ。鉄板やねぇ。ハナヨシではマー君が実はハナさんと面識が有って、色々と面白かった。岩崎宏美のモノマネをするコロッケのモノマネをハナさんがフリからの0.5秒でやったのだが面白過ぎた。マー君は僕達が聞いた事のない「ベカちゃん」と呼ばれていて彼の歴史になんだか感慨深い気持ちになった。