April 25, 2020
saturday (ただいま臨時休業中)
昨日の本棚の続き。店に並べる本を値段付け。
室生犀星と小堀杏奴をレジ裏から発見した。
どちらもとても好きな装釘。小堀さんのは
ジンジャーの花だそう。室生犀星のはなんだっけかな。
しかしこういう色合い、においのする本を朝から愛でて
いたら古本まつりに行って、全ブースをあさりたいなぁ
という気持ちになった。時期的に四天王寺やけれど。
ほこりっぽいけどいいのよね。あの亀が死ぬ程居る池とか、
ゴーンという鐘の音とか、コロンボの綿瀬さんを発見
する感じとか、王将で生を呑む感じとか。
仕入れとか商売とかセドリとかいうのは抜きにして
ふわーっと古本屋さんのブースをまわるあの感じを
久々に味わいたいなぁ。
臨時休業の時間がとてもあるので、原点回帰というか、
本の平台を作りたいなぁという話になっている。
でも、仕入れ予算がないからできひんねんけどなっ。
それで本の事を考えていたら江口さんのインスタで
本の世界からお酒の世界に行った事が書いてある
雑誌ターザンのあれを見たのだけれど、本から
離れたいあの感覚というのも分かるなぁと唸った。
本は重たいから軽やかにいきたいのよね。
まだしばらく当店はおざなりかな。本は好きだけれど
ファックというかんじで。