Barnshelf バーンシェルフ

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June 17, 2012

俊彦窯3

bs108.jpg

今日はいよいよ、製作をお願いしていた
オリジナル器とのご対面。朝早くから俊彦
さんの所へと向かった。昨日からドキドキし
てあまり眠れず。雨の予報だったが、晴れ
ていてとても暑い。立杭の里は、山や田の
緑がとても濃くなっていて、時折吹く山から
の風が心地よかった。

俊彦さん、奥さまにご挨拶した後、焦る気持
ちを抑えながら窯場へ。カゴに並べられた器
たちはもうなんというか、輝いていて、愛らし
くて仕方が無かった。思い描いた形が、俊彦
さんの手でさらに素晴らしいモノになっていた。
力強さと柔らかさが同居する様は俊彦さんその
ものだ。本当に俊彦さんに作って頂いて良かっ
たと心から思った。

白釉は、乳白色の色と滑らかな質感がとても
良く、塩釜のほうも、独特の深い緑色と模様が
美しく、どことなく外国の器のような雰囲気だった。
塩釜は、今回手がかかっていて、実は二回火を
いれて頂いた。何十回と塩釜で焼いているが、
出来上がりが全く分からないと、困りながらも
とても楽しそうに話されていたのが印象的だった。
その他、陶工ならではのモノに関するお話や、
自然についてのことなど、沢山の良いお話を
聞かせて頂いた。

あと、息子も連れて行ったのだが、また、とても
にぎやかにしてしまった。叫び声が里山に響き渡
っていた。すみませんでした。奥さまには沢山遊ん
で頂きました。

俊彦さん、奥さま本当にありがとうございました。
オープンに向けて頑張ります!