Barnshelf バーンシェルフ

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November 26, 2019

nishiwaki

IMG_1568.JPG

朝、ゴミを出しに行くと近所の中学生M君が
犬の散歩をしていた。おはようと声をかけて
ゴミを置いて振り返ると犬がぼくに寄ってきていた。
M君に名前なんやっけ?ときいて教えてもらった。
犬の名前を呼びながら頭を撫でてやると嬉しかった
ようで、大きなリアクションをされてびっくり
してしまった。ひゃって声を出してしまった。
噛まれるかとおもった。そんで坂道を下り
家に戻ろうとすると、右下の方から茶色い塊が
足元に飛びかかってきたのでわっ!と声が
出てしまった。ポッチだった。3秒程足下で
くねくねして「にゃー(おはよう)」と鳴いた。
家に入れようかと思ったのだが、家の前の車の下に
潜り込んでしまった。おれなんだか動物に人気やん。

9時頃、ドラゴンに迎えに来てもらい西脇へ。
工場見学。ドラゴンはキャラバンで来るかと
おもっていて、あの目線の高い助手席に乗れるぞと
楽しみにしていたのだが、残念ながら車検で
もう1台のプジョーだった。久々の外車はやっぱり
独特の匂いがした。樹脂関係からこぼれる匂いだろう。
かなりの走行距離で、故障したハナシなんかをよく
聞いていたので、サスペンションあたりからの音や
エンジンの制御関係のに波があるようだった。
外車らしいかんじ。あとやっぱりフランス車
特有のしなやかな足回り感もあった。
20代の頃はプジョーに乗りたかったんだよな。
初プジョーだったのでちょっと感動。
このプジョーはかなりキテいるのと来年車検だ
そうで夏あたりには手放すそうだ。長いこと乗って
いるので別れは辛いだろうなぁ。
意外と密室でドラゴンと2人きりで喋るという
のがあんましなかったので新鮮でそしてええ感じだった。
ただの友達やわ。
工場に到着すると、入口に小野さんが立っていた。
続いて足立さんとOKK大西さんもやってきた。
初めて行く場所に知った顔の人がいる安心感。
30分位で終わって早目にご飯を食べて帰ろうという
算段だったのだが、着いてそうそう工場の規模の
大きさに驚いてこれはとなってしまった。
パンフレットを頂いてからいざ出陣。糸をまき直す工程、
染色の工程を見て回った。川から水を引いて
いるところも見た。あと織布の工程、加工の
工程、検品、パッケージングまで。
糸の状態から布になるまで一貫して行って
いるところはあまりないそう。凄かった。
工場で働く方々もウエルカムな感じでとても
良い空気が流れていた。ドラゴンは帰りの車で
働く人達の眼が生きていたというような事を言っていた。
さすがやでドラゴン。たしかに。
小野さんは途中で不要になった黄色の可愛らしい
布の端っこや残糸がまかれたものを広い集め大事
そうに抱えていた。糸や布を愛する姿に溢れていた。
黄色の端切れは宴会芸をする時に首からまいたら
華やかになりそうなブツだった。
一通りの工程を見てから製品になった布のサンプル
を見るとなんというか重みがちがった。
すごいよね。布は。ドラゴンの椅子といつかコラボして
欲しいぜ。
お昼は5人で大日食堂へ。ボリューミーな定食だった
のでお腹いっぱいになった。美味しかった。
小野さんと足立さんは学生時代からの仲なので
とても仲がよくて、いつもの感じで小野さんが
食べきれないご飯をもらっていた。このムーヴは
2人の関係をしらなければ夫婦と間違えるだろう。
店に戻るタイムリミットがあったので帰りは高速を
使った。スイスイ、プジョーは走った。
高速は早いので最高。目的地に着いて、あー早いなぁ
と実感する時のあの気持ちよ。
お店に着くと奥さんとセーターがペアルックだったので
着替えに戻った。急に90年代J CREWのロールネック
セーターブームが来てしまったの。古着屋さんで数枚
購入してしまった。なかなか良いよ。もっと安ければ
最高なんだけれど。夫婦兼用でいけますねん。