Barnshelf バーンシェルフ

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May 23, 2014

nishiwaki

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今日は西脇へ。工場見学。
ハツトキのシティボーイ
こと村田さんに案内
して頂いた。まず最初に
西脇で初めてストールを
織ったという機屋さんに
行った。ご夫婦ふたりだけ
で営んでいる所で、市内
から少し外れた所にあった。
住まいの隣に工場があって、
中からはカシャン、カシャン
と機械の音が聞こえていた。
もうじき80歳を迎える
社長兼職人さんが温かく
迎えて下さった。
機械の事、西脇の機屋
の事、生地の事、色々
沢山教えて頂いた。
会話した中で印象的だった
のが、「わしこれが好き
やねん。」という言葉。
職人さんの口から何度も
出ていたのだが、仕事に
対する愛、情熱、誇りを
感じて格好良かった。
カシャンカシャンの音は
横糸を縦糸上下2本の間
に通すときに鳴っている
音で、糸が布になって
いるその瞬間の音だった。
工場の隅には、過去の
製品が積まれてあったの
だが、アフガンストール
があった。輸出品。
今はもう織る事が出来
ないそう。日本製もあ
ったのだ。
昼ご飯は紫川ラーメン。
ハツトキのテキスタイル
デザイナー・小野さんも
合流した。女1男2の
ドリカム編成。って古い
言い回し?ここはとても
行ってみたかったお店。
当店と同じ水曜定休日で
行けなかったのだ。
男らしくラーメンを2杯
食べた。甘く濃く、深くて
美味しかった。今度はご飯
もおかわりして、最後、
雑炊にしてシメたいな。
昼ご飯の後は再び工場見学。
染色工場。こちらも町はずれ。
加古川沿いにあった。
染色工場らしくたっぷりの
水が入ったシンクがあった。
蛇口からは絶え間なく水が落
ちていた。染料を調合する
機械の隣では主役である
大きな釜が轟々音をたてて
揺れていた。事務所や
工場の外には髪の毛を束ねた
ような糸がたくさん積まれて
いて、この束の状態の事を
村田さん達は「●●」と言って
いて、そうなんだぁと感じ
入っていたが、何と呼んで
いたか忘れてしまった。
糸が丸まっているものは
「チーズ」と呼んでいたの
だけれど。染色工場の隣は、
ある工場だったのだが、
思いがけない出会いがあった。
この先、何か形になりますよう。
移動中、村田さんからは
改めて西脇の織物産業に
関して教えて頂いた。
糸に糊付する工場、
糸を芯に巻く工場、糸を
布に織る工場、布を染色、
加工する工場。ひとつの
場所でこれだけの工場が
あって、布作りが完結する
場所は少ないと言っていた。
一カ所だからこそ、コスト
もかからないし、質の高い
物が作れるのだそう。
村田さんの口からは、西脇
で布を買っている有名な
メーカーがいくつか出てきた。
あと、今回秘密の場所へも
案内してもらったのだが、
そこに素敵な布があった。
それで何かできまへんかな
と只今妄想中。こうして動く
と何かしら出会いがある。
うれしい!たのしい!だい
すき!だ。ご案内頂いた
ハツトキの村田さん&小野
さん、ありがとうござい
ました。