September 04, 2017
hanayoshi
久方ぶりの三田呑み。
キビトパンのキヨさん、美容室rojiの佐竹さん
と初めての3人の会だった。
それぞれ子供達の年齢も近いので、子供の相談
でも出来ればなぁだったが、結局何を喋ったか
覚えていないいつもの感じだった。酒場とはそう
いうものだよね。
日曜日はお気に入りの鳥ちゃんも和来も自由、夜
も千ひろも休みで残念祭り。串カツの串まるに
行こうと歩いていたら先々月に開店した台湾居酒屋
華吉が眼に飛び込んで来た。
外のメニューを眺めていたら食べたくなるような
メニューが手書きの文字で沢山書かれていた。
お店も賑やかで盛り上がっていた。キヨさんがぼそっ
と良い感じがするなぁと言っていたが、こういう時の
キヨフレーズは頼りになるのでヨシ!と思った。
ガラスの窓からはお酒を呑んでいるお客さんの黄色の
ボーダーTシャツが見えて、それを見た佐竹さんが
「あ、自由、夜のヨウスケさんじゃないですかね。」
と言った。本当かなと覗き込んだ瞬間にヨウスケさん
と眼が合った。すぐに笑顔で外に出てこられた。
今夜は初の3人の会なんです云々と伝えたら、
「おお、そうかぁ〜!はいりはいり〜!」
「3名様ご来店〜!」と大きな声でウエルカム
して頂きアットホームに酒場inした。
ヨウスケさんはいつもの仲間と呑んでいらっしゃった。
皆さん三田学園を出ていて僕の先輩達だった。
先輩達に負けないぜとカウンターに3人並んで乾杯した。
モヤシナムル、空芯菜の炒め物、唐揚げ、ニラ玉、腸詰、
水餃子、ルウロウ麺、ふわふわ玉子、焼きビーフンを食べ、
ビールやハイボールを沢山呑んだ。
どれもこれも美味し過ぎた。「ウマイ」しか言わなかった。
カウンターには辛味噌のようなものがあったのだが、
それがまた美味しかった。あまりの美味しさにキヨさんが
お店の方に中身を質問したら「ひみつ」と返されていた。
分析するぜと口にいれても全く何も分からなかった。
辛さと深みのある複雑な旨味、暑い国を思わすような
スパイスの香りが鼻を抜けた。腸詰にその味噌をつけ、
パクチーを乗せて口に放り込み、すぐさま台湾ビールを
流し込んだら最高だった。お店のママも明るく元気な
方で素敵だった。三田に出来て嬉しいありがとう感動
と心の中で何度も唱えた。
9時頃にめっちゃ後輩のY君が合流。近場で職場の
呑み会があるというのを前日、彼から聞いていたので、
メールしてみたのだ。必殺酒場メール。
彼が来る前には何人か常連の方が来てさっと食べて
呑んで帰っていった。ひとりの女性が来た時は席が
一杯だったが、先輩方が何としても入店してもらおうと
皆で協力して席を詰めてスペースを確保していた。
その時の一体感は三田学園という男子校を経た男達の
感じが出ていてもの凄く面白かった。
後輩の僕は「向こうはほんまのおじさんばかりで
すみませんねぇ」と繰り出すと「おまえほんまのこと
いうなぁ〜」と返しがあって楽しかった。先輩イジリ。
ヨウスケさんの隣にはIさんという方がいらっしゃったが、
昔ジャズ喫茶を三田駅前通りで営まれていて、今のヨウ
ちゃん位の時分に父親に連れて行ってもらい薄暗い中で
トンカツ定食を食べたのを覚えている。僕の父親や母親
とも勿論面識があるので酒場で親のハナシをしたり聞い
たりして新鮮だった。ザ地元ですわ。
Iさんはジャズベーシストでもあるのだが、youtubeに
演奏する動画があることをヨウスケさんが教えてくれた。
佐竹さんのアイフォンで見たが、酒場が賑やか過ぎて全く
もってウッドベースの音が聞こえなかった。
しばらくしたら先輩方は先に帰られたのだが、その際に
僕らの伝票の上にこっそり1000円札を1枚置いて
下さっていた。ありがとうございました。粋。
そして僕らの2軒目をどうしようかとなったらY君が
あそこどうですかとバーバーショップエイトに案内
してくれた。隠れ家のようなラーメン屋さん。
生中とミニラーメンとポテトフライを4人で
食べて呑み仕上げた。ラーメンは辛くて美味しかった。
それにしても華吉は良かったなぁ。また三田の夜が
楽しくなる。次はおすすめのスペアリブを食べたいし、
パクチー酎ハイというのもメニューに登場予定だそう。
●台湾居酒屋 華吉
三田市中央町11−10