Barnshelf バーンシェルフ

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February 03, 2015

40’s black chambray

bs10577.jpg

昨日はファッション雑誌
の取材だった。なんとも
光栄な企画にはめこんで
下さり嬉しかった。
企画会議でどのように
決まったのか色々と想像
してみたのだけれど、
編集長あたりの偉い人が、
ほぼまとまりかけた最後
のあたりで「バーンを
忘れとるな!」みたいな
感じで逆転ホームラン的に
決まったのだったら最高
やなという結論になった。
今回、カメラマンさんが
とても個性的な雰囲気の
方だった。良いクセが
あるような、何かつい気
になってしまうようなお人。
名越啓介さんという方で、
ドキュメンタリー写真の
分野をメインに活動され
ていて、メキシコのギャング
やフィリピンのゴミ山・
スモーキーマウンテン
で生活する人々をとら
えた作品を発表されていた。
今現在は今回のような
商業的なお仕事もしながら、
ある人達と共同生活を共にし、
その人達を撮影しているの
だそう。そんな写真家
の方の眼に店がどのよう
に写り、そしてどう切り
取って下さったのか楽しみ。
編集の方は足の中指を
骨折した経験のある方で、
あのたまらない痛みを
経験した先輩だった。
まさか足の指骨折トーク
が出来るとは思わなかった。
僕の小指はかなり良くな
っている。ちょっと調子
に乗るとずーんとした鈍い
痛みが走るが、そろそろ
朝歩きやったろうかしらん
と考えている。
写真は40年代のフランス
のワークコート。この手の
コートはこれまで何度か
扱っているのだが、デッド
ストックは初めてでちょっ
と嬉しい。胸ポケット
についている紙タグの言葉
を翻訳してみたら「上質な
仕事服」と「きちんとした
方法で裁断」と書かれていた。
SANFORという言葉も好きだ。
生地の加工法であるSANFO
RIZEDを略した言葉。
ピカッと光る必殺技みたいな
言葉感が好きな理由。