Barnshelf バーンシェルフ

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December 30, 2022

冬休み

この数年、冬は近場コースで姫路で焼肉&カラカラ鍋を食べてビジネスホテルに泊まってという流れだったのだが、さすがに今年はちょっと変えたくなったので地図とにらめっこ。淡路島の事が数年頭にあったので改めて調べてみたのだが、ちょっと高いかなというかんじ。丁度良い価格のところがなかった。それでさらにちょっと足をのばして四国を調べてみると、徳島はもうひとつ温泉街みたいなところが無く、香川で調べてみたらこんぴらさんの宿がそんなに高くなくて良さそうだった。さらにこんぴら割引みたいなのがあった。こんぴらといえばドラゴンだったので、聞いてみたら意外と近いし良い感じというので、我が家初の四国旅をすることにした。
初日は神戸で用事があったので、昼位までなんやかんや。昼過ぎから向かった。須磨あたりから高速に乗り、淡路島へ。観覧車のあるSAで昼ご飯。人がたくさん。普段多くの人が休む日に休まないので新鮮だった。大きな流れの中にいるこの感じ。フードコートがいっぱいだったのでレストランへ。席で待っていたら僕らだけ?ロボットが持ってきたので注目を浴びてしまった。マノちゃんが注目を浴びるのがイヤな時期なのでブツブツいっていた。仕方なし。可愛い顔をしたロボットだったけれど。SAから1時間半ほどで高松に到着。高松の高速は思っていたより皆飛ばすのでびっくり。四国、のんびりってイメージだった。追い越し車線は結構なスピードだったぜ。琴平には高松からすぐついたので、まずは子供等のリクエストに答えてゲームセンターへ。1軒目のボーリング場併設の場所は外から見ると営業しているかどうかわからず子供等がはいりにくいと言ったので、別の場所へ。そこは見るからに分かりやすいゲームセンターだった。平場にできた商業施設ゾーンて感じ。ドラゴンに写真をおくったら帰省した時のいきつけとのことだった。便利な感じするもんな。しかし、丸亀郊外、琴平あたりは三田と風景がにているというか。コンビニ多いし。古い和菓子屋さん、うどん屋が無い位かなぁ。宿はこれまで泊まった中で一番大きい規模だった。ゆるゆるとチェックインしてさっそくゆるゆるした。子供等はゲームに興じて、自分は風呂へ。奥さんは昼寝。風呂から戻るとこんぴらさんぽに出かけた。ジスイズ観光地。時間がなかったのでいけるとこまで坂道を上って引き返した。戻りしなに食べた和三盆のソフトクリームが美味しかった。夜ご飯はこれまた会席料理ってかんじ。どれも美味しかった。ヨウタロウがそういったものにイケル口になったのでとても楽しんでいて良かった。オリーブ牛の小鍋しゃぶしゃぶのタレがゴマだれポン酢だった所が最高と喜んでいた。牛肉もとても美味しかった。

翌日、家族そろってこんぴら詣で。ライトな気分だったのだが、2時間くらいかかってしまった。階段がなかなかにしんどかった。下りはすれ違う人たちへの優越感というか先輩面というか、そういうのがあった。どうしても出るよね。あとこんぴら詣で中にはシークレットトラブルが発生していた。それを解消するために丸亀のイオンへ。新しい靴を買って無事にトラブルが片付いた。運が付いたってやつ。しかし旅先のイオンはなんや安心感あるよな。旅先にまできてここかよという気持ちもあるがそれぞれやっぱり違うしね。昼食はドラゴンにおしえてもらったうどん屋さんへ。鴨の塩焼き土佐醤油うどんをたべたかったのだが、ラス1だったので同じ物を食べたいヨウタロウにゆずった。鴨一切れもらったがとてもおいしかった。土佐醤油は奥行のある味わいでとても美味しかった。パッと口にいれてうまい!ってのやなくてね。みりんとかアルコール飛ばした日本酒をかんじるというか。ヨウタロウも美味しいと言っていた。なかなかやるのう。

明水亭の後は下道を走って高松へ向かった。次の宿泊地なり。初高松。都会や都会。都会って印象。あとなんとなく大手のお店も関西と変わらないので、なんか関西感があるというかね。あとスーパーのマルナカがとても多くて、どっしりしているというか、なんか良い感じがした。三田にもあるけれどマックスバリュからのあれなのでまた違う感じがする。市内にはマルナカの本社みたいなのもあってオオとなった。宿はできれば大浴場のあるビジネスホテルがよかったのだが残念ながらなかった。ツイン2部屋取れるところでとってみた。古めのホテルって感じだったが、テレビでyoutubが見れたので子供達は嬉しそうだった。前に泊まった人の検索履歴が見れてそれに対してつっこんでいた。お前等もつっこまれるだろう。つっこんでつっこまれのホテルのyoutube。
ちょっと休憩した後、適当に高松散歩。大きな商店街をブラブラ歩いた。いやぁ都会や都会。聞こえてくる言葉もそんな方言感がないというか。とにかく東西南北ぶらぶら歩いてみた。骨付鳥の登りがちょこちょこ目についた。セレクトショップをのぞいたり、無印にいったり、コンビニでワンピースのクジをひいたり、サンマルクで甘い物を食べたり。夜ご飯は骨付き鳥を食べたかったのだが、有名店の一鶴には行かずに別の店へ行った。中心街から少しはずれていた。途中には無料案内所の脇を抜けた。盛っていてよろしい。繁華街らしい風景。お店は若い人に人気の場所って感じでにぎやかだった。超馬鹿笑いする若者が1名いて少し耳にひっかかってきたが年末ということでゆるしてやった。親、ひなの骨付き、親のタタキ×2、親のユッケ、皮餃子等を食べた。ヨウタロウはタタキを気に入ってしまいほぼ一人で2皿平らげた。僕はビールとハイボール2杯。さくっと仕上げて宿に帰った。
なんでさくっと仕上げたのかというと、ホテルの前に行ってみたいレストランがあったからだ。実は三田出身でうちのお客様であるSさんが働いているのだった。前回帰って来た時にワインのハナシを聞いたりして行ってみてぇなぁとなっていた。事前に連絡してみると夜は一杯だそうなのだが、嬉しい事にとにかく顔をだしてみてくださいとのことだったので、子供等に許可をもらって突撃。お留守番を出来る年齢になって嬉し頼もしいぜ。ホテルの入口から息を止めて到着するほどの距離。ナガラというお店。長屋倉庫みたいな外観。店内は広くて明るくて、レコードや本がならんでいてサブカルの香りがした。エプロンをしたSさんに迎えてもらった。カウンターの中のスタッフさんは2人ともバーンに来てくれたこともあって、おお!えへへという感じでご挨拶。オーナーさんはキャップに大きめのロンTでストリート感があった。僕らの知っている料理人達と空気感がにているというか。キビキビした料理人、スタッフさん、美味しいお酒と料理、楽しいBGMであっという間に時間が過ぎていった。良いグルーヴ。最高だった。マッシュルームをカステラみたいにしたやつ、ベリーソースのブッテーロはレザーやった、あのチーズのやつ。なんやっけ。ブラータか。あと、スタッフさんの口から出ていたシメ鯖というワードを拾い上げ食べさせてもらった。メニュー外のやつを頼む酒飲み感。どや。しかしどれもとても美味しかった。お酒も料理も健やかで身体が喜んでいた。ワイン3杯はどれも美味しくて、クラフトビールもビールっていうか薬膳ビールみたいな感じで美味しかった。あと途中、DJブースでは山下達郎の僕の中の少年のレコードが回されて最高だった。年の瀬に奥さんと2人だけの素敵な時間をちょこっと頂けて良かった。子供等とナガラチーム、高松に感謝。