Barnshelf バーンシェルフ

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June 22, 2023

但馬

アサイチで奥さんを神戸に送ってとんぼ帰り。8時に出発して9時半頃帰ってくるという。途中マルナカに寄ってテスト早帰りの息子用に冷やしラーメン、チキン南蛮、牛乳ミカン寒天を買った。それから久々にキビトパンへ。めちゃんこ久々ですみませんというかんじ。キヨさんはテニス焼けだか日焼けしていた。いつもの感じであれやこれや言葉のやりとり。アッコちゃんもいつもの感じ。楽しそうな雰囲気だった。帰りの車でアンパンをかじったら焼きたてなので火傷してしまった。が、美味しかった。家に帰ってからもベーコンエピとチーズパンを食べたがうますぎて震えた。さすがやで。
昼前にヨウタロウが帰宅。パパ昼飯セレクションが完璧だったのでとてもうれしそうにしていた。テストはどうだったか聞いたら手応えがあったとのこと。でもいつも手応えがあるんだもんな。今日はこのあとバスで塾へいくので時間に遅れないようになと念をおして僕は但馬へ向かって出発。ヨシくんのお店がオープンする前にニューtanigakiに行かねばなとなっていたの。水曜いけるかも?行っていいよ!とのことで数日前に決定した。食堂ヨシの現場や町の雰囲気も味わいたかったので今回は和田山に泊まることにした。

下道で篠山あたりまで行って高速って思ったが早い方が良いやといつも通り三田西から乗って爆走。途中、春日から対面通行になるのだが前をトラックを牽引した車が走っていたが、結構なスピードで走っていてびっくり。牽引車そんな出す!?15時にヨシくんと合流する前に調べていた目的の温泉へ。和田山には2軒温泉があったが渋い方にしたのだった。もうひとつはスーパー銭湯ってかんじ。そこもよさそうだったが。インターから15分ほど。のどかな田園風景の中によふど温泉があった。良い感じやんかいさ。うちの近所の花山ノ湯を少し大きくした感じ。地元のおじいちゃん達がお風呂を愉しんでいた。サウナが空いていたので久々に突撃することができた。何分入ったらよかったっけとなったが汗が良い感じにながれるまで8分程かかったので無理無く2分足して10分汗を流し、1分冷水、10分休憩の2セットをおこなった。3セットほどしたかったがサウナが混んできたのでやめた。最後にお風呂に2分ほどつかって仕上げた。ポカポカになったが久々のサウナで疲れてしまいボケーっとなってしまった。ノンアルビールを呑みたかったが食堂は休憩に入っていた。残念。また来よう。ヨシくんとの待ち合わせはホテルのてつや前だったのだが、行く途中で彼を発見。ピックした。びっくり。家を出たとこだったらしい。彼もびっくりしていた。

ホテルのチェックインまでしばらく時間があったので、以前僕が見たいとヨシくんに言っていた「糸井の大カツラ」に会いに行くことにした。見にいくんじゃない会いに行くんだ。
案内されるまま山に向かって北上。のどかな風景よ。三田よりも少しばかり山が深い感じ。細い林道に入るあたりで熊注意の看板があった。看板が有ってもなかなか会わないやろうと思っていたのだが、看板から走ること数分、左手の急斜面を黒い物体が登っていくのが見えた。「熊やー!!」と大きな声が出てしまった。びっくりやで。着ぐるみ感もあって可愛いといえば可愛いかったけれど。はじめて野生の熊を見てしまったな。さすがに車から降りる気がしなかったので、大カツラは断念してすぐに引き返した。引き返したポイントはヨシくんが中学生の頃に泳いだ川と滝があるナイスなバーベキュー場跡?だった。夏とか泳ぎにきたら楽しそうよ。でも熊がな。今回、熊を見てしまった以上これから大カツラに会いにいく事は難しいかもしれない。
まだまだ時間があったので、インター近くの工場直売所の海鮮せんべいでおみやげを買い、さらにまだちょっと時間があったので、竹田まで行った。竹田は激混みのイメージしかなかったが今は随分落ち着いたそう。確かに閑散としていた。というよりも予想よりも大きな山に竹田城跡があってびっくりした。おもいのほかテンションが上がってしまった。資料館をくるっとみて、近くのお寺のコイを愛で、それからてつやに戻った。
てつやにチェックイン。宿の主はやさしい雰囲気だった。館内もきれいに手入れされていた。4階の部屋だったのだが見晴らしもよく部屋も良い感じだった。バスの時間があったので、すぐにてつやを出て食堂ヨシの現場見学。ここにドラゴン天板が乗ってとか中にヨシくんが居てとか色々浮かんだ。楽しみだねぇ。町はお店が少なくり寂しげではあるが本屋、パン屋、和菓子屋、酒屋、スナックがまだ営業をしているよう。あと古い建物も残っていて独特の風情があった。食堂ヨシがきっかけでまた色々お店が出来たら素敵やろうね。現場では職人さんが入口あたりの工事をされていた。ヨシくんとの会話のやりとりがとても良かった。馴染みのある感じよ。オープンは来月下旬。きっと美味しい笑顔で溢れる店になるだろう。行くのが本当にたのしみやで。よふど温泉→てつやチェックイン→食堂よしのコースかな。めちゃ急いで呑んだらヨシ→tngkの師弟ハシゴもいけるやろか。その時はイクエ泊まりがいいだろうか。時間との戦いになるやろうね。てつや前の酒屋の自販機で氷結を買い、ロータリーで軽やかに1缶呑み仕上げ、てつや前のバス停からバスにのってtanigakiへ向かった。ナイスバス!ナイスムーブ!

半年振りのtanigakiにイン。前回は冬の入口あたりでドラゴンと2人だった。ヨシくんがtanigakiに在籍しているうちに会うておこうってやつだった。
新しくなったtanigakiは以前のコンクリート風からがらっと変わり、白壁と木の組み合わせがパッと眼に飛び込んできた。明るさを有したナチュラルで洗練された空間になっていた。
丸が印象的な木の立ち飲みカウンターと下のタイルの緑、曲げ木の椅子、カウンター向こうの酒瓶が並んだ木棚が特に柔らかな空気感を生み出しているようだった。オーガニック野菜やグッズの直売所も新設され物販の機能も加わって楽しい雰囲気だ。食を通してtanigakiの有機的な繋がりや世界を表現した箱になったよう。明るくオープンになった空間でその土地の美味しい食材と色々なお酒をその空間に居る人達全員で愉しむイメージが頭にうかんでくる。
同い年の方が前に進んでいる姿はとても刺激になる。シンタロウさんは出し切ったと言っていたが、これから歴史を刻みながらもお店がアップデートしていくはずなのでまた楽しみだ。
リニューアルおめでとうございます。

シンタロウさんといえばいつもの感じだった。但馬の山々のような落ち着きとハナシが伝わっている?!ってなるあの感じ。とてもオシャレで洗練されているが軽いノリが全く無いこの感じ。ヨシくんが人懐っこくシンタロウさんにがんがんしゃべるがテンポがずれるあの感じ。
料理はどれもこれも美味しかった。全部食べてしまった。全部食べというのが40代半ばできている。釜飯がとてつもない美味しさだった。混ぜご飯はあまり食べないけれどおかわりしたかったもん。お酒も色々呑んださ。生、赤星瓶、レモンサワー、ワイン、にごり酒、ミトサヤロック、大和桜の限定もののソーダ割など。あっというまの3時間。アルコールの波に浮かんで心地が良かった。あと新しいスタッフのおふたりもフレッシュで良い感じだった。もはや息子の方が年齢が近いから息子のように可愛くみえてくる。自分が彼らの頃はおじさんだなと思っていたから不思議なもの。将来、三田でお店をやってほしい。
ヨシくんとふたり八鹿駅まで15分ほどふらふらとよるんぽして、駅で缶ビールを買い、夜風に吹かれながら一杯やって電車にのって和田山に戻った。シメの一番絞りも美味しかった。氷結ではじまり一番搾りでシメる。しかし三田にtanigakiみたいなお店が欲しいなぁ。最高やったな。ごちそうさまでした。

● TANIGAKI
ローカルな季節の料理とナチュールとお酒
オーガニック直売所
OPEN 月-土 (⚠️月金ランチは休)
HOUR 11:30-15:00 / 17:30-22:00
兵庫県養父市八鹿町八鹿1645-1
TEL 079-662-2946
https://www.instagram.com/tngk_tanigaki/