投稿者「Barnshelf」のアーカイブ

December 16, 2024

monday

12月も半分が過ぎてしまった。今年が過去一番早いかもしれない。一昨日の土曜日に店の水道が初凍結したのだけれど、冬はまだまだ。今年はそんな会話を沢山お客様としている。
季節がズレている分、師走感もまだ無い。日曜にはM1だぜ。毎年今年も終わるなぁというかんじがあるのだが、いやはやすごいな今年は。旧正月くらいが正月なんやないか。

アサイチで腕時計のオーダー。土曜日あたりからリストアップしたのだが金額が大きくなり過ぎて削る作業をした。150種類をチェックしてリストアップするのが大変でめんどくさい。定番だけをわかるようにしておけばいいのだが、そういうことをしないのがオレたちっぽい。ベンリ師匠もリストアップがめんどうとよく言っていた。ちなみに取引先は師匠に紹介頂いたところ。メーカーの方は確か金沢の方というのを聞いた記憶。10年程前。予算でいくと5種くらいになるのだが、もういいやと8種オーダーした。初めて電卓時計のメタルバンドを手配した。取引先に8個しかなかった。在庫が多い物は何百と数がついているのだけれど。初めてのものってだけで来るのが楽しみになる。おれは雑貨屋だぜ。
軍物もオーダーした。イタリア軍のセーターの3回目のおかわり。色々オーダーしようとおもったが予算が厳しかったのでそれだけにした。今日はそのセーターを着たのだが、新品のハイゲージセーターは暖かくて良い感じだった。着丈が長いのでサスペンダーパンツに良い具合だった。下にはシャンブレーシャツを着て海軍気分を上げた。そうなったらグングンいきたくなって数年ぶりにベルギー軍のカモパンツをはいた。軍物は大好きなのだが着る時着ない時の差がなかなかある。軍のお問い合わせもあったのだが、当店ではなかなか見つからないブツだった。65パーカー。でも忘れていた取引先をチェックしたら入荷案内があった形跡があった。出ていたのか。勿論完売だった。先月、KEYBarnのラインナップに入っていたので、もし彼の所にあったらご案内しようと鍵田さんに聞いたが寒くなって完売したとのことだった。残念なり。店間のつながりでお客様をご案内するってのは良いよな。またの機会に。お客様には在庫が無い旨をご連絡した。65は今年また着ている方をおみかけする印象。5年位前はピークであまりにブームだったので着辛くなるレベルだった。その後、スウェーデンのM90にスポットが当たったが1年で世界中の在庫が無くなり、軍物屋さんがリプロ作ってという流れ。安くぼこっと見つかる事はないだろう。先日はうちに残っていた在庫をご常連Nさんの甥っ子さんにお買い上げ頂き嬉しかった。サイズ190だったが背の高い方なのでぴったりだった。行くべき方のところに行ったかんじ。

夕方、早目に店を引き上げてヨウちゃんの歯医者〜夜ご飯〜塾というムーブ。歯医者は時間が読めなくて、前回ブックオフで色々見はじめたら終わったと連絡があったので、今回は駐車場で待機。マルコスヴァーリのライブDVDを流しながら京都の人2名、岡山の人1名とDMでやりとりをした。あとミマスの枝豆殻バットを本格的に探すミッションをしたらば、あっけなく見つかったので、ヤナモンに連絡した。名前を見た瞬間、テーブルの風景が浮かんでこれや!となった。なぜヤナモンかというと、彼にはバットが良かったと伝えていたからだった。雑貨屋のルートにのりにくい業務用のアイテム。流れ流れて意外なところのカタログにセレクトされているかもしれないけれど。製造元は品切れだったな。残念。早くミマスコーナーを作りたい。コップとバットだけじゃあれなので、縁がギザギザになった灰皿も探す予定。
100分ほど駐車場で待ってようやくヨウちゃんが戻ってきた。塾まで30分。彼はラーメンを食べたいと言っていたのだが、丸亀にした。空いていて良かった。塾に送り帰っていたら置くさんから電話。なんか買ってきてやろう?当てるわというやりとりを2回ほどしたがあたらなくて聞いたらティラミスを買って来て欲しいとのことだった。電話のうしろではマノちゃんの声も聞こえて来た。なかったらスイーツ系な的な。コンビニかスーパーだな。マチカフェのローソンにかけようと行ってみたらばなんとティラミスが2つあった。音速で確保した。なかったらマルナカだったね。家に帰ってなんでティラミスかと聞くと、最近マノちゃんがやっているタイピング練習のやつにティラミスが出て来るそうだった。小さいイが入っているからね。彼女は毎朝、学校へ行く前に奥さんのパソコンでカタカタとタイプの練習をしている。先日小学校の先生との面談もあったのだが、学校ではとにかく賢い様子だった。家ではえらそうにしたり口が悪かったりするのだけれど。しかしティラミスはまだマノちゃんには大人の味で半分ほど残したので残りは僕が食べた。80年代だったか彗星の如くあらわれて消えるかと思ったが定番化してすごいやねティラミス。名前もなんか良いよね。

December 11, 2024

wednesday

今夜は神戸で一杯だぜ。マリーンデイの林さんと1年以上一杯しましょうとハナシをしていたのだがついに実現したの巻。ビボバの西田さんも一緒にで3人の会という。展示会の時にかならずそのハナシになっていたのだが、なかなかね。午前中はいつもの諸々の用事をして昼過ぎにバスで出発した。寒いのかそこまで寒く無いのか!?で着ていく服がなかなかきまらなかったのだが、フィッシャーマンのタートルにウールパンツになった。鞄はマリーンデイの昔のショルダー。これ気に入っているんだ。seawindという小型のショルダーがあるのだがそれを3まわり程大きくしたモデル。このバランスはなかなか無いんだ。斜めがけすると良い感じなの。神戸は車で行く場所なので電車は遠い感じがするのだが、このところは電車でいくのも良いなと急になっている。宝塚まわりでいくよりかは新鉄で谷上から地下鉄というのがスムーズで良い。谷上に着いたらほぼ三宮に着いたようなもんやもん。

三宮では古本屋をじっくり堪能。口笛さんの支店。呑む前に古本屋てめちゃくちゃいいやないの。街も大阪ほど人が多く無くて、神戸いいなー!となんか急に激しく思ってしまった。30分ほどで棚を全部見て、ラルティーグの図録、伊丹十三の小説より奇なり、池内紀の少年文学紹介本、久坂葉子の手紙を買った。待ち合わせの時間までまだ随分時間があったのだが、とりあえず神戸に到着している旨を林さんに連絡したらそっち方面行きますとのことだった。元町のエビスで軽やかにはじめることとなった。ビールだけかるく1杯。美味しかったが、重厚な味でごくごくごくごくとはいかず、ごくごくって感じで呑みすすめた。店内は1組だけお客さんが居たのだが随分盛り上がっていて良い感じだった。早くからやっている雰囲気。空調も利いていて暑かったのでビールに合っていた。林さんと西田さんのつながりをもうひとつ知らなかったのだが、10数年程前には定期的に音楽を愉しむちょっとしたお酒の会みたいなのが定期的にあったとお聞きした。それは昔、モリチュウさんから聞いたことがあったやつだった。

17時前に西田さんと合流して念願の焼き鳥屋さんミマスへ。17時数分前だったが電気がついていて、おきゃくさんも三分の一ほど入っていてびっくり。テーブルがあいていたのでホッ。渋い店内が素敵や。席に案内され座った時に次のお客さんが来て、5人でして京都から・・・とのこと。おっ大所帯で来はったなと思ったら来た方は、なんと林さんのサッカー部時代の後輩でもちろん西田さんも知っている方で、僕もなんかお店に来て下さった方だなとびびっときたので、なんだか酒場ばったりてかんじで面白かった。林さんはなかなかの先輩の感じというか、後輩の方もなかなかの後輩の感じというか。ビシッとした運動部の上下関係の雰囲気を垣間みて感慨深かった。僕らが移動することになった。移動して座ってオーダーして待っていたら、席をゆずっていただいてすみませんと入口から入ってきた方が言いにこられたのだが、なんと九時五時のオスギさんだった。今年一番びっくりしておもしろかった。彼女とは偶然出会ったのこれで2回目なり。前回は京丹後の牧場、今回は神戸元町の焼き鳥屋。5人チームの方を見たらば、バヒュッテでお見かけした方もいらっしゃってあっ!となって面白かった。酒場で知った方と偶然出会うこの感じ。ご縁がありますなぁ。

オーダーは林さんが全部で言ってくださった。ビールは瓶のラガー。ラガーが良いすよね。最初に枝豆が出て来たのだが、殻入れがアルマイトの小さなバットだったがこれが良い感じだった。スマホを二まわり大きくした感じ。即座に裏を見てしまったが知らないメーカー名だった。これはもう帰る頃には覚えていないだろうと思った。焼き鳥はテンポよく出てきた。どれもこれも美味しかった。タレ焼きから出て来て、食べおえたらそのタレが残ったお皿に新しい焼き鳥が置かれるスタイル。キレがあって甘く無くておいしかった。お酒も2級、1級、特級とあって下から順番に呑みすすめた。ガラスの角張った厚口グラス。実は呑み屋で初めて出会ったす。良かったなぁ。初の3人トークはどうなることかと思ったが軽やかに大変楽しく大いに盛り上がった。個人商店物販店主2人、独りバッグメーカー1人。支払いの事とか、業界のこととか、林さんのサッカーネタとかとにかく面白かった。最後の方に呑んだレモン酎ハイがこれまた美味しかった。欲していた味だった。2軒目は近所の金時というところへ向かったのだが満員で断念。元町駅北にある中華料理屋へ行った。ここではなんかドラマのハナシになってもりあがった。おじさん3人気が合う。最初に僕と西田さんが海に眠るダイヤモンドで盛り上がっていたのだが、結構後の方に、林さんも見ていることが判明して、西田さんが早よ言えと突っ込んでいて面白かった。

December 04, 2024

wednesday

水曜店休日。昨日、古着開拓人のホッティに頂いたバウアーの上着を着ていつもの店休み日の撮影をした。緑色のバウアーのやつ。一目見て好きなやつでいいんすかとなった。彼にはサイズが大きすぎたそう。確かに着てみると僕でも大きかった。でも逆にこれくらい大きい方がなんとなく今風というか。ちょっとスケーター感があるというか。なので靴はバンズのスニーカーにした。休み動画ネタは入荷待ちをしていてようやく入荷した花瓶にした。元メーカー倒産で引き継いだメーカーさんからようやく。ラインナップは少しだけ変わったが人気定番は引き続きなので良かった。無くなったのはバカデカい花瓶たち。良いんだけどね。

午前中は子供達に必要なブツの買い出し。文具やら水筒やら諸々。服はさすがに身体のサイズが変わらなくなってきたのでそこまであれやこれやというのはなくなった。昼ご飯は大戸屋へ初めて。ヨウちゃんが塾の時に時々行っていて、美味しいと熱弁していたのでよっしゃ行ってみるかで突撃した。西山のとこ。昔、シャトレーゼやった場所やんねぇ。店に到着して車から降りたら焼き魚の良い匂いが。釣られて食べたのはいうまでもない。唐揚げと焼き鯖の定食にした。美味しかったなぁ。びっくり。身体が喜ぶかんじというか。ごはんは五穀米にして、味噌汁もグレードアップした。お客さんも多くて僕らより年上の方が多くて落ち着いた感じだった。食後は紅葉を眼に入れようと山の方をドライブした。分かってはいたが、奥に行くにつれて山にはいるので景色があれだった。少し離れて眺めるもんやもんな。それでも山々は良い色に色づいていた。山全体が何かの怪獣みたいなイメージというか。良い季節です。ちょっと遅いけれど。15時半、ヨシくんとドラゴンがやってきた。そう。年2回のオカダの日。前々回からヨシくんがレギュラーメンバー入りしたのだった。彼は神戸に泊まるので車で行くのだが、車で拾ってもらって、ホテルまでついていき、そこからタクシーでオカダに行っている。ありがとうございます。ドラゴンと3人だったのであれやこれや会話が弾んで楽しかった。神戸に着くとドラゴンが寒い寒いと言っていた。体調悪いんじゃね?と突っ込んだら、大丈夫す大丈夫すと工場が冷えてと言っていた。

オカダはいつものメンバーなり。ドンくん、マー君、タイチにドラゴン、ヨシ君、僕がスタートからの面子で遅れてヤナモンとFくん。今回もとても美味しかったのだが、初めて厚切りタンと薄切りタンの真ん中のタンが出たのだがこれば爆裂に美味しかった。レギュラーメンバー決定です。あと追加オーダーが出来なかった、トウガラシも美味しかった。赤身なのだが絶妙な脂と弾力で噛む程に身体が喜ぶかんじだった。
今回4階の部屋だったのだが換気扇のカバーがズレてなかなかの騒音が出ていた。これで2時間は辛いぜよってかんじ。それをドラゴンが割り箸で支え棒にして固定して音を消していて見事だった。肉を切る時は蕎麦切りのマー君が上手に切ったり、飲み物のタイミングは慣れたヨシくんがうまいことやってくれるし、それぞれのアビリティが発揮されていて良い感じ。タイチは味噌漬けの味噌を剥がすのが上手でもはや情緒が醸し出されているというか。ドン君はオーダーから諸々の下準備等、年6回オカダに来ている帝王なのでいうまでもない。僕はBGM係なので良い感じに。ヤナモンは場を盛り上げ、適度にタバコを吸い、F君は下から2番目の年代に入ったが冷静さとフレッシュ感を忘れずに全体を影で支える感じだ。

オカダの後はコンビにでアイスを買って、全員で記念撮影をした。これも恒例行事。僕はいつもソフトクリーム型のアイスを食べてしまう。2軒目は地下のアジト的な酒場。数回行かせてもらっている。部室のような感じのところにお酒を運んでもらう。ここでは腕相撲大会になってなんだか盛り上がっていた。おじさんたちの腕相撲大会。スタローンの映画を久々に見たくなってきたな。トラックを運転しながら鍛えるあれ。キャップのツバを後ろにするアレ。オーバーザトップだったっけかな。昔はテレビでよくやってたよな。コブラも。なんやかんやスタローンはスターです。

November 26, 2024

tuesday

1年振りの食堂よし。春とか夏に軽やかに来る予定だったのだがなんてことやろう。今回は急遽決まった。三田のおじさん3人で行く事になった。ドラゴンは5回目か6回目で僕は4回目、初めてがヤナモンなり。慣れた動きで和田山へ。道中、なかなかの雨だったがバクタロウはおじさん3人を乗せてぐいぐい走ってくれた。ホテルにチェックインしてからシャワーを浴びてそれから向かった。雨は小降りになっていて、町並みと重なって情緒的な感じ。ビーンのナイロンロングパーカーを持ってきていたので役だって良かった。ホテルから酒場までの道のりはtanigakiもとても良いのだが、よしも負けていない。どちらも川を渡るのがポイントやね。昨日までの予報は7℃だったが13℃と暖かかった。店に着く頃には暑くて汗をかいてしまった。

ガラガラっと引き戸を開けていよいよライドオン。ヨシ劇場のはじまり。
おじさん3人横並びスタイル。各自赤星中瓶各1スタイル。赤星がおいしいこと限り無し。汗をかいたんだもの。すぐにセコガニ登場。季節の到来だ。僕は2杯希望していたので2杯にしてくれていた。うれしや。1杯目はガツガツいき、2杯目はじっくりという技。大きなカニだった。美味しかった。カニと一緒にホタテと岩のりのポテサラが出て来たのだがこれがとても美味しくて心の底から唸った。続いてお造りもでてきたので辛抱たまらんと日本酒をお願いした。ああもうあかんな。サワーみたいな炭酸が強い日本酒から始まってそこから4杯くらい飲んだだろうか。肴が良過ぎて呑むしか無い。困るわ。恐ろしい店やでぇ。ヨシくんはゆっくりやって下さいという感じだったができないぜ。うま過ぎて、急いでしまう。いつになったらぼつぼつ呑めるのやろう。
それにしても1年と少し経って、全てにおいて厚みが増したようだった。店主の落ち着いた佇まいよ。料理も1年回ってパワーアップしている。
日本酒をくいくいやったので後半はほとんどおぼえておらず。駅にセブンティーンアイスを買いに行ったこと、営業終りのヨシくんとファミレスに行ったことがぼんやり。月に2回くらいこれたら、そんな馬力をだして一杯やらないやろうけれど。次回は春かなぁ。また馬力だすんやろうなぁ。和田山は三田から良い距離で旅情もあって絶妙なり。

November 21, 2024

thursday

今朝はポッチのやつ4時起き。8時に来たので8時間寝た。なかなか無いこと。急な寒さにやられたのか。天気予報を見ると20℃というのはないのでホッとする。厚手のウールパンツを一旦はいたのだが、今からこれに慣れるとあかんかなぁと思って薄いのに変えた。勿論、パッチははいている。メリノウールデビューなり。
僕も奥さんも達郎ロスなってしまった。普通はエネルギーもらえて頑張ろうってなるのだが、いやー。気付いたら山下達郎で検索している。僕らの後ろに座っていた人のブログも発見するという。まぁでも夕方には少し薄れてきた感じもあるので、数日でおさまるかと思う。あ、あと昨日、久々にGO AHEADを聞いたのだが、そのアルバムに収録された曲の解説で、細野さんプロデュースのアメリカのある女性シンガーのために書いた曲というのがあった。アルバム自体はお蔵入りになったそうなのだが、なんとその幻の作品が今年の夏に復刻していたのが分かった。ちら聞きしたが、達郎さんの声のイメージしかない曲だったので違和感が凄かった。でも全体聞いたら細野ワークスで格好良いのかもしれないけれど。買うか買わまいか。
木曜で納品多し。6社届く。すべてさばいて店頭へ。サングラス2型届くも最近動きがわるいのでサングラスサングラスしてしまっている。ただ2種とも個性、色のあるものなので、全体のラインナップとしてみるとバランスは取れている。長い目で見て販売していきたい。眼鏡だけに。なんつって。

November 19, 2024

tuesday

火曜水曜休み。2連休の技を発動。今日はいよいよ山下達郎のコンサートなり。昨年初めて行ってとてつもなく感動してしまった。CDと一緒というかCDより良いという。あのメロディーはもちろん、伸びやかな歌声、ギター、軽妙なトーク、それからバックのメンバーの演奏力、舞台のセットも素晴らしい。
今年は7、8、9月とそれぞれ2回大阪公演があったのだが応募するも全て外れてしまった。ぐぬぬ。10月は関西公演は無く高松だったら行けるかなぁと思っていたがさすがに難しいので申し込みをしなかった。そして11月、姫路と神戸が関西ラストチャンスだった。両方申し込もうと思ったが、奥さんが「神戸!」と鶴の一声。達郎運パワーを一点集中だと神戸だけにすることに。するとなんとなんと運良く当選してしまった。嬉しマックス。
先週、チケットを引き取りにコンビニへ行った。行く前に奥さんへ冗談で2列目だったらどうする?なんてことを言ったのだが、レジで引き換えて薄目のまま車に乗り込み、えいやと見たらばなんと2列目と書いてあって、ふたりで大声をあげてしまった。そしてぷるぷる震えてしまった。即座に座席表をチェックしたらばなんと最前列だった。さらにぷるぷる増し。中央ゾーンのみ2列目で左右のゾーンは1列目が無いため2列目が最前列だった。僕らは一番右端とその隣だった。あまりの奇跡に嬉し過ぎたが、時間が経つと最前列の作法があるかもしれないと少し不安になってきてしまった。まぁ調べてみたらそんなのは無かったので、愉しんで思いきり盛り上がって達郎さんはじめメンバーの気分をあげようぜと奥さんと決意した。

午前中は用事諸々だった。銀行や買い物等。レッツダンスベイビーの時に必要なクラッカーを買いに100均へ2軒行くも中身無し音のみというものは売っていなかった。神戸で探すことにした。コンサートは17時半開場でかなり時間があったのだが気付いたら準備が完了してしまったので行くことにした。今日は冷え込んで寒かったので奥さんも僕もウール装備になったのだが似たような色目で面白かった。刺し色の靴下の赤もいっしょだったな。僕は達郎さんが好きそうなラルフのチェックシャツとセーター、2年寝かしたウールのスウェットパンツ型みたいなのをはいた。今までそんな型のパンツをはいた事がなかったのでぜんぜんしっくりこなかったのだが、えいやとはいて靴を合わせてみたら意外と良い感じで一瞬で好きになってしまった。裾がキュッとしているので靴が見えやすいというか。なんか新鮮で良かったね。靴はマウンテンブーツとスニーカーどちらもフィットしてまよったが、楽な方を選びVANSにした。完璧なる安全な運転をかまして神戸に到着したのは14時半。市営駐車場に行くと満車とな。初めてだぞ。達郎満車や。10分ほど待つと入れたので良かった。
とりあえず、久々に行きたかったセンター街の古本屋さんへ突撃。1年ぶりくらいかなぁ。前回、小村雪岱の画集を買いそびれたので奇跡的に残っていないかなぁと思ったが無かった。当たり前。雪岱の別の画集があったのだが大型本で予算が合わなかったので見送った。あと美術書のコーナーには初めて見る川西英の画集があってこれがとても素敵だった。アメリカ博覧会という本。中は見る事ができなかった。文学コーナーには野呂邦暢の本があったのでそれを購入した。箱付きの本で外に値札が貼ってあったので中を見ずにレジにもっていった。良い本買えたな。ベンリーズのスクエアショルダーとまったく同じサイズだった。鞄がパツパツになった。20年位前にはセンター街にもう1軒大きな古本屋があった。古本屋の店先には大体100円均一にのエサ箱が置いてあるものなのだが、そこは1000円、1500円、2000円のエサ箱と高単価だった。一度だけ1000円の箱で細江英公の抱擁を見つけた事があって大興奮した。あと店内では武田百合子の富士日記上下セットをレジ前の積まれた山の中から見つけたり、2階の美術書のコーナーでは澁澤龍彦の家の本やロシアの民芸本、恩地孝四郎の本の本を買ったこともあった。覚えているもんやね。キリッとした重厚な品揃えの超老舗の古本屋さんだった。
時間がまだまだあったので、センター街のドンキでクラッカーをゲットし、行ったことがない百貨店へ行ってみた。のだけれど、なんとももうどうしたらいいのかしらというかんじ。アパレルブランドも知らないのがあってわーってかんじ。百貨店にはいるってことは有名なのだろうけれど。なかなかの遅れ具合なり。
その後は今夜の会場の偵察。行ってみると入口には色んな案内看板があった。何名かのファンの方がポスターの前で撮影会をしていて良い感じだった。僕らも勿論撮影した。開場前にグッズの先行販売があるのがわかったのでその時間にまた来る事にした。時間があったのでさらに三宮付近をブラブラ。もう1軒古本屋さんがあったので突撃。六甲の口笛さんの支店やないか。さすがの品揃え。油断したら欲しい本がどんどん増えてくる感じ。宮脇綾子さんの本が悩んだのだが、コンサート前に重たいよなぁという頭になってしまったので断念。すんません。クウネルの創刊号もあった。武田百合子の記事のやつ。このあと、小腹が空いたのでさんプラザの鳥光に行くも時間外だった。どうしようとりあえずとトイレに行って外に出たら天井のスピーカーからフィフスアベニューバンドが流れて来てグッときてしまった。達郎のシュガーベイブが参考にしたバンドというか。良いやね。

さんプラザで飲食店をハシゴして時間を潰しそれからいよいよ会場へ。グッズ先行販売終了1分前。あわててレジに行って目に入ったものを伝えて購入した。パンフレット、キーホルダーだけで良いかとなったのだが、追加でタオルとエコバッグも買ってしまった。ギリセーフ。開場してからだと混むからなぁ。外に出ると、数時間前と同じようにポスターの前で撮影会が行われていた。僕らももう1発やるかと順番を待っていたら、ニット帽をかぶった青年がグッズ販売の列ですか?と聞いてきた。今終了したとこですよと伝えたら、忘れ物をして帰ってしまって云々、係の人に聞いてみますと聞きに行っていたのだが、残念ながら終了は終了で彼は入場待ちの列の方に向かった。仕方がないやね。奥さんとさくっとポスター前で撮影をして入場待ちの列に行くと先ほどの青年が前に居た。開場までの間、彼と少し会話をした。初めての山下達郎のコンサート、最後のキャンセル待ちでチケットをゲットしたこと、あとなんとうちのヨウちゃんと同じ中3だった。一気に距離が縮まった。圧倒的にこっちからの。受験生やんかとかテスト期間やないのとか諸々のハナシもでてしまった。学校生活のことも少し伺ったり。あとファースト達郎は?と聞いてみるとYOUTUBEで出会ったレイニーウォークとのことだった。めちゃ渋いやないか!とケンコバの感じで声が出てしまった。あと、クラッカーが余っていたので1つプレゼントするととても喜んでいた。ナイスクラッカー。
しばらくすると列が進み彼に続いて僕らも入場した。彼はグッズ売場の方へ。僕らは階上にあるロビーに向かった。ロビーではCDが販売されていたのだが、竹内まりやの推しが凄かった。今日買ったら直筆サイン付きなのだそう。暫く待っていたらレイニーウォークの彼がグッズをたくさん抱えエスカレータで上がってきた。僕らに気付くとやってきて買えましたと嬉しそうに報告してくれた。良い笑顔だった。続いてCD買ってきますと突撃していてまた可愛らしかった。戻ってきて何を買ったのか聞くとSONORITEだった。良いよね。おっちゃんのおすすめはライブ盤のIt’s a poppin timeやねんけど知ってる?と聞くと知りませんとのことだった。待っときなはれと僕はそのアルバムを買いにいき、おっちゃんからのプレゼントですと渡した。びっくりそしてとてもとても喜んでいた。息子と同じ年齢の中3のフレッシュな達郎ファンの方と出会えるなんてね。これもご縁だ。先輩からのプレゼントです。
会場のドアがオープンし入場案内が流れると、ではでは愉しみましょうねと彼に伝えて別れた。なんか良い出会いだったなぁ。来年も何処かの会場で出会いたいぜ。

最前列の山下達郎は最高中の最高。やっぱりスパークルがなぁ。舞台が暗い中ブザーが鳴り、達郎コーラスが流れ、メンバーが位置につき、神様登場。観客ひゃーひゃー。ギターを抱えて、あのカッティングが始まったと同時にスポットが当たり、観客ドカーン。水色のシャツを着た神様君臨。もうたまらない。スピーカーが近過ぎて耳がおかしくなりそうだったが、スパークルが終わる頃には慣れて良い感じだった。引き語りコーナーも良かったな。ペイパードール後半の各メンバーでソロをまわすところも良かった。メリーゴーランドも格好良過ぎたし、今日はなんだかも素敵だった。大まかには昨年と同じような流れだったが、まぁもう本当に素晴らしかった。本人も良い出来と言っていた。あと達郎3主義みたいなのを言っていて、本を書かない、テレビに出ない、アリーナでコンサートをしないと言っていた。でもその後、竹内まりやの宣伝をしていたのだが、大阪城ホールですると言っていた。妻はするんかーい。まぁまりやさんやもんな。しかし全身全霊で歌い演奏して本当に凄かった。あんな歌がうまい人、CDを超える方なかなか居ないんやないかしら。来年はデビュー50周年なので是が非でも行きたい。国宝です。山下達郎。あと昨年と引き続き、友人の早川さんもチケットをゲットしたのでこの時間を共有する事が出来た。終わってから感想を言い合うあの感じもよかったなぁ。

November 11, 2024

monday

週末のKEYBarn2日間あっという間に終了。今回も沢山の方にご来店頂きました。誠にありがとうございました。1週間前は雨予報だったが、晴れて天気が良過ぎてとても暑かったすね。しかし双方のお客様がクロスオーバーして愉しんでいただけたご様子。嬉しい嬉しい。あとKEY鍵田さんをはじめ若人スタッフチームもなんだか楽しそうで見ているだけでこちらも推進力を頂いた。ちなみに初日土曜の夜は2時までカラオケだったそう。すごいな。
あと今回でミシマ珈琲のミシマくんとオオガミさんは卒KEYBarnなり。来年は海外へいくそう。熱いせ若人。頑張ってくだせぇ。行く前に一杯やらないとあきませんね。
昨年はハンティングベストを買わせてもらったのだが、今回はフィッシングベストをゲット。着たらもう。買うしかないというやつ。ポケットのフラップとパイピング、前下がりのカタチ、背中のメッシュ、ハーフムーンポケットのゴム引きとたまらんかんじ。同じメイカーで格好良いジャケットもあるそうだった。いつか入手したい。知らない世界を教えて頂きやした。

今朝は軒下のテーブルやら照明を撤収した。イベントが終わった感。タープは濡れていたので昼過ぎに畳んだ。しかしタープは活躍するから買っておいて本当に良かった。屋根があるだけで不思議と売場拡張感出るよな。次は月末の出張トークでターピングして今年はひとまず終了。12月はしゅくしゅくと営業して2024年を納めるなり。
あとノリタケ画伯から荷物送りましたか連絡があった。ドキッとしたがな。彼の1日勘違いだった。せっかくだったので、ドラマの海に眠るダイヤモンドのことを伝えておいた。昨夜はリアルタイムで見てからすぐにTVERで見るという。朝子回。かわいすぎるんやが。リアルに神木座長とはぴったりなので結婚したらいいと思います。

November 08, 2024

thursday

耳とても調子良し。この数日で急激に回復しましたがな。でも点耳薬を開始した翌日の日曜は半日の間、謎の透明液体が耳の中に溢れてどないしようかとなった。音は95%きこえなかった。片耳でお店がんばったがな。夕方手前にツーッと耳から液体がこぼれてから耳が開通し、回復スタートというかんじだった。

週末はいよいよKEYBarn。天気が心配だったが、なんとかなりそうなかんじ。昨年は日曜に少し雨が降ったので、今年は万全にとタープを2枚仕様にして張ってみた。張ったらば風がなんか強くなってなんだか冬の気候という感じだった。夕方にはペグが抜けてしまった。あとタープはったから多分雨はなくなると思う。あるある。
あと良いタイミングで折り畳みテーブルと出会ったので買っておいた。あと1万安かったら完璧だったけれど、まぁまぁ。良い木味なり。ミシマ珈琲ににあいそうなやつ。椅子も木のやつ用意しようか。

急に冷え込んだので米軍のパッチオン。なんやかんやこれがスムースで心地良い。今年こそはメリノのインナーを購入したい。身体の水分で発熱するやつは身体が痒くなる。
今日は急にフォトグラファーベストを着たらばぐいぐいぐいと良い感じだった。前から格好良いとはおもっていたのだけれどようやく馴染んだ感じ。アイオワの老舗カメラショップのもの。調べたら2013年に閉店していた。100年以上営業していたそうだった。ベストにまたぐっときたのでちょっとさがしてみたら200ドルくらいで売っていた。高いぞ。ベンリ師匠に高くなってますわと報告したら、ベスト良いなとなっていた。日本の古着屋さんでも8000円〜12000円位で販売された形跡があった。それくらいだったよね。色々調べていたらデッドのMサイズを発見。師匠に連絡。着るかなぁと言っていたのだが、数分後に買いましたと連絡があった。フォトグラファーベスト師弟誕生。

November 02, 2024

saturday

人生初の耳のトラブル。先週だったか、かりかりと爪でホール付近を掻いたのだが、何かかりっとしたものがあった。なかなかとれなかったので、えいやとしたらちょっと痛となった。耳付近をいらうのはあかんというのは知っていたけれど、まぁ大丈夫でしょう俺の免疫だぜと放っておいた。

火曜日あたりになんだか少しうずく感じがしたので、適当な軟膏を塗った。夜中に急にきた。なんか変やど!となった。翌朝水曜、耳の中に違和感あった。音もこもって聞こえる。これは病院に行かねばと予約をしたのだが、仕事でちょいとキャンセルした。その日は悪化しなかったので大丈夫かなと判断した。夜、なんだか耳付近が熱っぽくて、耳の中に液体が詰たまっているかんじ。絶対に病院へいかねばとなった。

木曜、アサイチで病院へ。昨日予約した医院が良かったのだが、休みだったので別の所へ。ここは以前、副鼻腔炎の時に一回目の診察時の薬セレクトが違って効かなかった事があったのでドキドキ。腫れているなぁということで吸引、薬の塗布。飲み薬と塗り薬が出た。少し安心。これで様子を見るぜとなった。自分は抗生物質の効きセンスがなんとなくあるのだけれど、これが飲んでも凪だった。なんだかヤバそうな気がした。夜、微熱が出て耳の腫れも変わらず。綿棒で薬を塗布しようとしたら明らかに耳の穴が小さくなっていた。確実に悪化している。夜中、耳がとても気持ち悪くて起きた。腫れと液体で完璧に詰まった感じ。音がほとんど聞こえない。

金曜、朝に綿棒で薬を塗布すると出血していたのがわかった。耳のまわりを触ると痛かった。薬効いてまへんがな。病院チェンジ。当初行こうとしていたところへ向かった。医療設備が全然違っていて、モニターで耳の穴の中をみながら説明と治療があった。耳の中は明らかに腫れていて、血乃塊があった。うへぇとなった。先生は吸引すると何かが見えるかもしれないと言った。見えてほしいようなほしくないようなないまぜの気持ち1秒後、赤く腫れた内壁と赤みがかった鼓膜が出て来た。ひどい外耳炎とのこと。鼓膜が赤くなっていたからこれは中もいってるかもと先生。こまりますがな。しばらく通院が必要ですとのことだった。薬を染み込ませたガーゼが鼓膜の手前にいれられた。全く痛くは無かった。耳の中が沼のように気持ち悪かったが、ガーゼがあることで少し落ち着いた。
土曜。今朝病院でガーゼが抜かれた。鼓膜手前が少し広くなっていた。薬が効いていますとのこと。点耳薬2種と飲み薬で治療となった。耳は少し聞こえるというか音が通るようになっただけでとても気が楽だった。このまま急激に治していくぜ。

October 29, 2024

tuesday

先日、起き抜けに買ったベンシャーンのリトのパッケージ。あとでよく読んだらリトグラフ無しと大きな字で説明してあった。英文は読まないのよなぁ。やってしまったかぁとなったけれど、直筆サインがあるからいいやと心が落ち着いた。安いど!と飛びつきあるある。古着でもダメージあったりするもんな。届いたLEVANAは黒に金色の文字と絵でとても素敵だった。1931年だぜ。ベンシャーン33歳なり。落ち着いて後でちゃんと調べたら、リトグラフは10枚セットだった。どんなものだろうかと調べたらなんと1枚持っていたという。ベンシャーンの線ではないものでサインが無ければ彼の絵とは分からないだろう。人気ないやつやね。
そしてこのシリーズが彼の最初のリトグラフものだった。スタートの作品。212セットが作られたそうなのだが、当時10セットしか売れなかったそうで、あまりに売れなくて怒り残りは燃やしたそうだった。リトを説明した本を2冊もっているのだが、1冊はdestroyedとかかれ、もう1冊にはburnedと書かれていた。ということは10冊しか世にでていないからパッケージもリトもレアやないかい。わー。大事にしよ。それであとLEVANAというのはトマスドクインシーという人が1800年代後半に阿片吸って書いた自叙伝に出て来るローマを作った女神だそう。クインシーの本は岩波文庫出てたみたいなので探して買ってみよう。読まないやろうけどぉ。