Barnshelf バーンシェルフ

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September 01, 2021

wednesday

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水曜店休日。
展示会。いつもの季節がやってきた。
再来週も大阪のミナミで展示会だ。
たまにある動き良いよね。
柄シャツに黄色のパンツという元気な服装で
かまそうと思ったのだが、意外と涼しかったので、
味の出た古着のなんともいえない色のポケTと
コーデュロイの半ズボンに変更した。
夏全開の人からなアウトドアを引退してすこし
ひきずっているおじさんになった。
ちょっと早かったけれど、中崎町のsettoの
展示会へ突撃。前回はアレルギーで辛そうなMさん
だったが今回はいつもの感じで元気一杯だった。
空回りしていないが空回りしてそうな元気さが良い。
売れそうな商品よく分からない商品、これ好きやん商品
がないまぜだった。展示会でのアイテムの人気度や
メーカーの推しなども全部聞いた。
面白アイテムで図柄物があったのだが良かった。
そういうのするのが良いよな。綺麗にまとまるんじゃ
ないところがsettoの良さだと思う。
展示会後は前回と同じようになぞろう天神橋筋
商店街の方を目指した。途中で、あるきながら
プシュッと缶ビールを開ける紳士と遭遇した。
仕事帰りかもしれない。あと中崎町の商店街は
色んな所でスパイスの聞いたカレーのかおりがした。
気になっていた天満酒蔵や前回行った但馬屋は
閉まっていた。仕方がないので、逆パターンで
古本屋さんを2軒ハシゴ。全部の棚にある本の
背表紙を見て行った。今回、ビニールで封された
本を中を見ずに買うというのをやってみた。
楽しいよね。ドキドキして。1つは昭森社の本で
魚と句という素敵なタイトルだった。
この版元は武田百合子が就職したところ。その会社
が経営する喫茶酒場に配属されて武田泰淳と出会った。
最近百合子さんがあれしていたのでこれも縁だぜと
購入した。もう1冊は藤枝静男の本。表紙がとても
良かったのよ。あとでチェックして利根山光人だと
分かってびっくりした。メキシコの本の人という
イメージだったのだけれど絵も描いていたのね。
当店では2回程販売することができた大判のメキシコ
の民芸という本とは暫くであっていないな。
1冊はメキシコに旅行に行くと言う女性の方が
買ってくださり、もう1冊は有名ストリートブランドに
勤める方が買って下さった。当時はアパレルが
雑貨に接近していた時でそのブランドも渋谷の
有名なインテリアショップとコラボして木の小物を
作っていたな。
お腹が減っていたので、ざっーと数冊購入した。
帰り際外の均一台を見たら編集工房ノアの庄野英二の
本がささっていたので、わおと購入した。
本を抱えて電車に乗ろうと歩いていたら美味しそうな
お造り定食の看板が目に入ったので入店。
お酒も普通にだしていたので、お造り定食とビール
という至福のお昼ご飯。ご飯、味噌汁おかわり無料で
店員さんもキビキビしていて楽しそうだった。
沢山の人をさばきたおしている人気店独特の
グルーブがあった。単品メニューをみたら少し
高かったので夜には来ない店だろう。でもとても
美味しいと思う。
帰りは東西線。宝塚行きの電車に乗って川西池田で
後続の篠山口行きを待った。ホームではイチジクの
強い香りがただよってきた。ふとみたら線路の横の
金網の際に美味しそうに色の変わったイチジクの実が
実っていた。今よ収穫するのは。イチジクがスキ
なんだよなぁ。季節がやってきたか。今年は腹一杯
食べてやろう。