December 11, 2019
wednesday
水曜日。何年かぶりにマー君とタイチンと3人呑み。
いつかの鳥ちゃん以来。初めて3人で飲んだのは
2年程前の今頃で、僕が2人と初呑みだというのに
超絶ベロニーニョスになってしまい伝説の回と
なってしまったのだった。ヤエテイのハイボールが
濃かったんだ。
午前中昼過ぎまで諸々の用事をかました。
昼過ぎに眠くなったので、ぼーっとしてたら、
飲み過ぎてしんどいんじゃない?といわれたので、
「一番最後に寝て一番最初の6時前に起きれるバカが
いるかよ」と猪木風に返したらウケたので良かった。
たまにするんだ。これ。youtubeにほんまもんが
アップされているので見て欲しい。荒鷲こと坂口征二
とのタッグで当時若手の蝶野と橋本との試合。
当時自分は馬場さんの方の全日本プロレス派
だったのであれだけれど。まぁとにかく三田の
昼下がりに猪木をかまして梅田へ向かった。
約束は17時だったのだが、僕とマー君が早く
着いたので東梅田駅の近くの麒麟がやっている
ビアホールヤマトで軽くはじめることにした。
ここがもうここでいいんじゃないのかしらという
ような素敵な酒場だった。ビールがとてつもなく
美味しくて、アテも安くて気が利いていた。
カニサラダが最高だった。しばらくしたら
タイチンがやってきて無事に合流乾杯。
2杯程飲んだ。2軒目をどうしようという
ことで、やっぱり師走だしぃ三門いっちゃい
ますかぁとなった。ヤナモンからは行かないで
くださいと言われていたがすまんなと思いながら
電話予約完了。そして聞く所によるとタイチンの
奥さんが今日はメンズ館にいるということだった
ので、ちょっとミカちゃんの顔を眼にいれてから
三門にいこうぜとなった。なんとなく若いノリで
楽しかった。久々のメンズ館は高級感がやっぱり
漂っていた。目指すイタリアンブランドは4F
だった。ブランドショップが並んでいるが
スタッフさんは皆年下になってしまっていて、
ああオレおじさんになってもうたなぁという感じ。
ぐるっと歩いてお店を発見した。いざ向かってみるも
ミカちゃんが立っていなかったので、あれぇという
感じでどうしようと動揺してしまい、オジさんたちは
店の正面から2mずれたあたりでオロオロしてしまった。
「おい、タイチンほんまにはたらいてんねやろうな」
と心の中で思いかけたら、タイチンがスタッフさんに
声をかけた。するとバックヤードから見慣れた女性が
出て来た。急に行ったから驚いていた。
すかさずマーくんが「うちのヨメがお世話になってます」
と良い声で言っていたのでさすがだった。
今から三門いくねんという事を伝えて、お騒がせ
しましたと言って3人組はすぐに退館した。
僕はそのショップの前がネイバーフッドだったので
それがナツカシ過ぎてなんか胸キュンしてしまった。
今、こんなところになるのん〜。
19歳の時に購入した3204というフェルト数字が
背中に入った青いネルシャツ、リップストップの
カーキの半袖シャツ(これも胸に3204と入っていた)
を思い出して熱くなった。
三門は3回目なので今回とても良い具合に
オーダーできてお酒も愉しめた。前の2回とも
あまりの美味しさに冷酒がどんどん進み、追加して
しまうので、金額が大きくなり過ぎてしまうの
だけれど。冷静に一人4000円、揚げ物抜きの
鯛の骨蒸し入りでお願いした。
お造り盛り合わせはクエ、ブリ、マグロ、サザエで、
焼き魚は金目鯛の半身、鯛の骨蒸し、締めにソーメン
を2束いれてもらった。お酒は瓶ビール2本と熱燗を
3本程を皆で飲んだ感じ。熱燗なのでチビチビと
いけて最高だった。熱燗攻めを決めたのはマー君。
さすがだ。料金を支払う時に、おれら今回勝ったど
と思った。しかしどれもこれも最上級に美味しかった。
素晴らしいお店だ。攻め方が分かったので、なんだか
次回から気楽に行けそうな気がする。いつか家族で
行く事を夢みておれは頑張ります。
3軒目はどうしようとなったので、とりあえず
コンビニのイートインスペースでお茶を飲んだ。
なんだこの休憩。楽しいなぁ。スペースが
見た事がないくらい広いところだった。
マー君が「よしタイ料理にしようか」と言った。
がらっと味も気分も変わるしいいですねと向かった。
何度も花街のボーイ達に声をかけられ、ふりはらい
ながら、ビキニバーの横を通って目当ての
タイヤータイに行った。
春に居酒屋バーーーンチームで行って以来だった。
現地のような雰囲気で料理も美味しく、スタッフの
方も優しくて最高だった。パッタイとプーパッポン
カリー(ソフトシェル)、パパイヤの辛いサラダ
ソムタムを食べて、シンハーとチャーンを飲んだ。
タイ料理をあまり食べないマー君はうまいうまい
と唸っていたが、僕とほぼ同時に箸がぴったりと
止まってしまった。今度はメインでここに来ましょう
と言って店を出た。僕が先に出てカメラを構えて
いたらすかさずマー君が掌を合わせ、それに呼応する
かのようにタイチンもコンマ何秒かで掌をあわた。
タタミゼとバブアーを組み合わせた面白い人達だ。
駅に戻る途中には仕事を終えたミカちゃんと
メンズ館の尖った方の大きな横断歩道で出会って、
それからクリスマスイルミネーションの激しい
阪急のコンコースで3人と別れた。自分だけJRなり。
ヘベレケになっていない上質な酔いと師走の雑踏、
電車の椅子に座った瞬間の座面のあたたかさ
がとてもとても心地よかった。