November 06, 2019
wednesday
昨日は臨時休業頂いて今日は水曜臨時開店。
臨時休業は毎年頂いている。子供達が音楽会の
代休だったのだ。今年の音楽会のヨウちゃんは
大きな声で元気に歌って、もじもじせずとても
集中していたそう。そんな彼の成長を見て奥さん
は勿論、友人S君のお母さんも感動したようだった。
S君ママからヨウちゃん良かったねという言葉を
聞けて、奥さんは感極まったそうだった。
色んな方に見て頂いているマイソン。
彼も今年のオレはちゃんとやったという自負が
あるようで事有るごとにそれを言っていた。
マノちゃんもがんばっていたそう。
頑張ったご褒美を昨日あげさせて頂きました。
臨時休業ありがとうございました。
今日はアサイチでアンティークの仕入れに
ひとっぱしり。倉庫から取引先のボスとブツを
ひっぱりだしてきて車に積み込んだ。
事務所にはアンティークの部材を使った大きな
海賊船がおいてあった。船のサイド部分は教会で
使われていた細かな意匠がこらされた素晴らしい扉
が使用されていた。
聞いたところ、結構タイトな納期の案件なようで
間に合うか知らんというような感じなのだが、
ボスはこれをこうしたら良いよな?これの塗装を
落としてひっつけてと言ったりし、とても楽しそう
だった。その姿を見た才色兼備のボスの補佐Mさん
は困ったわぁと苦笑いしていて面白かった。
まぁ、もうほぼ出来てますやんと僕が伝えたら
ボスのテンションがえらくあがり、こっちに
来てと工房まで案内し、昨日作ったという船底
を持ち出して披露された。船底といえば船底に
見えるかんじだった。
これは50キロはあるでぇどうつけようか、
50キロ50キロと何故か何度も言うボスに、
工房にいた家具修理マスターのベテラン職人さんは
クイっと持ち上げて30キロくらいやろうと冷静に
言った。ぼくも多分そっちだろうと思った。
でもボスは50はあるでとまた何度も言っていて
面白かった。なんなん50キロへのこだわり。
ただの少年やんか。この現場に多分ドラゴンが居たらば、
盛り上がって色々と効果的なアドバイスをしたりして
面白かっただろう。
海賊船の話がこのまま永遠に続きそうだったのだが、
丁度お昼休憩の時間にはいったので、そのタイミングで
脱出する事が出来た。出発した時にバックミラーを見たらば
Mさんが大きく手を振って見送って下さっていた。
オレが海賊船で出航した気分だった。
7年程お付き合いをさせて頂いているが、昨年初めて
当店に納品がてら足を運んで下さってから、なんだか
さらに良好な関係性になったような気がする。
色んな方が居てバーンは成り立っている。
次回、ボスの海賊船のハナシ最終章を楽しみにしておこ。