Barnshelf バーンシェルフ

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February 12, 2025

wednesday

半年に一度の東京出張。このところ奥さんが一緒だったが今回はひさびさのソロ。ベンリ師匠のトークショーがあるので絶対に行かねばだった。ソロと言いながらも今回も友人のヤナモンと東京で合流だ。何度目だろうか。おもしろいことになっているが似通った雑貨感覚があるのでとても心強い。少し早く出て店の前でストホリ写真と動画を撮影した。暗い中ヘッドランプを点けて撮影。外は思っていたより寒かった。あんまり着込むのもしんどいので軽い羽織りにしてしまったなぁ。成谷口からバスに乗る。始発。車内の温かさが身に染みる。でも乗り換えた電車が寒くて身体が冷えてしまった。新大阪ではいつもの売店でおにぎりとお茶を購入した。お腹は減っていなかったが、炭水化物で体温を上げる技を発動。新幹線は久々に2人席の窓側。滋賀のどこだ山が雪化粧をしていて綺麗だった。あと富士山を見るのをとても楽しみにしていたが曇っていて拝めず残念だった。結構ずっと晴れていたのだけれど。

品川駅でヤナモンと合流してひとつめの展示会へ。いつもなら巨大展示会を1日目にしているが、ベンリ師匠の出番は翌日だった。今回は初日⇄2日目が入れ替わった動き。
会場に入る手前ではいきなり取引先のTさんに遭遇。輸入ものメイカーとしてキレのあるセレクトをされている。唯一のラインナップだと思う。後ほどとご挨拶して別れた。受付後はいつもの感じで見て回った。1社気になっていたブツを扱ってところがあったので名刺交換。1年ちょっと前あたりご同業さんたちのとこに入っていたやつ。メイカーを見つけたがそのままにしていた。このタイミングで出会ったので展開したい。聞いたら半年前の同じ展示会にもでていたそう。古本市と同じで体調により目に入っても脳が反応するかどうかってやつ。おもしろいやね。自分のお店でもこんなのあったんですかというフレーズをお客様からお聞きしたりする。体調とあと気分やね。生きている。

昼飯は前に一度行ったタイ料理屋さん。ちょっと悩んだのだが、焼いた豚が乗ったフォーみたいなやつにした。汁ソバかとおもいきや、冷麺のようにタレをかけて混ぜるタイプだった。初です。アタシ。新鮮。さっぱりとても美味しかった。でもボリューミーな前菜という感じでなんかもっと食べたくなってしまったな。
次の展示会は初の場所。めんどくさい移動だぜとなったが初めての場所で新鮮でテンションがあがってしまった。観光気分。ここではメーカーさんから商品が欲しいということをお聞きして嬉しいおもしろし。続いて合同展示会やなくて取引先の展示会へ。開店当初からお取引をしているので13年たってようやくなり。すみません。入ると芳名帳があってなんだかオールドスタイル感。見たら前職の2店舗が来ていてオッとなった。現物仕入れできるものが色々と並んでいたので、東京生まれの沖縄硝子をいくつか、あとなんとなく木のお椀も2つだけ。これは家で使ってみるってやつ。へへへ。無塗装、おおぶりなやつ。これは福島の木工屋さんのボスが趣味で作っているやつだそう。なんかそういうおおらかな感じが出ていた。製品として意識していないというか。ボスのIさんとは15年位前にお会いしていて、当店の開店した頃に一度店に足を運んで下さっているのだが、残念ながら子供の保育園のお迎えでお会いする事ができなかった。電話のやりとり12年だったので不思議な感じ。江戸っ子の気風をかんじるというか。さっぱり豪快な感じ。商品の説明を聞いていると、全国各地に他のメーカーがやっていないものを探し歩いている人のパワーを感じた。当店では人気でコンスタントに動いた民芸物のパン皿のことを聞いたが、人気がなかったので扱いをやめたそうだった。残念。仕方がないけれど。あれよかったんだぜ。30枚欲しかったな。新しいカタログは郵送してもらい、おみやげでクッキーを頂いた。クッキーがあるのも昔から変わらないのだろう。なんか良かった。初日はこれで終了。

東日本橋のホテルにチェックイン。その前に隣のファミマでTシャツとパーカーを購入。冬で不要と思っていたのよ替下着。予想外に汗をたくさんかいてしまった。ハードなんだ。展示会まわり。というか会場が暑いんだよなぁ。パーカーはパッケージを持つとずっしりしていて、緑色にグッときてつい買ってしまった。後から調べたら人気のスウェット類で三田のファミマには売ってないやつだった。知らんかったぜ。
今夜は先ほどのIさんたちと一杯なり。これは半年位前から計画されていたやつ。ヤナモン経由でお誘いがあり是非押忍と応えたのだった。ホテルのある東日本橋から人形町へぶらぶら。途中にはハリオの本社があった。瀟洒な古めかしいビルヂングだった。人形町はなんというか風情があってとても良かった。観光地になってない浅草というか。昔から営業しているお店がたくさんあった。呑み屋もたくさん。約束している時間より早かったので、独自で調べたやきとんやさんをチェックした。とても細い路地にあって完璧素敵なロケーション。お店の前には3人お客さんが待っていて人気店というのがうかがえた。やきとんは東京で食べたいよな。Iさんが予約していたお店に突撃。あいしていますという素敵な名前。お店の外観も個性が炸裂していた。入店するのがちょっとドキドキするくらいのパワーがあった。
店内も真ん真ん中の居酒屋というかんじ。突き出しの鰯に歓喜し、お造り盛り合わせの厚みに唸り、ウツボの唐揚げ、ポテサラ等、色々食べたがどれもとても美味しかった。業界のハナシもあれやこれやお聞きできて面白かった。けどあんまり覚えていない。2軒目は近くの福岡スタイルの鳥皮焼きのお店へ行き、3軒目はナイスな酒場へ連れて行ってもらった。最終フワフワ歩きながら松屋で牛丼を食べてホテルに戻った。良い夜でした。酔い夜か。