Barnshelf バーンシェルフ

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December 14, 2022

tngk

今夜はタニガキナイト。こんなに養父に来るなんてね。中高時代に氷ノ山登山で来てはいたのだけれど。八鹿駅よ。噴水は枯れてしまった八鹿駅よ。大学の友人が八鹿出身だったり、前職時代のメルマガ担当時に手紙を下さった方が八鹿の方だったり、人生で時々思い出すのよね。八鹿は。ちなみにメルマガは本を紹介する連載をもっていて晶文社のアウトドアショップ風まかせのことを書いたのだった。70年代のダウンベストやマウンパが産まれた時代、好きを仕事にしていった人のパワーが本からビリビリ伝わる内容だった。17、8年程前かしら。この本はベンリ師匠が教えてくれたのだった。オレたちも好きな世界は変わらない。

昼間は店の仕事。週末に迫ったコージー祭の売場の最終調整というかんじ。メイン什器を組み立てて、隣のテーブルはどれにするかってかんじ。ミシンテーブル置いたり、ボックス置いたり、色々とやってみた。倉庫から引っ張り出す時はよっしゃというかんじだが、置いていまいちだった場合、戻す時のあのめんどくささが半端なくて面白かった。結局メイン什器が目立つように地味な折り畳みテーブルにした。イギリスの学校のチープなやつ。あれまた出て来ないかな。安くて良かったのだけれど。学校ハイスツールもなかなか見かけなくなったな。奥さんはショッパーの最終仕上げ。ありがとうございます。頼もしい人が居るので本当に安心。出会えて良かった。出会うべく出会った人なのだろう。

今日から寒波がやってきていて養父に雪マークが出ていた。雪にびびったので、ドラゴンのスタッドレスをはいたポロタロウで行こうぜとなったのだが、タイヤを交換しなければいけないそうだったので、結局バクタロウで行くことにした。急遽1泊で呑みにいけるオレたち自営業ズよ。5時過ぎに出て養父に到着したのは18時半位。雪が舞っていたので綺麗というのと、つもったらこわいなぁというのがないまぜだった。あ、タニガキへのわくわくも混じっていたな。
いつものようにイクエにチェックインして、隣のファミマでペパリーゼを購入。レジでは担当の方がペパリーゼ極みの値段が高かったので、あ!間違えたとなる場面があった。レジの方にこれが効くんですわ〜!と笑顔で伝えた。1本900円くらいするもんね。橋を渡り、お菓子屋を越え、タニガキの筋へ。一番向こうにタニガキの灯りが見えて安堵する。いつもの感じが良かった。あの筋に入るのはいつも夜でとても静かなので、この先にほんとに酒場があるのだろうかと思うのだが、それも醍醐味やね。新しい看板もオシャレだった。
まいどまいど〜と入店した。カウンターの向こうにシンタロウさん、ヨシくん、そしてNさんのお顔も。Nさんは次の春夏こっちでカフェ開業をめざしている。篠山の人気カフェを営んでいた方で当店にもよく脚を運んで下さっていたのだ。
今日は2品ずつゆっくりたのしもうやということを車中で言っていたのだが、気付いたら色々オーダーしてしまっていた。仕方ないよな。お造り盛り合わせx2、山椒鍋、さつまあげ、フリットの入ったサラダ、白和え、チューリップ、鱈の麻婆豆腐など。どれも相変わらずとても美味しかった。お酒はSNUSERのビール、赤星、大和桜ハイボール、おすすめの日本酒2杯、ハイボールを呑んだ。名前を忘れたのだが、九州のおしゃれなラベルのさっぱりしたやつがおいしかった。レモン感があったやつ。シンタロウさんからは内装工事中の2Fのことを聞いた。マヨさんのヨガスペースとイベントフリースペースにするとの事だった。飲食店に留まらず事業を広げていて凄いな。僕なんかは全く広げる気持ちが無いのよね。これ一本だけでやっていくというのがシンプルでカッコいいぜというのがある。でも何か培ったものがあるかもしれないから、そう思わず色んな事をやってみるのも良いかもしれないとも思った。人生1回きりだもの。ヨウタロウやマノちゃんたちとなんか新しい事ができたら楽しいけれど彼らは彼らの人生やもんな。まぁなるようになるか。ヨシくんはまだ内装のことは決まっていないようだった。バチバチのクールな空間になるか、柔らかい空間になるか。楽しみやね。自分がバーンをはじめるときはとにかく白壁、木の床ってかんじだったな。アメリカのアーティスト達の部屋をたくさんチェックしたりしたな。タニガキを退社したあとは少し食の見聞を広げるために東京、海外に行くそうだった。開業は夏前かな。楽しみが増えたぜ。

帰る時にヨシくんとドラゴンと3人で記念撮影をした。立ち話があまりできないほど寒かった。冬が来たなぁ。お腹いっぱいの良い気分でタニガキを後にした。タニガキの筋は行きよりも静か。声を抑えながらドラゴンとなんやかんや会話してイクエにもどるムーブが最高だった。