summer holiday
夏休み4日目。今日は旧友と2年ぶりに一杯やる日。当初は火曜に予定していたのだがマノちゃんの塾の関係で今日に変更してもらった。梅田か神戸でと言っていたのだが友人の本拠地の京都となった。朝は子供達を塾に送って、家でちょいと用事をして昼頃にマノちゃんだけピックアップ。帰りにモスに寄ってドライブスルーをした。ドライブスルーは落ち着いてオーダーできないからちょっと苦手なり。でも飲みながら帰る用のバニラシェイクはしっかりオーダーできて、そして美味し過ぎた。前回、ヨウちゃんはラーメンの後にシェイクを飲んだのだが、ミルクの味がちゃんとして美味しいと落ち着いた声で言っていた。家でバーガーを3人で食べてからひとり京都へと向かった。宝塚北のSAから高速に乗るムーブにも慣れた感じ。京都へ向かうマイナス方向の動きやないのが良いよな。
高速手前の案内板には大山崎から7キロ渋滞とあった。あらら。名神でまっすぐ目指すのではなくて、大山崎から沓掛までぴゅっと北に行くルートの方がいいかなと思いつつ車を走らせた。名神に合流するあたりで今度は前方火事、1キロ先渋滞と出た。火事てな。そして渋滞1キロならばええかなと沓掛ルートは無しにしてトンネルの右コースを選択。京都南インターを目指した。火事も渋滞もなかった。
高速を降りてからはいつもの行き方で市内を北上。奥さん無しで四条大宮にくる不思議な感じ。さらに北上して千本まで行きたかったが、なんだか車が多かったので途中で右折して堀川に出て北上して北山へ。前職ボスの店sixtiesに顔を出した。ボルツにも行きたかったのだけれどなぁ。sixtiesには営業さんが来られていたのだが、うちもちょこっと商品をいれていたのでご挨拶をさせてもらった。スウェーデンのBPがなかなか入ってこないので聞いたら品切れとのことだった。残念なり。元ボスとは商品の話など諸々。鳥取のモサエビの話をしたらご食べた事があるそうだった。仕入れに行った際に陶工の親方にごちそうになったとのこと。間違いないっすモサエビは。あれやこれや会話して気付くと友人との時間が迫っていたので、ビンテージのサングラスと本を選ばせてもらい後にした。本棚に山田稔があるんだもんな。京都で買いたい人。
京都はホテルが沢山あるのだが、なんとなく御池通り辺りがいい気がしたので、いくつかある中からギンモンドにした。車は近くにコインパーキングがあったのでそこに突っ込んだ。だけれど、チェックイン後に念のため確認したら24時間打ち止めじゃない番号に停めていたので慌てて動かした。ちゃんと見ないとあかんよなぁ。よく言われているやつ。そしてギンモンドは船っぽいカウンターの造りとスタッフさんの服装が船員感があって良い感じだった。船がテーマなのかしら。おもっていたよりも時間がなかったので、これまた友人の清野くんがいるであろうふたばの御池にも前職アンジェ河原町店にもよれず、寺町の軍物屋だけ突撃した。スイス軍のアルミDカンが残ってないかチェック。品切れには10年位前になっているので無いとはおもっていたのだが、やっぱりなかった。そりゃそうやで。Dカンは先日頂いたベンリバンダナに描かれていて、急に欲しくなってしまったのだった。留め具がレザーなのが渋いやつ。後でどこかにないか日本や海外を調べたが無かった。元々スイス軍のダッフルバッグの口に使われていたもの。古い軍物はなくなっていくんだ。軍動きをしてからいよいよ友人と合流。出会ったのは18歳。彼はビッグEのデニムパンツにノースウェーブだったな。上は半袖スウェット。懐かしい。
1軒目は居酒屋のたつみに向かったのだが残念ながら休み。なぜか今まで行ったことがなかった老舗居酒屋。仕方がないのでぶらぶら歩いていると、お母さんがふたりが営む酒場があったので飛び込んだ。静かで良い感じのお店。お母さんとも軽やかに会話を交わしてとても楽しかった。大人なかんじがした。もう47になるけれど。そして店内は大人のお客さんばかりで落ち着いていた。梨の白和えや漬け物、野菜の天ぷらなどでさらさらとビール2杯、プレーン酎ハイ2杯を流し込んだ。良い下地というか準備運動が完了した。食べながらつい2軒目の話になった。僕の脳内には焼き鳥屋が浮かんだので伝えると、鳥せえと秋吉というフレーズがUから出た。秋吉あるんかいな!秋吉は2年程前に金沢で行って以来だ。鳥せえもとても美味しいそうなので食べ比べをしようとなった。おれたちわんぱくだろ。焼き鳥屋のハシゴってしたことないよな。木屋町に着くと、なんと鳥せえは休みだった。盆明けでみんなうちのように休んでいるのかもしれない。この分だと赤垣屋も閉まっていたかもしれない。秋吉に行ってみると丁度1回転目が終了したタイミングだったのでスムーズに着席できた。
秋吉では鬼の首をとったようにジュンケイとキュウリを2発オーダーした。その他わしわしと食べで呑み進めた。初めてラベルが可愛らしい秋吉オリジナルの冷酒も飲んでしまった。
シメは東山の龍門へ。木屋町から鴨川を渡るムーブが気持ちよ過ぎた。川風の心地良さと景色よ。京都良いよな。いつ営業するかわからない京都店を作ってみたいな。バッティングが色々あるからどんな店になるのだろう。制約と制約ですごい店になるかもしれない。なんてね。龍門では絶対にはずせないナスビのピリ辛炒めとあとは炭水化物の焼飯と海鮮やきそばを食べた。良い〆ですわ。美味しかった。友人は商業施設関係の仕事をしているので店のブランディング方面には明るくて、色々と教えてもらった。SNSの個人発信隆盛の時代、物販も次の段階に来ておるのぉ。どないしよバーンは。地に足をつけて面白い物を楽しく紹介して人を幸せにしていくのが雑貨屋の使命なので、それをただただ頑張るだけだなぁ。帰りは龍門のすぐ近くに地下鉄の乗り口があったので、僕は烏丸方面へ、Uは山科方面へと別れて電車に乗った。横移動でスッと寝床に帰れるエエうごき。しかし京都は暑過ぎた。腕汗感じたぜ。