May 14, 2017
Before Starting Barnshelf 2
<2012年3月撮影>
<2012年3月撮影>
<2012年3月撮影 2歳の誕生日>
grafに内装の相談をしに行ったのは2012年の2月。
友人の田中さんとあと設計部のボスだった奥平さんと
お話をした。奥平さんがgrafに入社したての頃に鯖江部の
新年会で、姫路の池島さん宅でお会いした事があったので、
あの時の!とびっくりした。
田中さんに連れられやってきた当時の奥平さんは、長髪に
ヘアバンドをしていて、まだ幼さが残るような可愛らしい
雰囲気だったのだが、それから数年で野武士のような漢(オトコ)
になっていてこれまたびっくりした。
お話させて頂いた時の感触は悪いわけがなくて、帰りのJRで
奥さんと2人でgrafにお願いする事を決めて、翌日田中さんに
その旨を伝えた。
肝心の牛小屋店舗スペースは、まだ物であふれていたので、
奥さんと毎日泥だらけになりながら、3週間程でなんとか形に。
ホウキとかは使い物にならなくて、スコップで搔き出した感じ。
あと粗大ゴミが沢山で、何度もクリーンセンターに持っていった。
タイヤはアウトとつきかえされたのがなつかしい。大きなサッシも
持っていったのだが、奈落の底のような巨大なゴミ箱にぞんざいな
扱いで落とされ、バリバリと硝子が割れた音を聞いた時は、不要な
物でも可哀想で心が痛かった。
3月に前職の雑貨店アンジェを退職してから、ホームページを
立ち上げ、生まれて初めてブログを書いた。
ホームページはブックロアの中島さん、ロゴやショップカード、
名刺等はエディトリアルデザイナーの山崎慎太郎さんに
作って頂いた。お二方はアトリエナルセの早川さんに
ご紹介頂いた。早川大明神。
そして3月21日は陽ちゃん2歳の誕生日。愛敬のある元気な
2歳児は、店をして大丈夫かしら!?という僕たちの不安を
その持ち前の明るさで消してくれた。
同月下旬には今でもコンスタントに遊びに来てくださる、
電気工の和崎さんが初めて現場に来られた。
和崎さんは大きな体躯をしていて色黒で眼光鋭く、
紺色の浅いキャップをかぶりMA-1着ていて、これが
もの凄く良く似合っていた。
田中さんは和崎さんと古くからの友人だったので、
気安くそして少し上からの感じで「ワ」と呼んでいた。
バイト先だったアメ村の洋服屋で、先輩後輩の関係から
スタートしたそうだった。
<2012年3月撮影>