Barnshelf バーンシェルフ

Blog
September 20, 2017

ayabe

bs12984.jpg

水曜。店休日。
陽ちゃんを小学校へ送り出し、
マノちゃんを保育園に登園させて
から一人で綾部へ。陶芸家の鈴木隆さんの
工房兼へ行ってきた。来春ご縁を頂き作品展
を開催させて頂く事になったのでそれの
お打ち合わせ。鈴木さんは当店によく脚を運んで
下さる作家さんのおひとり。本やアートが
お好きで、僕の中にある情緒がセレクトした
お品を買って下さる事が多く、いつも
とてもとても嬉しい気持ちになっている。
鈴木さんの自宅兼工房は綾部のインターから
20キロ程走ったところ。のどかな風景を
のんびりと走った。めっちゃくちゃ遅い軽トラ
にもイライラする事が無く淡々と運転した。
現地には予定より早く着いてしまったので、
近くにあったあやべ温泉でヒトップロ。
一人温泉がもの凄く贅沢だった。お湯が
トロッとしていて、温泉感があって素晴らしかった。
このトロ感は10年程前に金沢のモリチュウ師匠に
連れて行ってもらった、福井の山奥の温泉に似ていた。
あの時は杉の1枚板の立派な天板を運ぶ仕事にひょっ
こり付いて行ったのだった。車は確か、当時神戸に
あったチェドックの谷岡さんに借りた古いエスティマで、
エスティマの後部座席一杯の天板の風景は、なかなか
インパクトがあって面白かったのを覚えている。
温泉から鈴木さんの工房は5分ほど。
もうすぐ到着しますとメールしたので、
鈴木さんは家の前で立って待って下さっていた。
工房を見せて頂いた後、お住まいへ上がらせてもらった。
玄関にはご自身が作ったオブジェや器が、静かにそして
素敵に飾られていたのでしばらく見入ってしまった。
部屋に入ると窓側にストック棚があってそこにも沢山
の器やオブジェが有って、また見入ってしまった。
部屋にはCDと本が良い具合に並んでいた。
この良い具合というのは、自分の為の物という
感じの愛着のあるラフな置き方。CDが積み上
がっていたり、斜めになった美術書等。
そして壁にはアート展のフライヤーとともに息子さん
が小学生の頃に作ったというドラえもんのパチンコ台
が飾られていた。鈴木さんの作品や家族、アート、
音楽、本への愛を感じてしまった。
コーヒーを頂きながら1時間程、あれこれお話が
出来て楽しかった。山道具屋の息子さんのこと、
プロデューサーみたいな娘さんのこと、自宅の
建具の事や、裏にあったコンテナ(元カラオケボックス)
の事、三田の事、物の事など。作品展の事を話したのは
10分も無かったかもしれない。
当店は雑貨店なので、フリーカップやマグカップを中心
に作って頂く予定。
鈴木さんの作品はギャラリーや器屋さんで扱われて
いる事が多いので、色んな物がある雑貨屋の当店と
どのような反応が起こるか今から楽しみだ。
ちなみに鈴木さんのホームページはこちら。
http://ts-note.tumblr.com
綾部から三田に戻ると15時過ぎだったので、
保育園へ直行した。おやつは終わっているかな?
なんて教室に行くと、今から食べる所だったので、
教室の前で10分ほど待った。おやつはケーキだった。
待っているとマノちゃんのクラスメイトのAちゃんが
僕に気付き笑顔で手を挙げて「オッス!」と言ってきた。
つられるように同じテーブルのG君、H君達も言って
きてしばらくオッス祭りになって面白かった。
O先生はこらこらそんな事言っちゃいけませんと
注意していた。僕はすぐにO先生に、このオッスは
先日僕がAちゃんに「マノちゃんのおとうさん」と
声をかけられた時にオッス!と答えた事が原因で、
僕発信、僕が悪いんですと説明した。
こんなオッス祭りになるとは思わなかった。
でも、しばらく流行らせたいな。オッスのおっさん。