Barnshelf バーンシェルフ

Blog
October 15, 2017

butter knife&bon sac

bs13035.jpg

bs13036.jpg
・usa vintage butter knife ¥400+TAX
先日、よく来られるスタイリストのAさんの
ご紹介で大阪のコーヒー屋さんが来られた。
味のある食器を買って下さったのだが、
その時にそれに合うバターナイフはないですか?
とおっしゃった。あいにく良い物がなくて、
辛うじてスウェーデン軍のカトラリーセットが
数本あり、それをお買い上げ下さった。
音速で味のありそうなバターナイフを探して
仕入れた。茶色く変色したやつも研磨剤で
軽く磨くだけで驚く程の輝きになった。
あんまり削ると味がなくなりそうだったので
有る程度の所で味を残しておいた。
バターナイフは実生活ではあんまり使わない
のだが、物としてはとても好きで、木製や
琺瑯、ステンレスなど色々仕入れたりしている。
古い物でもうちょっとシンプル、そして分厚い
バターナイフがないか捜索してみよう。
・benlly’s&job original leather bon sac black
Made in Kanazawa
¥12800+TAX
それからベンリ師匠のボンサックも金沢から再入荷。
9月に東京で師匠とお会いした際に、ヌバック
自体が品切れになっていて、作るに作れないんだよ
とおっしゃっていた。ようやく革が入荷し当店分を
作って下さった。前回は7月に入荷したので3ヶ月振り。
これはやっぱり格好良いなぁ。使い勝手の良いサイズ感
で本当におすすめ。価格も本当に買い手の事を思って
設定されている。
bs13034.jpg

October 15, 2017

butter knife&bon sac

bs13035.jpg

bs13036.jpg
・usa vintage butter knife ¥400+TAX
先日、よく来られるスタイリストのAさんの
ご紹介で大阪のコーヒー屋さんが来られた。
味のある食器を買って下さったのだが、
その時にそれに合うバターナイフはないですか?
とおっしゃった。あいにく良い物がなくて、
辛うじてスウェーデン軍のカトラリーセットが
数本あり、それをお買い上げ下さった。
音速で味のありそうなバターナイフを探して
仕入れた。茶色く変色したやつも研磨剤で
軽く磨くだけで驚く程の輝きになった。
あんまり削ると味がなくなりそうだったので
有る程度の所で味を残しておいた。
バターナイフは実生活ではあんまり使わない
のだが、物としてはとても好きで、木製や
琺瑯、ステンレスなど色々仕入れたりしている。
古い物でもうちょっとシンプル、そして分厚い
バターナイフがないか捜索してみよう。
・benlly’s&job original leather bon sac black
Made in Kanazawa
¥12800+TAX
それからベンリ師匠のボンサックも金沢から再入荷。
9月に東京で師匠とお会いした際に、ヌバック
自体が品切れになっていて、作るに作れないんだよ
とおっしゃっていた。ようやく革が入荷し当店分を
作って下さった。前回は7月に入荷したので3ヶ月振り。
これはやっぱり格好良いなぁ。使い勝手の良いサイズ感
で本当におすすめ。価格も本当に買い手の事を思って
設定されている。
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October 14, 2017

キーちゃん

bs13032.jpg

土曜日。
夕方にご常連のYさんが来られた。
3、4年程前から通って下さっている方だ。
鉄関係製作会社の意匠に携わる仕事をされている。
軍物や物にとてもご興味があって、来られた際は
いつも会話に花が咲く。
以前は三田にお住まいだったのだが、ご結婚を機に
隣町へと引っ越された。今年の夏にお子さんが産まれ、
今日はじめてご家族でいらっしゃった。
名前が稀一君という。キーチャン。
産まれてまだ二ヶ月のキーチャンはぐっすりと
お母さんの抱っこ紐のなかで寝ていた。
ほやほやの赤子感がとても可愛らしかった。
キーちゃんといえばうちのヨウちゃんこと
陽太朗も奥さんからたまにその名前でよばれている。
ヨウタロウのどこにもキーが無いのだけれど。
どのようにそうなったかというと、
ヨウタロウ→タロちゃん→タロちん→タロチーニョス
→チーニョス→キーニョス→キーちゃん
という流れ。なかなかの変化。奥さんのセンスを感じる。
今日のうちのキーちゃんは昼はアケビ採りに夢中になり、
夕方はヒーバーズの農作物をビニールにいれて小分けに
する手伝いを熱心にしていた。バイト代をもらうのに
頑張っていた。あ、あけびはもう時期が遅くて、
ほとんどの物がカパッとひらいて、実に水分が
無くなり色が悪くなっていた。
1つだけまだ実が開いていない小さいものがあったので、
それをぱっくりと割ってキーちゃん、マノちゃん、
僕の3人で分けて食べた。
マノちゃんは器用に白い実の部分だけを手に取り
舐めていた。静かに甘いなぁと言っていた。
bs13033.jpg

October 14, 2017

キーちゃん

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土曜日。
夕方にご常連のYさんが来られた。
3、4年程前から通って下さっている方だ。
鉄関係製作会社の意匠に携わる仕事をされている。
軍物や物にとてもご興味があって、来られた際は
いつも会話に花が咲く。
以前は三田にお住まいだったのだが、ご結婚を機に
隣町へと引っ越された。今年の夏にお子さんが産まれ、
今日はじめてご家族でいらっしゃった。
名前が稀一君という。キーチャン。
産まれてまだ二ヶ月のキーチャンはぐっすりと
お母さんの抱っこ紐のなかで寝ていた。
ほやほやの赤子感がとても可愛らしかった。
キーちゃんといえばうちのヨウちゃんこと
陽太朗も奥さんからたまにその名前でよばれている。
ヨウタロウのどこにもキーが無いのだけれど。
どのようにそうなったかというと、
ヨウタロウ→タロちゃん→タロちん→タロチーニョス
→チーニョス→キーニョス→キーちゃん
という流れ。なかなかの変化。奥さんのセンスを感じる。
今日のうちのキーちゃんは昼はアケビ採りに夢中になり、
夕方はヒーバーズの農作物をビニールにいれて小分けに
する手伝いを熱心にしていた。バイト代をもらうのに
頑張っていた。あ、あけびはもう時期が遅くて、
ほとんどの物がカパッとひらいて、実に水分が
無くなり色が悪くなっていた。
1つだけまだ実が開いていない小さいものがあったので、
それをぱっくりと割ってキーちゃん、マノちゃん、
僕の3人で分けて食べた。
マノちゃんは器用に白い実の部分だけを手に取り
舐めていた。静かに甘いなぁと言っていた。
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October 13, 2017

DUTCH ARMY BOA LINER JACKET

bs13030.jpg

bs13031.jpg
ヒーバーズ89歳、選挙の期日前投票の立会人
として数日間、朝から晩まで投票を見守っている。
どういう経緯でこの仕事が回ってきたのかは
分からない。色々な会合に顔をだしているスーパー
シルバーと呼ばれる彼女だからこそ得る事が
出来たのだろう。肝心な日当は僕が想像して
いた額より1.5倍多かったので、奥さんから
聞いた時にはマジで!?と大きな声が出て
しまった。
今日はまのちゃん遠足だった。
晴れていたら六甲の森林公園だったのだが、
あいにくの雨で神戸どうぶつ王国に変更になった。
数日前から遠足を楽しみにしていて、昨日の夜は
もうソワソワと嬉しさが究極に混ざった様子で
可愛らしかった。あと、真剣な顔でバスに乗り
遅れたらどうしようと何度も言っていたので
大丈夫やでを何度も彼女に言った。
今朝は「遠足だー!」と叫んで飛び起きた。
いつもはふにゃふにゃしていて機嫌が悪い
のだけれど。とてもびっくりした。
奥さんは早朝から弁当作り。定番の唐揚げと
卵焼きを作っていた。弁当がある日は
余分に唐揚げを作ってくれるので、それが
とても楽しみ。朝の唐揚げは力がみなぎる。
弁当のおにぎりはマノちゃんの顔を模した
似顔絵おにぎりで可愛かった。
夕方、保育園に迎えに行くとO先生から
遠足の様子を聞いた。先生の前では恥ずかしい
のか遠足の事を何にも話してくれなかったが、
園庭を歩き出すと即座にネコとウサギを触った
感想を教えてくれた。ネコはやわらかくて、ウサギ
はもっともっと柔らかかったそう。丸くてフワフワ
で毛のかたまりだったそう。僕が小学生の頃は
家にウサギが居たので、そのフワフワ感は知って
いるよと言いかけたがやめた。良かったねぇと
だけ彼女に言った。
写真は先週入荷して2日で完売したオランダ軍
のボアライナー。再入荷です。押忍。
今月はもはやキャッシュで物を仕入れる予算が
無かったが、これは無理してでも仕入れなければ
いけないブツだと思って勢いにのって沢山仕入れた。
やっぱりこれはとても良いなぁ。マタギ感のような
ワイルドなボディにライトな袖のバランス感、そして
リブが可愛くてポイントになって最高。
前回はお問い合わせを沢山頂き、対応に追われて
パニックになってしまったので、今回は店頭販売
のみとさせて頂きます。ご了承下さいませ。
・DUTCH ARMY BOA LINER JACKET USED
SIZE : M 
PRICE : ¥2800+TAX
October 13, 2017

DUTCH ARMY BOA LINER JACKET

bs13030.jpg

bs13031.jpg
ヒーバーズ89歳、選挙の期日前投票の立会人
として数日間、朝から晩まで投票を見守っている。
どういう経緯でこの仕事が回ってきたのかは
分からない。色々な会合に顔をだしているスーパー
シルバーと呼ばれる彼女だからこそ得る事が
出来たのだろう。肝心な日当は僕が想像して
いた額より1.5倍多かったので、奥さんから
聞いた時にはマジで!?と大きな声が出て
しまった。
今日はまのちゃん遠足だった。
晴れていたら六甲の森林公園だったのだが、
あいにくの雨で神戸どうぶつ王国に変更になった。
数日前から遠足を楽しみにしていて、昨日の夜は
もうソワソワと嬉しさが究極に混ざった様子で
可愛らしかった。あと、真剣な顔でバスに乗り
遅れたらどうしようと何度も言っていたので
大丈夫やでを何度も彼女に言った。
今朝は「遠足だー!」と叫んで飛び起きた。
いつもはふにゃふにゃしていて機嫌が悪い
のだけれど。とてもびっくりした。
奥さんは早朝から弁当作り。定番の唐揚げと
卵焼きを作っていた。弁当がある日は
余分に唐揚げを作ってくれるので、それが
とても楽しみ。朝の唐揚げは力がみなぎる。
弁当のおにぎりはマノちゃんの顔を模した
似顔絵おにぎりで可愛かった。
夕方、保育園に迎えに行くとO先生から
遠足の様子を聞いた。先生の前では恥ずかしい
のか遠足の事を何にも話してくれなかったが、
園庭を歩き出すと即座にネコとウサギを触った
感想を教えてくれた。ネコはやわらかくて、ウサギ
はもっともっと柔らかかったそう。丸くてフワフワ
で毛のかたまりだったそう。僕が小学生の頃は
家にウサギが居たので、そのフワフワ感は知って
いるよと言いかけたがやめた。良かったねぇと
だけ彼女に言った。
写真は先週入荷して2日で完売したオランダ軍
のボアライナー。再入荷です。押忍。
今月はもはやキャッシュで物を仕入れる予算が
無かったが、これは無理してでも仕入れなければ
いけないブツだと思って勢いにのって沢山仕入れた。
やっぱりこれはとても良いなぁ。マタギ感のような
ワイルドなボディにライトな袖のバランス感、そして
リブが可愛くてポイントになって最高。
前回はお問い合わせを沢山頂き、対応に追われて
パニックになってしまったので、今回は店頭販売
のみとさせて頂きます。ご了承下さいませ。
・DUTCH ARMY BOA LINER JACKET USED
SIZE : M 
PRICE : ¥2800+TAX
October 12, 2017

宝塚・小林

bs13028.jpg

バーン酒場放浪記、今回は宝塚の小林。
コバヤシじゃないよ、オバヤシだよ。
先日、カレンダーどうでしょうか?とイラスト
レーターのyamyamさんからメールを頂いた。
3年程前から気になっていたのだが、
お声かけするタイミングを逃し続けていたので、
よっしゃ!とすぐに20部オーダーさせて頂いた。
yamyamさんからのメールには、当店ご常連の
ツルさんの事が書いてありびっくり。
ツルさんは洋服を作る作家さんとしても活動
されていて、何年か前の個展の際に当店に立ち寄って
下さった。それからご家族だったり、ご主人がお一人
でとよく来てくださるようになった。
ツルさんもお酒が好きだったので、いつかビール
を呑みましょうと約束をしていた。
その事を書いて返信したら、自分もお酒好きなんで
ぜひご一緒しましょうと書かれてあった。
こちらも是非是非と返した。yamyamさんと閉店前
の数分間にリズミカルにメールでキャッチボールっ
て感じ。皆さん忙しいので、なかなか日程が決まる
ような事はがないと思っていたのだが、ツルさんが
調整して下さり、数日のちにトントントンとびっく
りする位スムーズに3人の会の日が決まった。
小林といえば、8年程前にアトリエナルセの早川さん
と初めて2人で呑んだ場所だ。僕の父親が宝塚で教員を
していたので、どこか良い場所がないかと聞くと、
小林に鳥富という焼き鳥屋があると教えてくれた。
行ってみると、とてもアットホームでそして美味し
かったので、その半年後くらいには家族鳥富会を
早川一家とおこなった。その時は2Fを借りたのだが、
完全なるプライベートな普通の家の部屋で、びっくり
したのを覚えている。ヨウちゃんも小さかったし、
早川さんとのこハヤオくんはまだ授乳期だったので、
2Fのもう一つの部屋がハヤオくんの授乳室になった。
階段の下から「焼けたよー」と女将さんから声がかかると、
早川さんと交代で角度のある階段をドタドタと降りて登って
は料理を運んだ。楽しかったな。
小林には予定の30分程前に着いてしまったので、
宝塚阪急の富澤商店で買ったアーモンドをぽりぽり
食べながらちょっと散策した。アーモンドを呑む前に
食べると二日酔いしないというのはNEW.のMさんに
教えてもらった。それからはなるべく呑む前は軽く
アーモンドを胃袋に放り込むようにしている。
小林はロータリーがあるような駅前感が無くて、
いきなり住宅と個人の店がひしめいている感じ。
呑む前だったので、呑める場所が目についてしまった。
焼き鳥、お好み焼き、立ち飲み屋、焼肉屋、中華料理屋等
なんでもござれで、2軒目はどうしようと小躍りしてしまった。
鳥冨へは僕が一番乗りだった。こんばんわとのれんを
くぐると、女将さんがどーんと優しく迎えてくれて、
僕の心にスーパー安堵の波がざぶーんとやってきた。
「呑んどきいな。」と言われたので速攻で生中を
頼んだ。我慢しきれず心臓とモロきゅう、親鳥塩焼きも
10秒遅れで頼んだ。
生中を半分くらい呑んだ所でツルさんとyamyamさんが
やってきた。呑み屋の戸がガラっと開いて、お互い知った顔
だと認識した時のあの感じは久々良いやねと思った。
お疲れさまですとはじめましてのご挨拶をして会がスタート。
年齢のハナシになると僕が5歳年長だったので2人とも
驚いていた。僕の若々しさが功を奏した!?のかもしれ
ないが、最近会う人全部年下の流れだったそうで、
てっきりそう思い込んでいたそう。
彼女達は自分達のことをおっさんみたいなものだと
言っていたが、5歳程年長の自分はおでこをだした髪型
の2人が可愛かった。全員既婚者で男1、オンナ2の逆ドリカム
編成(これは千葉の江口さんがある時よく言っていたフレーズ。)
はなんだか前職の時みたいで懐かしかった。
女性社会の中での舵取りの仕方がどうだったか忘れてしまったが、
オジさんは2人の間を船を漕いで行ったり来たりした。
2人ともお酒を愛するさっぱりとした人柄で素敵だった。
きっとうちの奥さんと呑んだらとても気が合うだろう。
料理は女将さんの隙をつきながらオーダーしたり、
女将さんがおすすめするものを全部受け入れた。
ササミの梅ハチミツ、キモのタレ焼き、キムチチャーハン、
トッポギが美味しかった。
向かいの席には僕の父親と短い期間だが一緒に働いた
方がいらっしゃってびっくり。父親のテリトリーに
来た感が初めてだったので、嬉しいような恥ずかしい
ような気分になってしまった。
2軒目はぶらぶらしていると、お寿司屋さんが
目に入ってしまい、年長の僕が吸い寄せられてしまった。
入口に近づくとお客さんの楽しい会話が聞こえてきて
とても良い雰囲気。アカンもうここにしよ〜と扉をガラガラ
と開けて入店即着席。L字型カウンター10席程のお店だった。
店内はなんだかピカピカしていて、毅然とした職人さんの
雰囲気の大将が中央にいらっしゃった。壁には沢山のメニュー
が並び、カウンターの上の冷蔵ケースは曇っていたが、
良い色艶の魚やエビ、貝がならんでいた。信念のある仕事を
長年やり続け、沢山のご常連が居る良いお寿司やさん
だというのが瞬時に伝わって来た。これは素敵なお店に出会
ってしもたわぁと叫びたくなってしまった。
一発目はこれだぜとカニ味噌突き出しを頼み、それから
ウニ突き出し、バッテラ、白子等を日本酒で愉しんだ。
カウンターの端にはご常連のNさんという方がいらっしゃって、
この方がお店の空気をとても明るくしていた。大将とNさんの
会話を聞いたり、そこに入らせてもらったりして楽しかった。
中盤yamyamさんはこの方と良い感じでキャッチボールしていた。
イラストレーターってなんや?誰かに似ているな?的なやつ。
女将さんもいらっしゃったのだが、ツッコミが強めで
とても面白かった。ツルさんは1軒目でも2軒目でも冷静に
状況を確認していて、的確なツッコミフレーズが飛び出ていた。
とにもかくにも小林の寿司屋の空間で皆が一体となった。
なんともいえない素晴らしい酒場の幸福感というのか。
ツルさん、yamyamさんともにあまり寿司屋に来た事が
ないと言っていたので、楽しそうにされていて突撃して良かった。
小林駅でツルさんが西宮方面だったので、また呑みましょう
と言って別れた。僕とyamyamさんは宝塚方面だった。
エンジ色の電車に揺られながらエネルギーのあるイラストレーター
の言葉を聞いて、酔っぱらいのオジさんはゴーゴー!yamyam!と
応援した。
bs13029.jpg

October 12, 2017

宝塚・小林

bs13028.jpg

バーン酒場放浪記、今回は宝塚の小林。
コバヤシじゃないよ、オバヤシだよ。
先日、カレンダーどうでしょうか?とイラスト
レーターのyamyamさんからメールを頂いた。
3年程前から気になっていたのだが、
お声かけするタイミングを逃し続けていたので、
よっしゃ!とすぐに20部オーダーさせて頂いた。
yamyamさんからのメールには、当店ご常連の
ツルさんの事が書いてありびっくり。
ツルさんは洋服を作る作家さんとしても活動
されていて、何年か前の個展の際に当店に立ち寄って
下さった。それからご家族だったり、ご主人がお一人
でとよく来てくださるようになった。
ツルさんもお酒が好きだったので、いつかビール
を呑みましょうと約束をしていた。
その事を書いて返信したら、自分もお酒好きなんで
ぜひご一緒しましょうと書かれてあった。
こちらも是非是非と返した。yamyamさんと閉店前
の数分間にリズミカルにメールでキャッチボールっ
て感じ。皆さん忙しいので、なかなか日程が決まる
ような事はがないと思っていたのだが、ツルさんが
調整して下さり、数日のちにトントントンとびっく
りする位スムーズに3人の会の日が決まった。
小林といえば、8年程前にアトリエナルセの早川さん
と初めて2人で呑んだ場所だ。僕の父親が宝塚で教員を
していたので、どこか良い場所がないかと聞くと、
小林に鳥富という焼き鳥屋があると教えてくれた。
行ってみると、とてもアットホームでそして美味し
かったので、その半年後くらいには家族鳥富会を
早川一家とおこなった。その時は2Fを借りたのだが、
完全なるプライベートな普通の家の部屋で、びっくり
したのを覚えている。ヨウちゃんも小さかったし、
早川さんとのこハヤオくんはまだ授乳期だったので、
2Fのもう一つの部屋がハヤオくんの授乳室になった。
階段の下から「焼けたよー」と女将さんから声がかかると、
早川さんと交代で角度のある階段をドタドタと降りて登って
は料理を運んだ。楽しかったな。
小林には予定の30分程前に着いてしまったので、
宝塚阪急の富澤商店で買ったアーモンドをぽりぽり
食べながらちょっと散策した。アーモンドを呑む前に
食べると二日酔いしないというのはNEW.のMさんに
教えてもらった。それからはなるべく呑む前は軽く
アーモンドを胃袋に放り込むようにしている。
小林はロータリーがあるような駅前感が無くて、
いきなり住宅と個人の店がひしめいている感じ。
呑む前だったので、呑める場所が目についてしまった。
焼き鳥、お好み焼き、立ち飲み屋、焼肉屋、中華料理屋等
なんでもござれで、2軒目はどうしようと小躍りしてしまった。
鳥冨へは僕が一番乗りだった。こんばんわとのれんを
くぐると、女将さんがどーんと優しく迎えてくれて、
僕の心にスーパー安堵の波がざぶーんとやってきた。
「呑んどきいな。」と言われたので速攻で生中を
頼んだ。我慢しきれず心臓とモロきゅう、親鳥塩焼きも
10秒遅れで頼んだ。
生中を半分くらい呑んだ所でツルさんとyamyamさんが
やってきた。呑み屋の戸がガラっと開いて、お互い知った顔
だと認識した時のあの感じは久々良いやねと思った。
お疲れさまですとはじめましてのご挨拶をして会がスタート。
年齢のハナシになると僕が5歳年長だったので2人とも
驚いていた。僕の若々しさが功を奏した!?のかもしれ
ないが、最近会う人全部年下の流れだったそうで、
てっきりそう思い込んでいたそう。
彼女達は自分達のことをおっさんみたいなものだと
言っていたが、5歳程年長の自分はおでこをだした髪型
の2人が可愛かった。全員既婚者で男1、オンナ2の逆ドリカム
編成(これは千葉の江口さんがある時よく言っていたフレーズ。)
はなんだか前職の時みたいで懐かしかった。
女性社会の中での舵取りの仕方がどうだったか忘れてしまったが、
オジさんは2人の間を船を漕いで行ったり来たりした。
2人ともお酒を愛するさっぱりとした人柄で素敵だった。
きっとうちの奥さんと呑んだらとても気が合うだろう。
料理は女将さんの隙をつきながらオーダーしたり、
女将さんがおすすめするものを全部受け入れた。
ササミの梅ハチミツ、キモのタレ焼き、キムチチャーハン、
トッポギが美味しかった。
向かいの席には僕の父親と短い期間だが一緒に働いた
方がいらっしゃってびっくり。父親のテリトリーに
来た感が初めてだったので、嬉しいような恥ずかしい
ような気分になってしまった。
2軒目はぶらぶらしていると、お寿司屋さんが
目に入ってしまい、年長の僕が吸い寄せられてしまった。
入口に近づくとお客さんの楽しい会話が聞こえてきて
とても良い雰囲気。アカンもうここにしよ〜と扉をガラガラ
と開けて入店即着席。L字型カウンター10席程のお店だった。
店内はなんだかピカピカしていて、毅然とした職人さんの
雰囲気の大将が中央にいらっしゃった。壁には沢山のメニュー
が並び、カウンターの上の冷蔵ケースは曇っていたが、
良い色艶の魚やエビ、貝がならんでいた。信念のある仕事を
長年やり続け、沢山のご常連が居る良いお寿司やさん
だというのが瞬時に伝わって来た。これは素敵なお店に出会
ってしもたわぁと叫びたくなってしまった。
一発目はこれだぜとカニ味噌突き出しを頼み、それから
ウニ突き出し、バッテラ、白子等を日本酒で愉しんだ。
カウンターの端にはご常連のNさんという方がいらっしゃって、
この方がお店の空気をとても明るくしていた。大将とNさんの
会話を聞いたり、そこに入らせてもらったりして楽しかった。
中盤yamyamさんはこの方と良い感じでキャッチボールしていた。
イラストレーターってなんや?誰かに似ているな?的なやつ。
女将さんもいらっしゃったのだが、ツッコミが強めで
とても面白かった。ツルさんは1軒目でも2軒目でも冷静に
状況を確認していて、的確なツッコミフレーズが飛び出ていた。
とにもかくにも小林の寿司屋の空間で皆が一体となった。
なんともいえない素晴らしい酒場の幸福感というのか。
ツルさん、yamyamさんともにあまり寿司屋に来た事が
ないと言っていたので、楽しそうにされていて突撃して良かった。
小林駅でツルさんが西宮方面だったので、また呑みましょう
と言って別れた。僕とyamyamさんは宝塚方面だった。
エンジ色の電車に揺られながらエネルギーのあるイラストレーター
の言葉を聞いて、酔っぱらいのオジさんはゴーゴー!yamyam!と
応援した。
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October 10, 2017

kobe

bs13021.jpg

bs13022.jpg
アサイチで神戸へ。年2回あるマリンデイの展示会。
予定の時間よりかなり早く到着したので、栄町を
ちょっとだけ散策。お店のスタッフさん達が何カ所
かで写真撮影をしていた。午前中の良い光りを
捕まえていた。
vivo,vaの横を通るとユウコちゃんが脚立に乗って
高い位置からラグのようなものを撮影していた。
彼女はやっぱり3人のママにはみえないぜ。
声をかけようかと思ったが貴重な時間帯の仕事
なのでそのままマリンデイの事務所へ向かった。
今日は何が流れているかなとドアをあけると
個性的な大貫妙子の曲が流れていた。あれ?
聴いたことがない?めちゃいい!SUNSHOWER?
となった。林さんに確認すると、嬉し恥ずかしそうに
最近はまってるねんと言った。僕は23歳くらいの
時に初めて知って驚愕したアルバム。
ター坊、お前めちゃめちゃすっげぇの作ってたんやな!!
と感動した。今でもこのアルバムはひとつの頂きというか。
坂本龍一のセンスとドラムのクリス・パーカーがポイント。
来期の新作の中には少し前に林さんがインスたでフライング
した山羊革のポーチがあった。木目が細かくて
柔らかい雰囲気でとても良かった。お財布代わりになるやつだ。
他、定番型の中に新色、素材変更したものがあった。
色や素材感などとても良くて、何年かぶりに発注額が大きな
金額になりそうな予感がした。
事務所スペースと展示場の仕切りの棚にはアル・ジャロウの
レコードが飾ってあった。これの1曲は目は僕が一番秋っぽい
曲だとおもっているやつだったので、久々にジャケットを見て
ええなぁとなった。ギタリストのデビッド・T・ウォーカーが
とても良い仕事をしていて、なおかつ同級生アルバム(77年産)
だったかと思う。展示会後はvivo,vaに戻り西田さんに軍パンの納品。
アサヒのスニーカーが欲しかったが我慢して、マノちゃんの
おみやげとしてbirdswordsのヘアゴムを買った。
三田には12時半頃にもどった。
ご飯どうしようとなって、あ、木器亭!となり音速で向かった。
店の前を通り抜けたが、その瞬間、心の中で「奥さんごめん」
と唱えた。木器亭は水曜が休みなので、こういう時じゃないと
行けないのだ。先日、保手濱さん一家が来られた時に
おすすめしたら行って下さった。とても美味しかったと
喜んでおられてほっだった。
前回はひっさげまぐろ定食(¥1080)だったので、
今回はまぐろ中トロ中落ち定食¥1296)にした。
三田でこんなに美味しい魚が食べれるなんてと相変わらず感動。
次はカキフライ定食にしよう。
るんるん気分で店に戻ると、奥さんから「美味しいお口で
戻ってきたね」と言われてしまった。
あと、暑くて、顔が赤くなっていて、美味しい物を食べた
後のテンションだったので、「呑んだな!」とも言われた。
呑むわけがないと息を大量に彼女の顔に吹きかけて証明した。
呑めるものなら呑みたかった。
16時にマノちゃんのお迎え。その足で陽ちゃんを歯医者に。
このところ待ち時間がライトだったのだが、今日は1時間以上も
待たされてしまった。人気の歯科医院は仕方ない。
子供達はすこしうなだれていたが、待合室の空気を
乱すことなく待っていた。いつのまにか賢くなっている
なぁとちょっと感動。治療は20分程。前回神経を抜いた
部分のクスリを詰め替えて蓋をした。
店に戻ると18時30分。外はまっくらやれやれだった。
今日は店に2時間程しかいなかったな。
マリンデイでは今期アイテムのヘルメットバッグを
仕入れて来た。当店では別カラーのグリーンを仕入れた
のだが、早くに完売してしまっていた。
別カラーのベージュを選んでみた。こちらもとても良い色だ。
bs13023.jpg
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October 10, 2017

kobe

bs13021.jpg

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アサイチで神戸へ。年2回あるマリンデイの展示会。
予定の時間よりかなり早く到着したので、栄町を
ちょっとだけ散策。お店のスタッフさん達が何カ所
かで写真撮影をしていた。午前中の良い光りを
捕まえていた。
vivo,vaの横を通るとユウコちゃんが脚立に乗って
高い位置からラグのようなものを撮影していた。
彼女はやっぱり3人のママにはみえないぜ。
声をかけようかと思ったが貴重な時間帯の仕事
なのでそのままマリンデイの事務所へ向かった。
今日は何が流れているかなとドアをあけると
個性的な大貫妙子の曲が流れていた。あれ?
聴いたことがない?めちゃいい!SUNSHOWER?
となった。林さんに確認すると、嬉し恥ずかしそうに
最近はまってるねんと言った。僕は23歳くらいの
時に初めて知って驚愕したアルバム。
ター坊、お前めちゃめちゃすっげぇの作ってたんやな!!
と感動した。今でもこのアルバムはひとつの頂きというか。
坂本龍一のセンスとドラムのクリス・パーカーがポイント。
来期の新作の中には少し前に林さんがインスたでフライング
した山羊革のポーチがあった。木目が細かくて
柔らかい雰囲気でとても良かった。お財布代わりになるやつだ。
他、定番型の中に新色、素材変更したものがあった。
色や素材感などとても良くて、何年かぶりに発注額が大きな
金額になりそうな予感がした。
事務所スペースと展示場の仕切りの棚にはアル・ジャロウの
レコードが飾ってあった。これの1曲は目は僕が一番秋っぽい
曲だとおもっているやつだったので、久々にジャケットを見て
ええなぁとなった。ギタリストのデビッド・T・ウォーカーが
とても良い仕事をしていて、なおかつ同級生アルバム(77年産)
だったかと思う。展示会後はvivo,vaに戻り西田さんに軍パンの納品。
アサヒのスニーカーが欲しかったが我慢して、マノちゃんの
おみやげとしてbirdswordsのヘアゴムを買った。
三田には12時半頃にもどった。
ご飯どうしようとなって、あ、木器亭!となり音速で向かった。
店の前を通り抜けたが、その瞬間、心の中で「奥さんごめん」
と唱えた。木器亭は水曜が休みなので、こういう時じゃないと
行けないのだ。先日、保手濱さん一家が来られた時に
おすすめしたら行って下さった。とても美味しかったと
喜んでおられてほっだった。
前回はひっさげまぐろ定食(¥1080)だったので、
今回はまぐろ中トロ中落ち定食¥1296)にした。
三田でこんなに美味しい魚が食べれるなんてと相変わらず感動。
次はカキフライ定食にしよう。
るんるん気分で店に戻ると、奥さんから「美味しいお口で
戻ってきたね」と言われてしまった。
あと、暑くて、顔が赤くなっていて、美味しい物を食べた
後のテンションだったので、「呑んだな!」とも言われた。
呑むわけがないと息を大量に彼女の顔に吹きかけて証明した。
呑めるものなら呑みたかった。
16時にマノちゃんのお迎え。その足で陽ちゃんを歯医者に。
このところ待ち時間がライトだったのだが、今日は1時間以上も
待たされてしまった。人気の歯科医院は仕方ない。
子供達はすこしうなだれていたが、待合室の空気を
乱すことなく待っていた。いつのまにか賢くなっている
なぁとちょっと感動。治療は20分程。前回神経を抜いた
部分のクスリを詰め替えて蓋をした。
店に戻ると18時30分。外はまっくらやれやれだった。
今日は店に2時間程しかいなかったな。
マリンデイでは今期アイテムのヘルメットバッグを
仕入れて来た。当店では別カラーのグリーンを仕入れた
のだが、早くに完売してしまっていた。
別カラーのベージュを選んでみた。こちらもとても良い色だ。
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