Barnshelf バーンシェルフ

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September 14, 2017

hatsutoki / mountain jacquard stole

bs12970.jpg
bs12969.jpg
・山のジャガード S
col : ベージュ イエロー ネイビー ネイビー グレー

price : ¥15000+TAX

昨年大人気だったhatsutokiのストールが新色を
含めて今年も再入荷。当店では全色展開。
山型の三角模様を多才な色で織り上げ表現された
素敵なストール。今年はコットン100%。
心地の良い肌触り。
春の桜のような秋のコスモスのようなベージュ、
秋に色づく木の葉や黄金色のススキを連想させるイエロー、
夜の山々に月の光りがかかった情景からインスパイア
されたネイビー、夏に青々と繁る山の緑をイメージしたカーキ、
冬に白化粧をまとった山々をモチーフにしたグレー。
ブランドの本拠地である自然豊かな西脇の風景と直結
した色彩だ。物の背景にとても説得力がある。
ストールを取り入れたコーディネートが定番に
なった昨今だけれど、このストールは他には無い
素敵な存在感があると思う。
男性にも良いんじゃないかな。カーキを巻いて
みたいな。
bs12967.jpg
bs12966.jpg
September 14, 2017

hatsutoki / mountain jacquard stole

bs12970.jpg
bs12969.jpg
・山のジャガード S
col : ベージュ イエロー ネイビー ネイビー グレー

price : ¥15000+TAX

昨年大人気だったhatsutokiのストールが新色を
含めて今年も再入荷。当店では全色展開。
山型の三角模様を多才な色で織り上げ表現された
素敵なストール。今年はコットン100%。
心地の良い肌触り。
春の桜のような秋のコスモスのようなベージュ、
秋に色づく木の葉や黄金色のススキを連想させるイエロー、
夜の山々に月の光りがかかった情景からインスパイア
されたネイビー、夏に青々と繁る山の緑をイメージしたカーキ、
冬に白化粧をまとった山々をモチーフにしたグレー。
ブランドの本拠地である自然豊かな西脇の風景と直結
した色彩だ。物の背景にとても説得力がある。
ストールを取り入れたコーディネートが定番に
なった昨今だけれど、このストールは他には無い
素敵な存在感があると思う。
男性にも良いんじゃないかな。カーキを巻いて
みたいな。
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September 12, 2017

湊川 丸萬

bs12964.jpg

今月は酒場率高し。
酒場に行かせてくれる奥さんに感謝。
ありがとうございます。
鯖江部のいつもの2人、池島さんと田中さんと
湊川、新開地。これで4回目かしらん。
いつもの焼き鳥屋、八栄亭が閉まっていたので、
以前からとても気になっていた丸萬に行った。
入った瞬間、思っていたようなお店でよっしゃと
ガッツポーズ。健全、清潔、昭和な居酒屋。
おじいさん、おじさんのお一人様がとても
多くて静かな感じも良かった。淡々と盃の時間
が重なっていく感じ。
色気ある花街に寄り添うように何十年もやって
いるお店かぁと感じ入ってしまった。
寿司、焼き鳥、揚げ物等色々あったので、
呑みはじめてすぐに腰を据えて呑むぜ感があった。
ポテサラ、唐揚げ、造り盛り合わせ、ハモ皮、
ニラ玉、キュウリ巻、山芋塩等をオーダー。
生中、チューハイときて、池島さんが日本酒を
やりだしたので、あわててついていった。
このところ、日本酒を呑まないようにして
いたのだが、このお店で呑まないわけには
いかないと解禁。久々に呑むと日本人魂に
ガツンと来てめちゃくちゃ美味しかった。
オレ日本人だわ。合うわぁと唸った。
白鶴の小瓶1合を3回おかわりしたら久々に
グテングテン感がやってきて、2人に心配
されてしまった。
あとチューハイレモンは中身&氷と瓶ソーダが
別れて出て来るシステムで楽しかった。
勿論、最初にソーダを半分だけ使って割って
呑み切り、中身だけおかわりして、残り半分の
ソーダを入れて楽しんだ。ソーダの瓶には
可愛らしい字でマスコットと書かれていて
持ち帰りたかったが我慢した。
途中で幽霊部長の金沢モリチュウ師匠のハナシに
なったので、部長に呑んでいる目の前の2人の
写真を送ると、部長も丁度金沢で呑んでいた。
エビ味噌&日本酒が最高とのことだった。
金沢のそれはもう最強だろうなぁ。
金沢と神戸と離れていたが時を同じくして
部長も部員もご機嫌で妙な一体感があって
楽しかった。
田中さんは1時間ほど遅れて丸萬に
合流したので、2軒目は彼女の希望で商店街
にある燕楽へ。
麻婆豆腐、天津麺、空芯菜の炒めもの等を
食べた。やっぱりめちゃ美味だった。
前々回は一杯で入れず、前回はギリギリ入店
出来たって感じだったが今回はとても空いていた。
丸萬も空いていたので、神戸は月曜が空いてて
良い日なのかもしれない。
10時過ぎの新鉄で三田に帰った。寝ないように
頑張っていたが、気付いたら三田駅まで爆睡。
車掌さんに起こしてもらわなければ、折り返す電車
なので、また新開地に戻っていただろう。危ね。
11時頃の三田はまだタクシーも人も多くて
早い時間に帰ってきたな感があった。
乗ったタクシーがプリウスのワゴンで静かな
乗り心地にまた寝てしまいそうになったが
なんとか堪えた。部屋に戻ると真ん中に
奥さん、左にヨウちゃん、右にマノちゃんの
いつもの形で愛しいやつらが寝ていた。
すんませんねぇと寝ている奥さんに静かに声を
かけ、そして冷凍庫からモウのバニラを取り
出し食べて寝た。
September 12, 2017

湊川 丸萬

bs12964.jpg

今月は酒場率高し。
酒場に行かせてくれる奥さんに感謝。
ありがとうございます。
鯖江部のいつもの2人、池島さんと田中さんと
湊川、新開地。これで4回目かしらん。
いつもの焼き鳥屋、八栄亭が閉まっていたので、
以前からとても気になっていた丸萬に行った。
入った瞬間、思っていたようなお店でよっしゃと
ガッツポーズ。健全、清潔、昭和な居酒屋。
おじいさん、おじさんのお一人様がとても
多くて静かな感じも良かった。淡々と盃の時間
が重なっていく感じ。
色気ある花街に寄り添うように何十年もやって
いるお店かぁと感じ入ってしまった。
寿司、焼き鳥、揚げ物等色々あったので、
呑みはじめてすぐに腰を据えて呑むぜ感があった。
ポテサラ、唐揚げ、造り盛り合わせ、ハモ皮、
ニラ玉、キュウリ巻、山芋塩等をオーダー。
生中、チューハイときて、池島さんが日本酒を
やりだしたので、あわててついていった。
このところ、日本酒を呑まないようにして
いたのだが、このお店で呑まないわけには
いかないと解禁。久々に呑むと日本人魂に
ガツンと来てめちゃくちゃ美味しかった。
オレ日本人だわ。合うわぁと唸った。
白鶴の小瓶1合を3回おかわりしたら久々に
グテングテン感がやってきて、2人に心配
されてしまった。
あとチューハイレモンは中身&氷と瓶ソーダが
別れて出て来るシステムで楽しかった。
勿論、最初にソーダを半分だけ使って割って
呑み切り、中身だけおかわりして、残り半分の
ソーダを入れて楽しんだ。ソーダの瓶には
可愛らしい字でマスコットと書かれていて
持ち帰りたかったが我慢した。
途中で幽霊部長の金沢モリチュウ師匠のハナシに
なったので、部長に呑んでいる目の前の2人の
写真を送ると、部長も丁度金沢で呑んでいた。
エビ味噌&日本酒が最高とのことだった。
金沢のそれはもう最強だろうなぁ。
金沢と神戸と離れていたが時を同じくして
部長も部員もご機嫌で妙な一体感があって
楽しかった。
田中さんは1時間ほど遅れて丸萬に
合流したので、2軒目は彼女の希望で商店街
にある燕楽へ。
麻婆豆腐、天津麺、空芯菜の炒めもの等を
食べた。やっぱりめちゃ美味だった。
前々回は一杯で入れず、前回はギリギリ入店
出来たって感じだったが今回はとても空いていた。
丸萬も空いていたので、神戸は月曜が空いてて
良い日なのかもしれない。
10時過ぎの新鉄で三田に帰った。寝ないように
頑張っていたが、気付いたら三田駅まで爆睡。
車掌さんに起こしてもらわなければ、折り返す電車
なので、また新開地に戻っていただろう。危ね。
11時頃の三田はまだタクシーも人も多くて
早い時間に帰ってきたな感があった。
乗ったタクシーがプリウスのワゴンで静かな
乗り心地にまた寝てしまいそうになったが
なんとか堪えた。部屋に戻ると真ん中に
奥さん、左にヨウちゃん、右にマノちゃんの
いつもの形で愛しいやつらが寝ていた。
すんませんねぇと寝ている奥さんに静かに声を
かけ、そして冷凍庫からモウのバニラを取り
出し食べて寝た。
September 09, 2017

Saturday

bs12962.jpg

朝、店でちょっとした用事をして家に戻ったら
ポッチが外に出ていた。基本的には出さない
ようにはしているが、最近隙をついてよく外に
出ている。いつもは近づくと捕まえられる
と思って逃げるのだが、今日は雑草が気になる
ようで近づいても逃げなかった。
雑草を食べて毛玉でも吐くのかなと思い
しばらく観察していたが、何らアクション
を起こすことも無かった。写真を撮影していたら
途中で走って逃げた。外で見る彼は野生感が
あるというか。目つきが鋭くて良いねぇ。
彼は今月で生まれて1年。人間に変換すると
17歳だそう。多感な年頃や。
ライドオンややこしやのマノちゃんなのだが、
先週の日曜日の夕方に奥さんからとてもとても
強い指導が入った。
すると翌日月曜日から彼女の雰囲気が一変に
変わった。ふてぶてしい悪い感じの空気が
全く無くなり、明らかに柔らかな優しい空気
が漂うようになった。
その日の閉店後、彼女は奥さんと一緒に僕を
迎えにやってきた。2人からはとても仲良し
の空気感が出ていた。
奥さんが僕に「マノちゃん優しくなったよ」と
言ったら、そのすぐ後に彼女の口から
「まのちゃん、こころの悪いお口捨てた」
と言った。なんて素敵で可愛らしい言葉やねんと
椅子から転げ落ちそうになったのだが、踏ん張って
そのまま頭を撫でて抱きしめてあげた。
それから数日経ったが、前の悪マノちゃんが出て
来る事は無くなった。悪いモノが取り憑いていたん
じゃないかと思う位。あのままいったら、言葉が
悪いが偉そうで最低のクソオンナになっていたか
もしれない。可愛い可愛い言い過ぎたのだろうか
と正直悩んだ。まぁ、とりあえずヨシ。
女子は男子よりふ・く・ざ・つ。
下の写真は先日、文具メーカーさんから
営業頂いたもの。数量限定でうちもそんなに
数は入ってこないですというので、すぐに
オーダーをかけた。可愛らしいトート。
小学生のレッスンバッグにおすすめ。
A3サイズのスケッチブックもすっぽり
入って、マチも10センチ有り。
・マルマン 図案エコバッグ ¥1380+TAX
bs12963.jpg

September 09, 2017

Saturday

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朝、店でちょっとした用事をして家に戻ったら
ポッチが外に出ていた。基本的には出さない
ようにはしているが、最近隙をついてよく外に
出ている。いつもは近づくと捕まえられる
と思って逃げるのだが、今日は雑草が気になる
ようで近づいても逃げなかった。
雑草を食べて毛玉でも吐くのかなと思い
しばらく観察していたが、何らアクション
を起こすことも無かった。写真を撮影していたら
途中で走って逃げた。外で見る彼は野生感が
あるというか。目つきが鋭くて良いねぇ。
彼は今月で生まれて1年。人間に変換すると
17歳だそう。多感な年頃や。
ライドオンややこしやのマノちゃんなのだが、
先週の日曜日の夕方に奥さんからとてもとても
強い指導が入った。
すると翌日月曜日から彼女の雰囲気が一変に
変わった。ふてぶてしい悪い感じの空気が
全く無くなり、明らかに柔らかな優しい空気
が漂うようになった。
その日の閉店後、彼女は奥さんと一緒に僕を
迎えにやってきた。2人からはとても仲良し
の空気感が出ていた。
奥さんが僕に「マノちゃん優しくなったよ」と
言ったら、そのすぐ後に彼女の口から
「まのちゃん、こころの悪いお口捨てた」
と言った。なんて素敵で可愛らしい言葉やねんと
椅子から転げ落ちそうになったのだが、踏ん張って
そのまま頭を撫でて抱きしめてあげた。
それから数日経ったが、前の悪マノちゃんが出て
来る事は無くなった。悪いモノが取り憑いていたん
じゃないかと思う位。あのままいったら、言葉が
悪いが偉そうで最低のクソオンナになっていたか
もしれない。可愛い可愛い言い過ぎたのだろうか
と正直悩んだ。まぁ、とりあえずヨシ。
女子は男子よりふ・く・ざ・つ。
下の写真は先日、文具メーカーさんから
営業頂いたもの。数量限定でうちもそんなに
数は入ってこないですというので、すぐに
オーダーをかけた。可愛らしいトート。
小学生のレッスンバッグにおすすめ。
A3サイズのスケッチブックもすっぽり
入って、マチも10センチ有り。
・マルマン 図案エコバッグ ¥1380+TAX
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September 08, 2017

かね将

bs12958.jpg

bs12959.jpg
年2回の東京出張。
どうしようかと迷っていたらベンリ師匠
から、どうする?連絡があって、えーい行くぞ
と決めた。アパレルの単体、合同、雑貨の単体、
合同、お洒落系合同展示会等も重なって9月の
頭は全国から沢山のバイヤー達が押し寄せている。
物って偉大だ。物に食べさせてもらっている自分
なのでやっぱり脚を運ばないといけないなと
フンドシをしめ直したが、いつもより1時間遅い
新幹線にして、いつものように新大阪の蕎麦屋で
卵焼き定食を食べて新幹線に乗った。
卵焼き定食を食べていると奥さんからメール。
なんと家にアオダイショウが居たそうで結構な
スネークパニックがあったとのことだった。
サイズは1mを超えていたそうで、しっぽが10cm
ほど切れて無かったそうだ。
アオダイショウが居たあたりは僕が早朝ウロウロ
して荷造りしていた場所でもあったので、もし
出会っていたらヘビが苦手な僕は気絶しただろう。
ヘビはじいちゃんがイヤイヤながら捕獲して
遠いところの田んぼに逃がしたそう。そしてひい
ばあは家の守が出たと喜んでいた。
しかしどこから入ったのだろう。恐らく猫のポッチが
外に出た時に、入ってこれるようにと扉をあけていて、
そこからニョロッと侵入したのだと思う。
そういえばここ数日、ポッチはヘビがいた2Fには
上がってこなかった。おヘビ様の気配を感じていた
のかもしれない。
展示会はいつものように日の出にある合同展示会を
さくっとやっつけて、国際展示場の巨大なやつを攻めた。
日の出の方では前職つながりのMさんが突如声をかけて
きて、あまりにびっくりして、ナイスなリアクションが
取れなかった。出会えて嬉しかったぜ。押忍。
巨大展示会は前回あたりから前半後半に別れたようで、
雑貨メーカーの数が減った感じ。1時間程経っても、
オレなーんもカタログ持ってないぜと唖然とした。
はぁとなって気持ちが全く乗らなかったので、
顔見知りのメーカーさんがあっても遠くからこっそり
チェックした。
ベンリ師匠とは五反田呑みの約束をしていたのだが、
そこに千葉の大多喜町でmitosaya大多喜薬草園蒸留所
をオープンさせるべく奮闘している江口さんも合流する
という情報が師匠から届いた。江口さんにお会いするの
は2年振り位かもしれないぜと嬉しくなって、そこから
頭の中は酒場の風景で一杯になった。
でも逆にスイッチが入った感じで、気持ち入れ直して
真剣に色々見てカタログを集めた。なんとか来た甲斐
があったかな?まで持っていった。
あと先にこっそりチェックをしたメーカーさんのブース
にも戻ってちゃんとご挨拶をした。
松野屋の松野さんのところではお茶を頂きながら
短時間だったが色々とお話をさせて頂いた。
さりげなく先に進むべき道を教えて下さっている。
いつもおっしゃる皆が見ていない物を探さないと
いけない事や開かれた店作りの事等。
今日、タイミングが合えばベンリ師匠と松野さんと
僕で一杯となっていたのだが、松野さんは先約が
あるそうで、残念ながら次回の楽しみとなった。
来春の展示会でぜひ一杯と言ってブースを後にした。
夕方、17時前に五反田のホテルにチェックイン。
師匠のカプセルホテルの近所だった。
江口さんが来るのは18時くらいだったので
シャワーを浴びた後に五反田を散歩。
小雨が降っていたが、お昼ご飯を抜いて歩き
倒した良い疲労感とこの先に楽しい宴が控えてい
たので、とても気分が良かった。出来れば小さな
古本屋があればなぁと調べてみたが、唯一あった
1軒は既に閉まっていた。
駅の高架を抜けたらブックオフの案内看板が
見えたので、大手にして古本欲を鎮めるかと
向かったが道を間違えてしまった。
戻ろうと思った時にぱっかーんと明るく光った
呑み屋さんが目に入った。
今夜ぜひここで呑みたいと思っていた「かね将」だった。
店の場所を調べる前に出会ったので、うっわぁ!
と声が出てしまった。見た瞬間ここは良い酒場だぜぇ
というのが一発で分かった。看板と提灯の赤、店内の
蛍光灯の白い光りと薄茶色の板壁の色、それから何と
いっても楽しそうなお客さん達。良いグルーヴの居酒屋
だというのをびりびり感じてキンタマしびれた。
もう、早く早くとなったのでベンリ師匠に連絡。
師匠は僕の少し後にホテルにチェックインして
フリータイムだったので、そのまま師匠と合流して
かね将で呑みながら江口さんを待つ事にした。
かね将は入口が2つあって、後ろ側から入って
しまったので、調理場が見えなくてちょっと残念
だったが、逆にしっぽりと呑めて良かった。
ベンリ師匠とは見て来た物のハナシ等で
ひとしきり盛り上がり、生中を1杯呑み終える
アタリで江口さんが爽やかに登場。
なんと千葉の大多喜町からバスで1時間半かけて
都内まで脚を運んで下さった。
「大丈夫なんすか?」と聞くと「太い支援者が現れた
と奥さんに言ってきたから大丈夫」と言った。
僕は音速で「お酒を定期購飲しますわ。」と返したら、
江口さんは楽し嬉しそうに「めんどくせぇなぁ」と言った。
2年振りだったがとりあえずツカミがOKだったので、
そこからはいつもの感じで色々なハナシに花が咲いて
とても楽しかった。クラウドファウンディングのこと、
蒸留機のこと、リアルな維持費の事等、興味深い
ハナシがたくさん。遠くから見ているとスムーズに
進んでいるように思うが、色々な事があるのだなと思った。
席はテーブルだったのだが他のお客さんと相席だった。
その一人の人のザルに入った氷を共有しながら
僕はハイボールを呑んだ。レモンハイ等をオ
ーダーすると
中身、割る為の瓶のソーダ、ザルに入った氷が出て来る
ような素敵なシステムなのだ。通常の1.8杯位の量が
有る感じで最高。呑みながら足りなくなった「中身」や
「ソーダ」を追加で注文していく。僕は中身の
ウイスキーを2杯おかわりした。
料理も美味しかった。牛すじとトマトの煮込み、
ハラミの串焼き、ガツ刺し等を食べた。
江口さんの最終バスが9時半だった。まだ少し時間が
あったので立ち飲みやさんにハシゴ酒。
1杯だけ呑むとバスの時間になった。ベンリ師匠と
江口さんのツーショットを見たのは10年振り位
だったので、最後に2人の姿を撮影した。
アップしている写真以外にも面白い顔をしたものもあるが、
それは僕のアイフォンの中にしまっておこう。
江口さんありがとうございました。
僕は3軒目に行きたかったが師匠がもうお腹一杯
だったので、そこでお開き。ホテルに戻るとせっかく
なのでの呑気が出て来てしまい、独りでホテルの近く
にあるもつやき「ばん」に。あの「ばん」の支店かしら?
瓶ビールとレバカツをサクッとやってホテルに戻った。
デザートは揚げ物。
bs12960.jpg
bs12961.jpg
翌日は10時に恵比寿へ。
TATAMIZEの展示会。八重畑さんにこんにちは。
新作のシャツの説明を聞いているとなんと
ウォールズの森さんが登場。びっくり。
そこからは2人で服の説明を聞いたのだが、
森さんは生地の事だったり、洋服の構造の事等を
八重畑さんと色々やりとりをされていて勉強になった。
プロの洋服屋さんだ。あと、服を見るのがとても楽し
そうだったので、好きを仕事にされている方だなぁ
と感じ入った。
新作のアイテムは、7月に当店に来られた際に僕が
八重畑さんにプレゼントしたある物の作用があった。
なんとなんと。それは完璧にTATAMIZE色になって
いて素敵だった。
当店は4回目の展示会だったのだが、ようやく
TATAMIZEの色がうっすらだが見えてきた感じがした。
パターン、素材の使い方、ディテール等が組み合わさ
って他には無い存在感がある。
あとはなんといっても力の抜き方が素敵だ。
トレンド云々のアパレルメーカーというのでは
なくて、洋服を愛しながら淡々と洋服を作る人
という印象。でも一見クールではあるがすごい熱量
を秘めているのだ。・・・なんて感じたけど、全然
ちがっていたらすんまそん。八重畑さん。
11時に恵比寿を後にして吉祥寺へ。
ギャラリーフェブで開催されている
「mitosaya 大多喜薬草園蒸留所からの/ための
ドローイング」を見に。
江口さんの奥さんである山本祐布子さんが絵を
描いている。ユウコさんの絵は23歳の時に
出会ってからファンだ。切り絵にやられてしまった。
水彩画が欲しくて、もう買ってしまおうかと
思ったのだが、さすがに奥さんにバレたら
ヤバいとなったので、店に電話して相談。
うーーーんと悩んでいたが、また次に機会が
あるわよと奥さんは言った。多分、実物を見て
いたら「買おうよ」と言ったと思う。
電話をしに外に出たついでにとりあえず近くに
あったラーメン屋に入ってつけ麺を食べた。
美味しかったのだが、具材にパンチがなかった。
あとチャーシューメンの大で1500円したの
でビビった。
ギャラリーに戻ると店の方があら?という
素敵な表情をされた後に笑顔でおかえりなさい
と言ってくださり、田舎者はとたんにこの
オシャレなギャラリーが好きになってしまった。
嬉しさを悟られないように、クールに「これ
を頂きます。」と指で鉛筆画のオリーブを指し示した。
それから山本さんの素敵な絵があしらわれた紅茶缶&紅茶
を奥さんのおみやげ用に買ってギャラリーを後にした。
昨夜、江口さんと呑んだんですなんて事が喉まで出たが、
一切言わないクール系のオレでいった。
吉祥寺から東京駅までは直通で楽チンだった。
14時ののぞみでサイナラ東京した。
陽ちゃんマノちゃん、家用のおみやげは
ホームの売店で購入した。
エキナカのあのゾーンは一杯有り過ぎて
選べないからホームで買うのがオレ流。
18時過ぎに店に到着。三田はムシムシして
あつくて鬱陶しかった。涼しくて爽やか
だったらやっぱり三田が良いなぁとなったのに。
1日天気が悪かったそうだが、お客さんが
沢山来られたそうだった。ありがとうございます。
色々と現金仕入もしてきましたので、届き次第
バーンとお店に出します。グングン。
September 08, 2017

かね将

bs12958.jpg

bs12959.jpg
年2回の東京出張。
どうしようかと迷っていたらベンリ師匠
から、どうする?連絡があって、えーい行くぞ
と決めた。アパレルの単体、合同、雑貨の単体、
合同、お洒落系合同展示会等も重なって9月の
頭は全国から沢山のバイヤー達が押し寄せている。
物って偉大だ。物に食べさせてもらっている自分
なのでやっぱり脚を運ばないといけないなと
フンドシをしめ直したが、いつもより1時間遅い
新幹線にして、いつものように新大阪の蕎麦屋で
卵焼き定食を食べて新幹線に乗った。
卵焼き定食を食べていると奥さんからメール。
なんと家にアオダイショウが居たそうで結構な
スネークパニックがあったとのことだった。
サイズは1mを超えていたそうで、しっぽが10cm
ほど切れて無かったそうだ。
アオダイショウが居たあたりは僕が早朝ウロウロ
して荷造りしていた場所でもあったので、もし
出会っていたらヘビが苦手な僕は気絶しただろう。
ヘビはじいちゃんがイヤイヤながら捕獲して
遠いところの田んぼに逃がしたそう。そしてひい
ばあは家の守が出たと喜んでいた。
しかしどこから入ったのだろう。恐らく猫のポッチが
外に出た時に、入ってこれるようにと扉をあけていて、
そこからニョロッと侵入したのだと思う。
そういえばここ数日、ポッチはヘビがいた2Fには
上がってこなかった。おヘビ様の気配を感じていた
のかもしれない。
展示会はいつものように日の出にある合同展示会を
さくっとやっつけて、国際展示場の巨大なやつを攻めた。
日の出の方では前職つながりのMさんが突如声をかけて
きて、あまりにびっくりして、ナイスなリアクションが
取れなかった。出会えて嬉しかったぜ。押忍。
巨大展示会は前回あたりから前半後半に別れたようで、
雑貨メーカーの数が減った感じ。1時間程経っても、
オレなーんもカタログ持ってないぜと唖然とした。
はぁとなって気持ちが全く乗らなかったので、
顔見知りのメーカーさんがあっても遠くからこっそり
チェックした。
ベンリ師匠とは五反田呑みの約束をしていたのだが、
そこに千葉の大多喜町でmitosaya大多喜薬草園蒸留所
をオープンさせるべく奮闘している江口さんも合流する
という情報が師匠から届いた。江口さんにお会いするの
は2年振り位かもしれないぜと嬉しくなって、そこから
頭の中は酒場の風景で一杯になった。
でも逆にスイッチが入った感じで、気持ち入れ直して
真剣に色々見てカタログを集めた。なんとか来た甲斐
があったかな?まで持っていった。
あと先にこっそりチェックをしたメーカーさんのブース
にも戻ってちゃんとご挨拶をした。
松野屋の松野さんのところではお茶を頂きながら
短時間だったが色々とお話をさせて頂いた。
さりげなく先に進むべき道を教えて下さっている。
いつもおっしゃる皆が見ていない物を探さないと
いけない事や開かれた店作りの事等。
今日、タイミングが合えばベンリ師匠と松野さんと
僕で一杯となっていたのだが、松野さんは先約が
あるそうで、残念ながら次回の楽しみとなった。
来春の展示会でぜひ一杯と言ってブースを後にした。
夕方、17時前に五反田のホテルにチェックイン。
師匠のカプセルホテルの近所だった。
江口さんが来るのは18時くらいだったので
シャワーを浴びた後に五反田を散歩。
小雨が降っていたが、お昼ご飯を抜いて歩き
倒した良い疲労感とこの先に楽しい宴が控えてい
たので、とても気分が良かった。出来れば小さな
古本屋があればなぁと調べてみたが、唯一あった
1軒は既に閉まっていた。
駅の高架を抜けたらブックオフの案内看板が
見えたので、大手にして古本欲を鎮めるかと
向かったが道を間違えてしまった。
戻ろうと思った時にぱっかーんと明るく光った
呑み屋さんが目に入った。
今夜ぜひここで呑みたいと思っていた「かね将」だった。
店の場所を調べる前に出会ったので、うっわぁ!
と声が出てしまった。見た瞬間ここは良い酒場だぜぇ
というのが一発で分かった。看板と提灯の赤、店内の
蛍光灯の白い光りと薄茶色の板壁の色、それから何と
いっても楽しそうなお客さん達。良いグルーヴの居酒屋
だというのをびりびり感じてキンタマしびれた。
もう、早く早くとなったのでベンリ師匠に連絡。
師匠は僕の少し後にホテルにチェックインして
フリータイムだったので、そのまま師匠と合流して
かね将で呑みながら江口さんを待つ事にした。
かね将は入口が2つあって、後ろ側から入って
しまったので、調理場が見えなくてちょっと残念
だったが、逆にしっぽりと呑めて良かった。
ベンリ師匠とは見て来た物のハナシ等で
ひとしきり盛り上がり、生中を1杯呑み終える
アタリで江口さんが爽やかに登場。
なんと千葉の大多喜町からバスで1時間半かけて
都内まで脚を運んで下さった。
「大丈夫なんすか?」と聞くと「太い支援者が現れた
と奥さんに言ってきたから大丈夫」と言った。
僕は音速で「お酒を定期購飲しますわ。」と返したら、
江口さんは楽し嬉しそうに「めんどくせぇなぁ」と言った。
2年振りだったがとりあえずツカミがOKだったので、
そこからはいつもの感じで色々なハナシに花が咲いて
とても楽しかった。クラウドファウンディングのこと、
蒸留機のこと、リアルな維持費の事等、興味深い
ハナシがたくさん。遠くから見ているとスムーズに
進んでいるように思うが、色々な事があるのだなと思った。
席はテーブルだったのだが他のお客さんと相席だった。
その一人の人のザルに入った氷を共有しながら
僕はハイボールを呑んだ。レモンハイ等をオ
ーダーすると
中身、割る為の瓶のソーダ、ザルに入った氷が出て来る
ような素敵なシステムなのだ。通常の1.8杯位の量が
有る感じで最高。呑みながら足りなくなった「中身」や
「ソーダ」を追加で注文していく。僕は中身の
ウイスキーを2杯おかわりした。
料理も美味しかった。牛すじとトマトの煮込み、
ハラミの串焼き、ガツ刺し等を食べた。
江口さんの最終バスが9時半だった。まだ少し時間が
あったので立ち飲みやさんにハシゴ酒。
1杯だけ呑むとバスの時間になった。ベンリ師匠と
江口さんのツーショットを見たのは10年振り位
だったので、最後に2人の姿を撮影した。
アップしている写真以外にも面白い顔をしたものもあるが、
それは僕のアイフォンの中にしまっておこう。
江口さんありがとうございました。
僕は3軒目に行きたかったが師匠がもうお腹一杯
だったので、そこでお開き。ホテルに戻るとせっかく
なのでの呑気が出て来てしまい、独りでホテルの近く
にあるもつやき「ばん」に。あの「ばん」の支店かしら?
瓶ビールとレバカツをサクッとやってホテルに戻った。
デザートは揚げ物。
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翌日は10時に恵比寿へ。
TATAMIZEの展示会。八重畑さんにこんにちは。
新作のシャツの説明を聞いているとなんと
ウォールズの森さんが登場。びっくり。
そこからは2人で服の説明を聞いたのだが、
森さんは生地の事だったり、洋服の構造の事等を
八重畑さんと色々やりとりをされていて勉強になった。
プロの洋服屋さんだ。あと、服を見るのがとても楽し
そうだったので、好きを仕事にされている方だなぁ
と感じ入った。
新作のアイテムは、7月に当店に来られた際に僕が
八重畑さんにプレゼントしたある物の作用があった。
なんとなんと。それは完璧にTATAMIZE色になって
いて素敵だった。
当店は4回目の展示会だったのだが、ようやく
TATAMIZEの色がうっすらだが見えてきた感じがした。
パターン、素材の使い方、ディテール等が組み合わさ
って他には無い存在感がある。
あとはなんといっても力の抜き方が素敵だ。
トレンド云々のアパレルメーカーというのでは
なくて、洋服を愛しながら淡々と洋服を作る人
という印象。でも一見クールではあるがすごい熱量
を秘めているのだ。・・・なんて感じたけど、全然
ちがっていたらすんまそん。八重畑さん。
11時に恵比寿を後にして吉祥寺へ。
ギャラリーフェブで開催されている
「mitosaya 大多喜薬草園蒸留所からの/ための
ドローイング」を見に。
江口さんの奥さんである山本祐布子さんが絵を
描いている。ユウコさんの絵は23歳の時に
出会ってからファンだ。切り絵にやられてしまった。
水彩画が欲しくて、もう買ってしまおうかと
思ったのだが、さすがに奥さんにバレたら
ヤバいとなったので、店に電話して相談。
うーーーんと悩んでいたが、また次に機会が
あるわよと奥さんは言った。多分、実物を見て
いたら「買おうよ」と言ったと思う。
電話をしに外に出たついでにとりあえず近くに
あったラーメン屋に入ってつけ麺を食べた。
美味しかったのだが、具材にパンチがなかった。
あとチャーシューメンの大で1500円したの
でビビった。
ギャラリーに戻ると店の方があら?という
素敵な表情をされた後に笑顔でおかえりなさい
と言ってくださり、田舎者はとたんにこの
オシャレなギャラリーが好きになってしまった。
嬉しさを悟られないように、クールに「これ
を頂きます。」と指で鉛筆画のオリーブを指し示した。
それから山本さんの素敵な絵があしらわれた紅茶缶&紅茶
を奥さんのおみやげ用に買ってギャラリーを後にした。
昨夜、江口さんと呑んだんですなんて事が喉まで出たが、
一切言わないクール系のオレでいった。
吉祥寺から東京駅までは直通で楽チンだった。
14時ののぞみでサイナラ東京した。
陽ちゃんマノちゃん、家用のおみやげは
ホームの売店で購入した。
エキナカのあのゾーンは一杯有り過ぎて
選べないからホームで買うのがオレ流。
18時過ぎに店に到着。三田はムシムシして
あつくて鬱陶しかった。涼しくて爽やか
だったらやっぱり三田が良いなぁとなったのに。
1日天気が悪かったそうだが、お客さんが
沢山来られたそうだった。ありがとうございます。
色々と現金仕入もしてきましたので、届き次第
バーンとお店に出します。グングン。
September 05, 2017

walter becker

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ウォルター・ベッカーが亡くなったそう。

少し前にヨウスケ先輩からベッカーがやっぱり凄いん
やで説を聞いて、なるほどと思った所だった。
これは何かのシラセだったのかもしれない。
ベッカーが在籍したバンド、スティーリー・ダン
とは高校生の頃から向き合ってはいるが、聞いて
いると気持ちが苦しくなってやーめたとなる時がある。
まだまだ真正面からは向かい合ってリスニングができ
ていない。結構音数は聴いているとは思うが、スティーリー・
ダンの音楽はヒマラヤ山脈のように大きいので自分には
まだまだ征服することができない。
スティーリー・ダンの事は中学生の頃に父親から教えて
もらった。僕が生まれた77年の12月9日にレコード屋
でその年の秋にリリースされたアルバム「エイジャ」を購入し、
そして病院に行き僕の顔を見たと言っていた。
エイジャからの初ムスコってやつだ。
ちなみに12月9日は女性バンド・ピンクサファイアの
ベーシストMIKI ISHIDAと誕生日が一緒。どうだ。
マニアックで切ないだろう。P.S. I LOVE YOUだ。
ハナシがそれてしまったが、父親にそんな事を言われると
スティーリー・ダンの事が気になって仕方がなかったが、
結局最初に買って聴いたのはベッカーの相方ドナルド・
フェイゲンの初ソロアルバム、ナイトフライ(82年)だった。
これは三田駅前にあった楽器店ヒラセに置いてあったので
買う事が出来た。残念ながらスティーリー・ダンは置いてなかった。
当時は高校1年位でどちらかというとマーカス・ミラーが
ベースで参加しているというのが購入動機としては
大きかったと思う。雑誌ADLIB定期購読のフュージョン
小僧だったからこれは仕方が無い。ナイトフライは大人っぽ
くてソウルを感じとても良かった。カセットテープに録音して
ウォークマンで楽しんだり、あと親の車でよく聞いていた。
スティーリー・ダンのアルバムは高校2年生だった94年に
ボックスセットが出るのを知り、そこで一気に聴いてやろう
と小遣いを前借りして手に入れた。
注文は当時父親が勤務していた小学校に出入りしていた
楽器屋さんにお願いした。この楽器屋さんからは結構
色々買わせてもらっていて、同じ94年にはアルジャロウ
のテンダネスというミュージックビデオも買った。
これも購入動機はマーカス・ミラーがメインだったが、
ジョー・サンプルやスティーブ・ガッド等の動く姿を
どうしても映像で見たかったからだった。変態高校生。
それでスティーリー・ダンのボックスセットを買った
高校生の自分はよっしゃ聞くでと1枚目から聴きはじ
めたが結構古くさいと感じてしまい、もひとつ調子が
出なかった。せっかく買ったのだからと頑張ってみたが
結局、エイジャとペグの2曲だけをアホみたいに聴いた
だけだった。大学生、20代後半、30代真ん中、
今の40手前と時代時代でSTEELYな波が来ては
ボックスセットを引っ張り出し、彼らの音楽と向かい
合っているつもりなのだが、先に書いたようにやっぱ
やーめたとなる事が多い。
ウォルター・ベッカーには申し訳ないが、僕が
スティーリー・ダンの本当の魅力に気付くのはまだ
まだ先だろう。
とりあえず今夜はCDをひっぱりだして、スティーリー・ダン
におけるベッカー効果に想いを馳せながらリスニング
してみよう。高校生から今まで聴く事に挑戦している音楽って
他には無いかもしれない。難解で素敵な音楽。
ベッカーさん、安らかに。押忍。
September 05, 2017

walter becker

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ウォルター・ベッカーが亡くなったそう。

少し前にヨウスケ先輩からベッカーがやっぱり凄いん
やで説を聞いて、なるほどと思った所だった。
これは何かのシラセだったのかもしれない。
ベッカーが在籍したバンド、スティーリー・ダン
とは高校生の頃から向き合ってはいるが、聞いて
いると気持ちが苦しくなってやーめたとなる時がある。
まだまだ真正面からは向かい合ってリスニングができ
ていない。結構音数は聴いているとは思うが、スティーリー・
ダンの音楽はヒマラヤ山脈のように大きいので自分には
まだまだ征服することができない。
スティーリー・ダンの事は中学生の頃に父親から教えて
もらった。僕が生まれた77年の12月9日にレコード屋
でその年の秋にリリースされたアルバム「エイジャ」を購入し、
そして病院に行き僕の顔を見たと言っていた。
エイジャからの初ムスコってやつだ。
ちなみに12月9日は女性バンド・ピンクサファイアの
ベーシストMIKI ISHIDAと誕生日が一緒。どうだ。
マニアックで切ないだろう。P.S. I LOVE YOUだ。
ハナシがそれてしまったが、父親にそんな事を言われると
スティーリー・ダンの事が気になって仕方がなかったが、
結局最初に買って聴いたのはベッカーの相方ドナルド・
フェイゲンの初ソロアルバム、ナイトフライ(82年)だった。
これは三田駅前にあった楽器店ヒラセに置いてあったので
買う事が出来た。残念ながらスティーリー・ダンは置いてなかった。
当時は高校1年位でどちらかというとマーカス・ミラーが
ベースで参加しているというのが購入動機としては
大きかったと思う。雑誌ADLIB定期購読のフュージョン
小僧だったからこれは仕方が無い。ナイトフライは大人っぽ
くてソウルを感じとても良かった。カセットテープに録音して
ウォークマンで楽しんだり、あと親の車でよく聞いていた。
スティーリー・ダンのアルバムは高校2年生だった94年に
ボックスセットが出るのを知り、そこで一気に聴いてやろう
と小遣いを前借りして手に入れた。
注文は当時父親が勤務していた小学校に出入りしていた
楽器屋さんにお願いした。この楽器屋さんからは結構
色々買わせてもらっていて、同じ94年にはアルジャロウ
のテンダネスというミュージックビデオも買った。
これも購入動機はマーカス・ミラーがメインだったが、
ジョー・サンプルやスティーブ・ガッド等の動く姿を
どうしても映像で見たかったからだった。変態高校生。
それでスティーリー・ダンのボックスセットを買った
高校生の自分はよっしゃ聞くでと1枚目から聴きはじ
めたが結構古くさいと感じてしまい、もひとつ調子が
出なかった。せっかく買ったのだからと頑張ってみたが
結局、エイジャとペグの2曲だけをアホみたいに聴いた
だけだった。大学生、20代後半、30代真ん中、
今の40手前と時代時代でSTEELYな波が来ては
ボックスセットを引っ張り出し、彼らの音楽と向かい
合っているつもりなのだが、先に書いたようにやっぱ
やーめたとなる事が多い。
ウォルター・ベッカーには申し訳ないが、僕が
スティーリー・ダンの本当の魅力に気付くのはまだ
まだ先だろう。
とりあえず今夜はCDをひっぱりだして、スティーリー・ダン
におけるベッカー効果に想いを馳せながらリスニング
してみよう。高校生から今まで聴く事に挑戦している音楽って
他には無いかもしれない。難解で素敵な音楽。
ベッカーさん、安らかに。押忍。