Barnshelf バーンシェルフ

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July 16, 2025

クロキ工場見学

疲れもお酒も残らず。5時頃起床。7時頃に近所のスポーツ公園をNさんとあさんぽをした。市内の人が車でやってきて歩いている様子。思ったよりも多くの方が歩いていた。真ん中の下あたりにある東屋には野良猫が居たのだが、名前がつけられていて可愛がられていたな。ホテルで朝食を食べていたらKEYの若頭ヨウヘイくんから連絡があった。なんと昨夜あじ仙に居たそうだった。ストーリーを見てびっくりしたとのことだった。時間は重なってたのだろうか。しかしびっくり。今日時間があったらコーヒーでもしばきましょうとなったのだが、結果的には残念ながら一杯できなかったな。
ホテルから数分の所にあるクロキの事務所でIさんと合流。工場を案内頂いた。染色工場からスタート。海外から輸入した糸をロープ状に束ねて染色、ノリ付して次の織布工場へバトンタッチという流れ。文章だと短いが、これがもう規模が凄いというか。迫力があって面白かった。染色工場では糸が染まっていく行程はおおおとなった。白が黄緑になってそれから紺色になっていく。糸の種類や作るものによって変えているそうなのだが、今回は12回染色の糸だった。ちなみに当店の生地は薄い色を10回染色して出来た生地だった。さらにはヴィンテージ生地の復刻と判明した。これは早く聞きたかったのだけれども。11年たって知るのもオツでしょう。色落ちの見本がやっぱり良かったんだもんな。決めた時は。染色工場は90分程。Iさんや職人さんからはここも見てくださいと色々見せて頂いた。大きな機械と人間。白黒で撮影したらちょっとLa france travaille気分。フランスの30年代のワーカーたちの白黒名作写真集。しかしあっという間だったな。

敷布工場へ。染色工場から車で山の方へ数分。山が近く側はに川も流れていた。工場と川。水を使いますもの。天気が良くてとにかく気持ち良かった。車から降りるとすでに機械の音が聞こえていた。降りてすぐの足元にはバドミントンのシャトルがおちていた。昼休みに興じているのだろうか。想像すると良い風景。そういえばいつだったか東京で電車に乗っていて、昼ぐらいに明らかに昼休憩の人がキャッチボールをしていたのを見た事があったのだがそれも良かった。いざ工場の中に入るとこれまたただただ圧巻。沢山の機械がデニム生地を織っていた。いくつか見ているとNさんがこれこれと指を指した。見て見ると生地の端には海外の有名なブランドの名前がはいっていた。ほんまやー。うちもいれたいぜとなったがロットがえげつないので無理でしょうとなった。Iさんは工場の職人さんから営業職になったので、先ほどの染色工場含め、各部署の職人さんたちと軽やかに会話をされていたのだが、それがとても良い空気感で良かった。初見の僕でも素敵な信頼関係があるのが伝わってきた。

機械のある大きな部屋の中に小部屋があったのだが、そこも案内下さった。織る前の準備の場所というか。職人さんが機械にセッティングする前の細かい作業をされていた。あと0番という一番太い糸の生地を織る機械も見せて頂いた。こんな分厚い生地どないするねんというやつ。記念に落ちていた糸を1本もらった。それにしても機械が沢山稼働していて凄かったな。世界的にクロキのデニムが支持されているのが伝わってきた。
織布工場の後は、最初に集合した事務所に戻ってそこで生地サンプルを沢山見せていただいた。1時間ほど色々と見せてもらって選ぶとデニムはほとんどなくて、昔に一度だけ使用したオニオックス一家が多くなってしまった。オモロいよな好みて。オリーブ色、白、生成り、インディゴ、後染めオリーブなど。後染めオリーブは糸がオーガニックで染色が超ケミカル。相反するものを掛け合わせてみたかったとIさんは楽しそうにおっしゃっていた。生地にしてから染めているのでオニオックスも柔らかかったな。オニのオリーブ、インディゴで当店のベイカーパンツを再生産したいぜ。とてもハードでオニってるから加工いれよう思います。事務所には0番糸の生地で出来たデニム生地のパンツが立っていた。縫える工場が無いだろうと思っていたそうだが、カナダの工場が縫ったそう。すごいな。

昼ご飯はIさんから3つほど候補が出た中で選んだニューサムクック。懐かしい良い感じの喫茶店。Iさんの従姉妹の方が営んでいるそう。軽やかに店内に入られて楽しそうに着席。僕らもその流れに乗せていただいた。ランチはハンンバーグやカツカレーなどあって悩んだのだが、ポークソテーにした。ご飯はもちろん大盛り。とても美味しかった。ご飯は島根のお米だった。山陰好きには嬉しい。
店主の方は雑貨好きで以前にIさんから当店の事を聞いていたそう。昨年末に行こうとしたそうだったのだが、冬休みで閉まっていたそうだった。すみません。当店が田舎で営んでいることをえらく凄いようにおっしゃっていたが、ここと変わりませんでぇとツッコミをいれておいた。リニューアルもしたいようなことを言っていて、どうしたらいいですかなと急に聞かれて困ってしまった。山小屋風が良い感じなのでそのままでテーブルと椅子やら変えただけでもなんか雰囲気変わりそうだったのでそんな感じてこたえた。後半は僕ら以外のお客様はいなくなったので親戚の寄り合いにきているようなほっこりした時間で居心地が良かった。あと今日喫茶を手伝っている方は駅の物産展のショップの店長もされていて、そこで販売している手作りのデニムの団扇を見せてもらったがとても良かった。欲しくなってしまったな。ニューサムクックではコーヒー豆をおみやげで買った。Iさんとはここでお別れだ。兄貴的な格好良さがある方だったなぁ。大変お世話になりありがとうございました。
そして僕らは縫製工場高木ソーイングのある倉敷児島へ向かった。車内BGMは山下達郎のCOZYにした。近年もので結構好きなんすよ。