・June 18, 2012『The Exhibition of Ben Shahn』
ベン・シャーン展 展覧会図録
デザイン・原弘 1970年
1970年8月2日から31日まで、大阪市立美術館で行われたベン・シャーンの展覧会図録。
一番最初に手に入れた作品集。ベン・シャーンの本は高額なものが多く、5000円以上はするので、それまでは手がだせなかったのだが、これはとても安く手に入れる事が出来た。当時日本では死後最初の大きな展覧会ということで、内容も申し分ないのだが、これにはとても素敵なオマケがついていた。
展覧会当時のチラシ、入場券、ポストカードなど、当時の貴重な資料がはさみこまれていた。押し花やレシートなんかはよくはさまっていることが多いのだが、こんなに嬉しい色々がついてきたのは初めてだった。よく見ると、ポストカードの裏と本のいくつかのページには、糊で貼りつけられた跡があり、前の所有者が自分だけの展覧会図録にアレンジしていたのが見てとれた。残念ながら僕が手にした時には誰かの手によってバラバラにされていたのだが。
「縁」や「出会い」というフレーズが本にはとても良く似合う。この本が僕の所までやってきた道のりは、どのようなものだったのだろう。
ベン・シャーン好きの先輩からのプレゼントを眺める度にそう思う。

デザイン・原弘 1970年
1970年8月2日から31日まで、大阪市立美術館で行われたベン・シャーンの展覧会図録。
一番最初に手に入れた作品集。ベン・シャーンの本は高額なものが多く、5000円以上はするので、それまでは手がだせなかったのだが、これはとても安く手に入れる事が出来た。当時日本では死後最初の大きな展覧会ということで、内容も申し分ないのだが、これにはとても素敵なオマケがついていた。
展覧会当時のチラシ、入場券、ポストカードなど、当時の貴重な資料がはさみこまれていた。押し花やレシートなんかはよくはさまっていることが多いのだが、こんなに嬉しい色々がついてきたのは初めてだった。よく見ると、ポストカードの裏と本のいくつかのページには、糊で貼りつけられた跡があり、前の所有者が自分だけの展覧会図録にアレンジしていたのが見てとれた。残念ながら僕が手にした時には誰かの手によってバラバラにされていたのだが。
「縁」や「出会い」というフレーズが本にはとても良く似合う。この本が僕の所までやってきた道のりは、どのようなものだったのだろう。
ベン・シャーン好きの先輩からのプレゼントを眺める度にそう思う。