・September 7, 2018TOKYO

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前夜は台風で東海道新幹線が運行停止していたので、
東京出張は無しにして、ダコタでハンバーガーでも
食べようと思って寝たのだが、朝起きて一応運行状況
をチェックしてみると新幹線が動いていた。宝塚線も
普通に動いていた。ああ、どうしよう。気持ちが東京
に全く向かない。寝ぼけた頭で暫く思案した後、やはり
行くしかないよねとすぐに宿の予約だけして、とりあえず
家を出発した。快晴オブ快晴。太陽の光りが眩しかった。
駅まで30分程歩くと、はき慣れたはずのスニーカーで
靴擦れになってしまった。ど頭からトラブルやないか。
すぐにリュックにあるビルケンのサンダルにはきかえた。
電車は上下ともに遅延が出ていたが、これは遅れたなりに
歯車が合って普通に動くパターンやろうと思って電車に
乗ったが、快速が普通に変更されていたり、信号待ちが
多くて、一筋縄では行かず。大阪駅まで通常の倍の2時間程
かかってしまった。

大阪駅のホームで京都行きの電車に乗り換えようと
したら、これまた遅れていて、暫く待ってみたが
状況がもうひとつよく分からなかったので、地下鉄の
御堂筋線で新大阪を目指した。地下鉄は普通に動いていた。
ヨシ!オレ、ナイス判断!と鼻の穴が膨らんだ。
淀川の橋を渡る時に道路を見ると、道路標識がありえ
ない方向に傾いたまま固まっていて、びっくり。
台風の風の強さをまざまざと見せつけられた。
新大阪に着くと、地下のみどりの窓口では100人程の
行列ができていた。続く1階の中央口の窓口にも大行列。
オオマイガッ。これはもうトンボ帰りかと思ったが、
いつも食べる蕎麦屋の斜め前にある窓口が奇跡的に
空いていたので並んでみることにした。行列の先頭付近
にはアメリカ人の若者4人が並んでいて、うちひとりは
ゲームで見つけたらテンションが上がるレベル3のバック
パックを担いでいたので、わ!ほんまもんやとテンション
が上がってしまった。新幹線は予想通り混雑していた。
1時間以内に乗れる分は全て3列シートの真ん中しか
空いておらず、そこに座ったらば恐らく激しく後悔すると
思ったので、窓際が座れる2時間後の新幹線を予約した。
時間がものすごく出来たので、いつもの蕎麦屋で超絶
ゆっくりと蕎麦を食べた。だし巻きたまごも食べたのだが、
通常版のものでしっかりしていた。朝定食で出るだし巻き
の方がダシの分量が多く、柔らかくてそっちが良かったなぁ。

蕎麦が好きなノリタケ君に新大阪で蕎麦食べてますと
写真を送ってみたら、今日14時頃に池袋で開催している
展示会ストッキストに行きますと返ってきた。ほな僕も
そっちに行きますさかいにお茶でもしばきましょうとなった。
東京駅に着き、山手線で池袋を目指していたら、展示会
終了して帰りますとノリタケ君から連絡があった。
結構早いやないかい。駅の外で彼と合流した。黒いサングラス
をかけていたので礼儀として一回それをいじったら、
むこうも大きなリュック姿の僕をいじりかえしてきたので
面白かった。合流地点の目の前にあったカフェに入るとすぐに
「おごりますわ」とノリタケ君が言ったので、「ありがとう
ございます。こんなに奢られて気持ち良い人いませんわ。」
と心からの声で返した。スターイラストレーターだもんね。
仕事の事とか、洋服や音楽の事等あれこれ30分ほど彼と会話をした。
「時間があったらレンタカー借りて案内するのに。コマエさん
が車を運転して」と言ったので、東京で運転したくないですわ
と正直に答えた。そのうちノリタケリムジンが迎えに来る時
が来るかもしれない。そんな趣味やないか。

駅でノリタケ君と握手して別れて、展示会場に向かった。
途中でなんとキルシッカプーの辰巳さんとばったり。
いや、この展示会に来ているというのは知っていたが、この
タイミングで出会うとはなぁ。ストッキストは良い物が
沢山並んでいるが、すでに選ばれた物ばかりなので、もう
ひとつ見つける喜びや楽しみが薄い。なので、もういいや
とこの後辰巳さんが予定していた展示会に同行することにした。
僕もいつも行っている日ノ出の展示会だ。
駅に着いて階段を降りようとすると辰巳さんが僕を呼び止めた。
なんと辰巳さんの向こうに前職の同僚であるN君がいるではないか。
びっくり。同じ業種なのでこの時期は同じ動きをするが、
出会う事はなかなか無いんだよな。

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展示会場の入口では取引先の商品部門のトップのTさんが
いらっしゃって、トラのラグの着こなしが最高でしたと
開口一番におっしゃった。ちょっと恥ずかしかったが、
なんで今日トラのラグを肩からかけて来なかったのかと
後悔した。ブースでは営業担当のNさんが急に来た僕に
驚いていて面白かった。明日行くと伝えていたのだ。
新作では先月、そのNさんに海外から引っ張ってください
と伝えたアメリカの脚が早くも並んでいた。動き早いや
ないかい。お客様からの反応がとても良いと喜んでおられた。
それはなにより&なにより。値段がもうちょい安ければ言う事が
なかったが元値と送料を考えたら納得。オーダーせねば。
会場には前回の当店担当Sさん、前々回の担当Tさんの歴代担当者
もいらっしゃったので、なんだか安心感があった。
最後、いつものようにTさんにドリップして頂いた美味しいコーヒー
を頂いてブースを後にした。
後、会場をぐわーっと回って終了。途中、ある場所で商談して
いたら後ろで「バーンシェルフの・・・・」とごにょごにょ聞こえ
たのでオレも東京で顔指してくるやんかぁと思ったら前職時代の
後輩・T君だった。色んな人に会うなぁ。今回。

19時頃にホテルにチェックイン。
ゲートホテル雷門。ここはちょっとお高いのだが、多分高くて
部屋が稼働していないのか、びっくりするような安いプランが
出ていたので思わず素泊まりで予約してしまった。
慌てて予約したので間違えて喫煙にしていたようだが、ホテル
の方が前回の予約した情報を元に禁煙に、さらに1ランク上の
部屋が空いていたのでとそちらに替えてくださっていた。
このワンランク上の部屋に替えてくれるやつは、なんかのサイト
の口コミで見た事あるやつやんか!ついにオレにも来た!と嬉しく
なってしまった。フロントの方も可愛らしかったし。
なだれ込むように部屋に入り、音速でシャワーを浴びて、
町歩き用の服に着替えて、前回松野屋の松野さんに教えてもらった
地下の焼きそば屋「福ちゃん」に向かった。本当は浅草寺の北に
ある、かまめし「むつみ」をひとりで攻めて、お造り、えびしんじょ、
かまめし等を瓶ビールと日本酒でじっくりしっとりやろうと思って
いたのだが、残念ながら定休日だったのだ。
さて、福ちゃん、地下のお店はどこもガラガラだったが福ちゃん
だけは人が入っていた。カウンターの真ん中に座り、焼きそば、
もろきゅう、ハツの味噌漬け、生中を頼んだ。どれもウンマイ。
気取らず飾らない旨さ。浅草最高と唸った。
2軒目は同じフロアにある前回気になっていたアジア料理屋に
行くも閉まっていた。パクチーを口に放り込みたかったな。
こうなったらデンキブランだ!攻め方は前回教えてもらって
分かっているんだ!と神谷バーに突撃。入ってすぐに空いている席
をチェックしつつ、レジで生中とデンキブラン、ポテサラ、
そしてビーフシチューをオーダーした。チケットをもらい狙っていた
席へダイブ。ホール係の方がやってきたのでチケットを渡した。
隣りも向かいもおじいさんが一人でゆったり呑んでいる。良い風景だ。
生中をチェイサーにしてデンキブランをちびちび。ポテサラが
やってきたのでそれを肴にしてちびちび。ああ旨い。
本丸のビーフシチューは洋食屋さんで食べるような良い苦みが
あるやつだった。ビーフシチューも肴にしてちびちび呑んだ。
気付くと向いの席には可愛い女子2人が座っていた。
東京の女子は小さい顔してるなぁすごいなぁと女子を
眺めながら最後のデンキブランを流し込んで神谷バーを後にした。
最後にすしざんまいにでもと思ったが明日は本気で展示会
周りをしないといけなかったので、セブンイレブンでカフェラテ
を作って、それを持ってホテルに戻った。ホテルに戻ってベッドで
ごろごろしていると写真家のMさんから連絡があった。奥様Iさんは
雑貨のスタイリストなのだが、奥さんが僕に急用があるとのことで、
電話番号を教えて下さいとのことだった。なになにぃ。東京が
オレを休ませないぜ。すぐに奥さんから電話がかかってきた。
以前に当店で見た赤ちゃんの木製ガラガラについてだった。
撮影に使いたいとのことだったのだが、残念ながら当店では
品切れをかましていたところだった。あーん。お役に立てず
すんません。後で商品の情報だけをばっちりお送りした。
その後、なんだか急に家族が恋しくなったので、奥さんに電話した。
マノちゃん、ヨウちゃんとも電話でちょと会話した。
ヨウちゃんには後でゲームするぞと降下時間を伝えた。息子は三田、
パパは浅草で降下するんだ。凄い時代になったもんだ。

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翌朝、珍しく超絶仕事モード。
だって昨日、ほぼ仕事していないんだもん。
巨大展示会が待っているのだよ。本当は浅草から船に乗って
ビッグサイトに向かいたかったのだが、時間が遅かったので
断念した。地下鉄とゆりかもめをのりついで、開場の30分前
に到着。時間があったので、個人的ツボスポットの長いエス
カレーターに乗って降りてを1回かました。ほんとすごいんだぜ。
開場後、色々とブースを回ってカタログを集めていったのだが、
オープン直後はメーカーさんも元気なので、ものすごい攻めて
こられたので、もの凄い疲れてしまった。
松野屋の松野さんにもご挨拶できた。昨夜の浅草、言ってくださいよ!
行ったのにと言われてしまった。松野流を一人で実践したかったんです
と伝えた。あとあるイベントを大阪で開催するので来てくださいと
言われたので、行きますと音速で答えた。最後に次回はベンリ師匠と
松野さんと文化屋雑貨の太郎さんと4人でワイワイやりましょう
という恒例の話をしてブースを後にした。2年ほど温めている集まり。
実現するのかなぁ。軍関係の取引先のYさんにはブログを読んでいます
と言われてしまった。そして当店が選んだ軍モノが欲しくなりますと
軍のほんまもんのプロから嬉しいお言葉も頂いてしまった。
独自ルートでニッチな軍物探さねば。まだ未入荷だそうだが、
格好良いベストがあったので入ったら仕入れたいな。トゥーマッチな
やつだが逆に良いぜというやつ。
結構時間が迫っていたので、巨大展示会場を後にして、近くの小規模
合同展示会場へ向かった。ここにはFくんが出店メーカーのスタッフ
として立っているのだ。最後にひゅーひゅー冷やかしてやろうと
いう算段なり。受付で名刺をわたし、トイレで用を済ませ、手を洗い、
エアタオルでブワーッとやり終わった瞬間に「バーンシェルフさん?」
という声が。居酒屋イベントにも来て下さった京都のUさんだった。
えーーーこのタイミングで!トイレで!まじすか!!と
声が出てしまった。Uさんは福知山でお店をはじめたところ。
昨日から東京入りしているそうだった。
会場をウロウロして無事にF君を発見した。声をかけようとしたら
何と昨日あった前職の東京スタッフN君とまたも遭遇してしまった。
今回は人と会うなぁ。F君は真面目に接客をしていた。
遠目に彼の仕事ぶりを拝見し、隙を見て話しかけて一応名刺交換
もしておいた。バカ話でもしようと思ったが、周りにオトナが
多かったのでやめておいた。

帰り、東京駅で直近で乗れるNOZOMIの窓側は空いているか
聞くと全部うまっていた。40分後の新大阪行きを聞いてみたら
席が空いていた。じゃそれでというと、係の方が「あ、その20分
前の博多行きでしたら3列シートの窓側があいています」との
ことだった。機転を効かせて下さった。善のある意志だ。こんな
忙しそうなのにと嬉しくなって、ではそれに乗りますと伝えた。
我が家のおみやげの定番である缶箱のハッピーターンといもようかん
を買い込み、新幹線に乗り込んだ。座ると、前の席のおじさんが
おもむろにグインと席を倒してきた。わ!こんなに倒してくる?
という初のレベルで。まぁこんなにといってもギリセーフの角度。
でも頭頂部丸見えでっせ。皆、疲れとるからなぁ、仕方ないぜと
頭のてっぺんを草原だと見立ててアイフォンのゲームに集中した。
京都あたりでは真ん中の席を挟んだ隣りのオジさんが、急に
貧乏ゆすりをしはじめた。なかなかの激しさだった。
この人は乗ってきた時に背もたれを一ミリも倒さなかった。
ストイックなスタイルの人やなぁと思った。
新大阪へ到着する7、8分程前にこの人は鞄を持って慌てた
様子でどこかへ行ってしまった。真ん中の座席にはジャケット
が置き去りだった。戻ってくるよね?と思いながらしばらくしても
一向に戻ってこなかった。すると新大阪へ着きますという車内
アナウンスがあった。これはもうアレだな、隣りのオジさんは、
貧乏ゆすり→早く降りなあかんで降車スタンバイしに確実に行って
しもたんやと思った。博多行きだったので、自分も早目に降りる
用意をして降り口のドアの方に行ってみたら、ストイックおじさん
はドアの一番前に立っていて、電話で何やらハナシをしながら
ドアが開くのを待っていた。僕とストイックオジさんの間にはひとり
女性の方が立っていた。これは言わないとあかんよな人としてとか、
このタイミングから降りない事はないよなと色々考えたあと、
後悔したくないぜ!オレの善意の引き出しを開ける時だっ!と
おじさんが電話を終わらせたタイミングで、上着を忘れていませんか?
と伝えたら、クールに「降りないんですぅ〜」と標準語で返ってきた。
そのまま、通路の真ん中のトイレの方へ移動していった。
うっわぁ〜マジかよ!!!そんなことあるんや!なんやねん!
どうしたらいいねんおれ!ドアが開くまでの2、3分だったと思うが、
とても長く感じた。背もたれを倒さないストイックなスタイル、
はげしい貧乏ゆすり、今にも飛び降りたいような雰囲気でドアの
前に立ち電話をしている状況。これは完全にはめられたぜ。
東京出張の最後はとても苦かったな。
もう完全にこわれちまったよオレの善意。NOZOMIにはオレの善意
の欠片が今も転がっているだろう。


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